僕が下ツイートをあげたのが10月11日。
https://twitter.com/uchiyamasunao/status/1447537541905727493僕にしてはそこそこの数のリツートをうけていたところ、10月13日に突然西浦先生から返答が来た。
僕からは何らアプローチしていないので、これにはいささか驚いた。
今後、表にではじめるだろうとの心強い言葉。
これは僕が1年前から訴えていた「日本の感染の波は換気の可否が与える影響が大きい」ことが理解されてきたのかな? と思い下記ツイートをしてみる。
すると返事は「ははは。面白いですね」というもの。どうやらいい展開ではなさそうだ。
西浦氏のコメントは関連がありうる因子を羅列しているだけで、なんの独自性もない。一年半前のワイドショーレベルだ。
たとえば湿度。
新型のみならずコロナウイルスは湿度が低い方が拡散しやすいのは間違いないだろうが、問題なのはその「程度」だ。
世界中の国々で夏にも感染拡大が起きており、インフルエンザほどの季節性は新型コロナにはなさそうだ。
よって換気の有無とくらべ与える影響は小さい、とこの辺は専門家ならとっくに理解しているのかと思ったのだが。。。
ううむ、全然だめだ。
僕がツイートした内容「換気が難しい北海道から感染の波がきている」には同意できても、「換気が難しい季節に感染が拡大しやすい」には同意できないらしい。
GoToトラベルに反対したことからくる認知バイアスもあり、沖縄に関してはどうしても観光客のせいにしたいのかもしれない。
ちなみに僕の立場はGoToトラベルは感染拡大に悪影響を及ぼすにきまっているが、さほど大きくはなさそうだ、というもの。現にGoToトラベル真っ盛りの昨秋はなかなか感染が拡大しなかった。
そもそも「沖縄に行楽で行く時期はいつでしょうか?」というのなら、じゃあ「北海道はいつでしょう?」という話だが、細かいことにこだわってもしょうがないので直球をぶつけてみる。
皆さんにはこの西浦先生のツイートが理解できるだろうか?
意図的にはぐらかしているのか、論理的なコミュニケーションが苦手な方なのかはわからないが、禅問答の様相を呈してきたのでこれにて終了。
だいたい僕がいつ休暇期間の話なんかしたのよ?
正直に言わせてもらえば「木を見て森を見ず」だ。非常に視野が狭い。
「木」を見るお仕事なのは承知しているが、「森」をみる視点がなければ意義あるデータを得るのに回り道が多くなってしまう。
現に今までの僕の予想は概ね当たっているが、西浦先生の予想は中々あたらない。
加えて言えば、西浦先生が唱える「中国が抑え込んだから周辺国はその恩恵を受け、ファクターXがあるようにみえた」にも僕は大反対だ。
https://fire-earlyretire.com/blog-entry-441.html僕が従来から訴えてきた新型コロナの季節性も、
新型コロナウイルスは「夏」と「冬」。すなわち換気が難しい季節に拡大しやすいと考えればわかりやすい。それを踏まえた対策も、
新型コロナの感染拡大をもたらすのは「会食」と「換気不足」。それを踏まえ新しい拡大防止策を提言します。「専門家」たちに耳を傾けてもらえる日がくることは当分はなさそうだ。
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