• FIREしてから大量の本を読んでいる。こんなに本を読むのは、もちろん人生で初めてだ。先日読んだのは永六輔さんの孫、永拓実さんによる“大遺言”(小学館)。リンク永六輔さんが残した言葉をエピソードを交えて紹介している本で、心に染みるフレーズがたくさんある。“P32知識でしゃべらず、知恵でしゃべる。何を説明するかじゃない。何を伝えたいか考える。“いつの時代も知識と知恵とを混合している人は多い。ものを調べるのに書庫... 続きを読む
  • 村上春樹著「雑文集(新潮社)」の中にとびきりおもしろいエッセイがあった。タイトルは、「ノルウェイの木をみて森を見ず」というもの(タイトルもまた、うまいなあ)。リンクビートルズの名曲「ノルウェイの森(原題;NORWEGIAN WOOD)」において、「NORWEGIAN WOOD」は何を意味するのかというのがテーマだ。多くの人は知っていると思うが、村上春樹の同名の長編小説は、ビートルズのこの曲を題材にしている。この曲、聴けば知っ... 続きを読む
  • 親ガチャについて最終回。昨日予告したとおり、今日は収入に寄与する要素について。リンクまず前提として、遺伝の影響は子供の頃は大きく成長と共に小さくなりそうなものだが、実際は逆らしい。図は認知能力について、これまでに研究され発表された様々なふたごのデータをまとめたメタ分析の結果です(Haworth, et al., 2010)。児童期から成人期初期にかけて、遺伝の影響は40%から60%に上昇し、環境は共有環境も非共有環境もそれ... 続きを読む
  • 親ガチャについての続編。リンクまずは図をみてほしい。下の段ではそれぞれの性質への寄与率について、上から非共有環境(緑)、共有環境(赤)、遺伝(青)の比率がまとめられている。以下は引用。いくつかの例外はあるものの、ほぼすべての心理的・行動的特徴に遺伝の影響があり、その大きさは30~50%、ものによってはもっと大きいのもあります。とにかくほぼ普遍的にあるが、だからといって遺伝によってすべてが決まっているの... 続きを読む
  • 親ガチャという言葉がはやっている。ググってみるとこんな解説が。「子どもは親を自ら選ぶことはできない」という意味です。 人生を大きく左右する家庭環境や境遇などは運任せだということを指します。人によって定義は違うようだが、受け継いだ遺伝子より家庭環境に重点をおいた論説が多いように見受けられる。心地よい話ではないが、確かに真実。そして遺伝や家庭環境がその人の才能や人格に与える影響力の度合いは、ある程度わ... 続きを読む
  • 前回までに書いたように橘氏の著作は、幸福の「資本」論も含めなかなか一筋縄ではいかない。リンク「おもしろいなあ」と「ちょっと待てよ」をくり返しながら読み進めるうちに(疑問を感じながらもどんどん読めてしまうのは、筆力の見事さというしかない)、ついに本書のクライマックス。金融資産、人的資本、社会資本を一体としてとらえる「幸福の統一理論」を以下のように結論づけている。① 金融資産は分散投資する② 人的資本は好... 続きを読む
  • 前回、橘氏の本には弁解の余地も多々あるとはいえ、ふたつの大きな欠点があると書いた。ひとつは自著からの引用が多い、すなわち同じことを繰り返し書く癖があるというもの。この幸福の「資本」論も、半分くらいは以前に書いたものからの引用や焼き直しになっている。僕自身は過去の本を何冊ももっているので、これだ重複が多いとさすがに買おうという気にならない。図書館で借りて、新しい部分に目を通すことができれば十分だ。ふ... 続きを読む
  • 今日から数回は橘玲著、幸福の「資本」論について。まず僕の橘氏に対するスタンスはというと、「非常に気になる作家」という感じになる。一番の理由は2006年に刊行された、名著「臆病者のための株入門(文春文庫)」に大いに感銘をうけたこと。デイトレからインデックス投資、さらにプライベートバンクまで、投資というものの実情をとてもわかりやすく解説しているのに加え、文章もいい。たった810円なので投資に興味があって、読... 続きを読む
  • 僕の好きなエッセイ集のひとつに、沢木耕太郎のバーボン・ストリート(新潮文庫)がある。そこに収められた「退屈の効用」から抜粋する。リンク“どんな奴らが喋っているのだろうと興味を覚え、体を斜めにずらしてさりげなく後の席を見ると、そこにいたのは制服姿の男子高校生ふたりだった。やがて、ひとりは大きな伸びをしながら頭の後ろで両手を組み、物憂げな声で呟いた。「つまらねえな」すると、もうひとりも同じように伸びを... 続きを読む
  • 「となりの億万長者(早川書房)」で書かれている、子供に対する接し方については以前に書いた。子供のためにお金を使い過ぎてはいけない! ~ ベストセラー“となりの億万長者”から学ぶもちろん僕が意図的にその部分を切り取ってまとめただけで、この本は育児本・教育本ではない。様々なデータをもとに「金持ちとはどんな人たちなのか」を浮き彫りにする目的で書かれている。今日はこの本のメインテーマに触れたい。結論は「金持... 続きを読む
  • 前回紹介した「となりの億万長者(早川書房)」で書かれている、親に対する教訓が中々おもしろいので、今回も続ける。社会人になっても親から経済的援助をうけていると聞くと、あなたはどんなイメージを浮かべるだろうか?さしずめ、学校を中退した失業者、といったところかもしれない。ところが実際には、高い教育を受け、社会的に尊敬されている職業についている人に多いのだという。もし所得額が同じようなものなら、親に支援を... 続きを読む
  • 自著 “幸せの確率” の中で、僕は子供にはお金を使い過ぎるべきではないと書いている。子供にお金を使い過ぎれば、いつまでたっても経済的独立を果たすことができないし、第一子供の幸せにつながらないからだ。なぜか? 主な理由を3つ挙げるとこうなる1.自分の子供時代のベストメモリーを書きだせば、お金で買えた幸せはほとんど入ってこないはずだ(ゆえに子供にお金を使っても、子供の幸せにはつながらない)2.現に欲しいも... 続きを読む
  • このところ紹介しているのはダニエル・ピンク著「When 完璧なタイミングを科学する」。リンク今回は「昼寝」についての5つのステップを紹介したい。1.午後の谷の時間を見つける。多くの人にとって、起床からおよそ7時間前後に当たるのだそうだ。僕の場合は起きるのが午前6~7時だから、午後1~2時がベストタイミングということになる。2.静かな環境をつくる。耳栓も有効だ。3.コーヒーを1杯飲む。摂取してから約25分は、カ... 続きを読む
  • 昨日から紹介しているのはダニエル・ピンク著「When 完璧なタイミングを科学する」。リンク興味深く感じた知見を取り上げたい。p31“「論理的判断」はランチタイムまでに成人が午前中にこの種の思考力を最高に発揮することは、山ほどの証拠によって裏づけられているとのこと。午後以降に重要な決定をせまられたときは、可能であれば翌日まで時間をとったほうがよさそうだ。p62“起きぬけにコーヒーを飲んではいけない”目覚めると... 続きを読む
  • 今日紹介するのはダニエル・ピンク著「When 完璧なタイミングを科学する」。著者はクリントン政権下でゴア副大統領の首席スピーチライターを務めたこともある大物だ。リンクタイトルの通り、この本ではさまざまな行動の「タイミング」について、科学的な検証を行っている。その中でまず目を引いたのが、「幸福度は50歳で最低になる」という部分。ちなみに僕もその辺りの年齢だ。アメリカで34万人を対象に調査を行ったところ、20代... 続きを読む
  • 「4週間で幸せになる方法」なる本を出しているのもあり、本ブログでは幸福に関する本を時折紹介している。今回紹介するのはアート・マークマン、ボブ・デュークという2人の心理学者によって書かれた、「この脳の謎、説明してください!(青土社)」。リンク自著「4週間で幸せになる方法」では、「寛大であることは心身の健康によく、落ち込みのリスクやストレスを減らし、人間関係を強める作用があるとされている」と紹介している... 続きを読む
  • 今回紹介するのはフレデリック・ルノワール著「お金があれば幸せになれるのか ―幸せな人生を送りたい人への21章(柏書房)」。古今東西の哲学者たちの思想から、幸せとは何かと読み解いていく。リンク最後のほうから引用。p261“私なりに幸福を定義するとしたら、「人生を愛せること」という一言で表せるだろう。その意味は、自分が今ここで送っている人生、喜びが得られる安定した人生に限らず、不確かさも含めた、人生そのものを... 続きを読む
  • 前回から紹介しているのは池谷裕二著「できない脳ほど自信過剰」。リンク今回は、子供や部下の教育・育成に参考になりそうな部分を2か所、引用の上紹介する。p34“博士らは65人の若者たちにテレビゲームで立体迷路を練習してもらい、翌日にどれほど覚えているかをテストしました。ここでは1日目の学習に3つの異なる条件を用いています。① 成功したらそれに応じた報酬金が得られる。② はじめに報酬金が一定額与えられ、失敗する... 続きを読む
  • 昨日、SNS利用と幸福度について書いた。そういえば、池谷裕二氏もそんなことをどこかで書いていたはず・・・と探したら、あった。「できない脳ほど自信過剰(朝日新聞出版)」。リンク少し長めに引用する。p103“人の脳には、食欲と同じく、関係性欲求の本能も強く備わっています。他人とのコミュニケーションを本能的に欲します。実は、これが現代においては、別の問題を生み出します。本能は、ブレーキよりもアクセルが強いもの... 続きを読む
  • 今回紹介するのはマイク・ヴァイキング著「デンマーク幸福研究所が教える「幸せ」の定義(晶文社)」。リンク「世界一幸せな国」と呼ばれるデンマークで、「幸福研究所」のCEOを務める著者による本で、どちらかというと、あまり幸福学の知見に触れたことのない人に向けて書かれたもののようだ。この中で、SNSと幸福との関係が興味深かったので、引用する。p163“この調査によると、たとえばFacebookの利用と生活満足度には、明らか... 続きを読む
  • 今回紹介するのは御手洗端子著「ブータン、これでいいのだ(新潮社)」。リンク幸せの国として有名な、ブータン。著者はブータン政府初代首相フェローとして勤めたという経歴をもつ。まずは読んでいて笑ってしまったエピソードをふたつ紹介する。労働時間について、著者、GNH(国民総幸福量)コミッション長官、同僚のワンゲイの3人の会話p70~“ワンゲイ 「でも長官、ちょっと働き過ぎじゃないかって、みんな言ってますよ」長官... 続きを読む
  • 認知バイアスとは偏見や先入観、固執断定や歪んだデータ、一方的な思い込みや誤解などを指す。今週は「認知バイアス事典(フォレスト出版)」から代表的な認知バイアスを紹介している。最終回の今日は「チアリーダー効果」。リンクチアリーダー効果とは集団のなかにいるときのほうが、個人がより魅力的に見える効果のこと。アメリカのテレビドラマ“How I Met Your Mother” に出てきた「チアリーダーたちは1人ずつで見るとそんなに... 続きを読む
  • 認知バイアスとは偏見や先入観、固執断定や歪んだデータ、一方的な思い込みや誤解などを指す。今週は「認知バイアス事典(フォレスト出版)」から代表的な認知バイアスを紹介している。今回は「確証バイアス」。リンクSNSではよく、根拠のない情報が飛び交っている。たとえば「〇月〇日に大地震が起きる」のような非科学的な予想であっても、誰かが一旦それを信じてしまうと、それに合致するかのように思える情報ばかりよく調べて... 続きを読む
  • 認知バイアスとは偏見や先入観、固執断定や歪んだデータ、一方的な思い込みや誤解などを指す。今週は「認知バイアス事典(フォレスト出版)」から代表的な認知バイアスを紹介している。今回は「内集団バイアス」。リンク人は、自分が所属している集団(内集団)やその集団のメンバーのことを、そうでない集団(外集団)やそのメンバーよりも好意的に評価し、ひいきをする傾向があることがわかっている。この現象は、内集団バイアス... 続きを読む
  • 認知バイアスとは偏見や先入観、固執断定や歪んだデータ、一方的な思い込みや誤解などを指す。今週は「認知バイアス事典(フォレスト出版)」から代表的な認知バイアスを紹介している。今回は「気分一致効果」。リンク次のような経験はないだろうか。朝、ちょっとした嫌なことが起きると、家のテレビで流れる悪いニュースばかり目に入るし、人と会っても相手の嫌なところばかり目につくような気がする。家に帰ってきた後もその日に... 続きを読む
  • 何が真実かという問題はとても複雑かつ深く、簡単に語れるものではない。しかしもしある程度世界を正確に把握したいと考えるのなら、認知バイアスは抑えておく必要がありそうだ。認知バイアスとは偏見や先入観、固執断定や歪んだデータ、一方的な思い込みや誤解などを指す。ちょうど「認知バイアス事典(フォレスト出版)」なる良書をみつけたので、今週はその中からいくつか、代表的な認知バイアスを紹介したい。リンク初回の今日... 続きを読む
  • 今週取り上げているのは、小池龍之介編訳「超訳 ブッダの言葉(ディスカバートゥウェンティワン)」。リンク最終回の今日は、「死と向きあう」から1本。“君にもいずれ、死が訪れる君にもやがて、身体が崩壊し、死が訪れるときがくる。その崩壊のときがくる前に、君に話しておくべきことがある。「欲しい欲しい、足りないよー」という欲望を手放して、安らぐこと。過去から貯めこんできた記憶への執着を手放して、軽やかに、今この... 続きを読む
  • 今週取り上げているのは、小池龍之介編訳「超訳 ブッダの言葉(ディスカバートゥウェンティワン)」。リンク今日は「自由になる」から1本。“知識から自由になる内面を見つめる力や集中力や落ち着きといった能力を高めるトレーニングをするかわりに知識を増やそうとするのは、愚か者の証。哲学・政治学・経済学・心理学・文学・さまざまな言語なんかの知識をむやみに増やすことによって、記憶のメインメモリーは不必要な情報のノイ... 続きを読む
  • 今週取り上げているのは、小池龍之介編訳「超訳 ブッダの言葉(ディスカバートゥウェンティワン)」。リンク今日は「友を選ぶ」から1本。“心の改善を目指す友と出会えなかったらもし君が、人生の道のりを歩むにあたって、心の改善を目指す友に出会えないなら。ともに心の成長に励める、そんな貴重な友に出会えないなら。せっかく征服した国を惜しみなくさらっと捨てる王様みたいに、ただ独りぼっちで歩むのが潔い。まるでインド犀... 続きを読む
  • 今週取り上げているのは、小池龍之介編訳「超訳 ブッダの言葉(ディスカバートゥウェンティワン)」。リンク今日は「業(かるま)を変える」から1本。“君は、これまで君の心が思ったことの集合体君という存在は、過去に「何を考えたか」によって、その考えたり感じたりした内容が、ひとつひとつ心に蓄積されミックスされた結果のつぎはぎとして、今、ここに立っている。すなわち君とは、これまで君の心が思ったことの集合体。君が... 続きを読む
  • 今週取り上げているのは、小池龍之介編訳「超訳 ブッダの言葉(ディスカバートゥウェンティワン)」。リンク今日は「比べない」から1本。“生意気さは苦しみを増幅させる生意気さは、君の苦しみを、知らず知らずのうちに増幅させる。自分の意見を押し通すことに成功してその味をしめてしまうと、君は前より一歩ほど、さらに生意気な言い方をするようになるだろう。このように、自分の意見を押し通そうとするなら、それに失敗すると... 続きを読む
  • 今回紹介するのは小池龍之介編訳「超訳 ブッダの言葉(ディスカバートゥウェンティワン)」。ブッダが直弟子の出家修行者に説いていた内容を、現代人にも意味が体感できるように小池氏が意訳した力作で、190本のフレーズが12種類のテーマに分類されている。今週はこの本の中から毎日1つずつ、現代語に蘇ったブッダの言葉を紹介していきたい。初日の今回は「怒らない」の章から1本。リンク“もし君が、誰かに悪口を言われて傷つきそ... 続きを読む
  • 今日は瞑想について書いてみる。自著「4週間で幸せになる方法」、あるいはこのブログを通じて、瞑想に興味をもってくれた人がどのくらいいるだろうか?いるとしたら、うまくいっているだろうか?僕自身が瞑想に興味をもち始めた頃、最初に困惑したのは、本によって言っていることがかなり違うと言う点。「無」を目指せ、という本もある一方、雑念が浮かんでもいいから、それに「気づき」を入れるのが肝心、という本もある。僕自身... 続きを読む
  • 今回紹介するのは本田直之著「ゆるい生き方(大和書房)」。東京、ハワイに拠点を構え、年の半分をハワイで過ごす著者が、ストレスフリーな生活習慣について書いている。気楽に読めて、かつ読後感もいい。僕が特に気に入ったのは「エレベーターの『閉』ボタンを押さない」というところ。p114“わたしがハワイで生活するようになって、まず最初に驚いたのは季候でも料理でもなく、エレベーターでした。現在わたしが住んでいるコンド... 続きを読む
  • 今回紹介するのはオーストラリアで緩和ケアに長く携わってきた看護師、ブロニー・ウェアによって書かれた、「死ぬ瞬間の5つの後悔」(新潮社)。リンク著者によると後悔トップ5の内容は、「自分に正直な人生を生きればよかった」、「働きすぎなければよかった」、「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」、「友人と連絡を取り続ければよかった」、「幸せをあきらめなければよかった」であり、逆に「もっとお金が稼ぎたかっ... 続きを読む
  • 「フィリップ・マーロウの教える生き方」なる本を手に取ってみた。リンクフィリップ・マーロウは作家、レイモンド・チャンドラーが描く探偵で「長いお別れ」などで有名。この本はフィリップ・マーロウの言葉をまとめた、さしずめ名言集のような造りになっている。個人的に興味深く感じたものをいくつか並べてみる。「アルコールは恋に似ている」と彼は言った。「最初のキスは魔法のようだ。二度目で心を通わせる。そして三度目は決... 続きを読む
  • 今日は昨日紹介したダグラス・エイブラムス著「よろこびの書―変わりゆく世界のなかで幸せに生きるということ」にちょっと捕捉。リンクダライ・ラマとデズモンド・ツツによる対談を、著者が密着してまとめたもの。この本の本題からは逸れるのだが、参照されている内容が興味深かったのでその部分を紹介したい。p148“私は、大主教が言っていることを支持する驚くべき話を聞いた。スタンフォード大学の共感と利他精神研究センターの... 続きを読む
  • 今回紹介するのは13冊目、ダグラス・エイブラムス著「よろこびの書―変わりゆく世界のなかで幸せに生きるということ」。リンクダライ・ラマとデズモンド・ツツによる対談を、著者が密着してまとめたものだ。ふたりのノーベル平和賞受賞者による対談だから、中身が薄いわけがない。全編にわたり引用したい箇所だらけだが、そういうわけにもいかないので、「広い視点」をキーワードにしていくつか紹介したい。p190“ダライ・ラマと大... 続きを読む
  • 僕は若い頃ロンドンに住んでいたことがあるので、一応英語は話せる。しかし幼少期に身につけたものではないためか、油断をするとすぐに話せなくってしまう。テレビで映画やドラマを見る時は、できるだけアメリカの作品を見るようにしていて、それは僕が日本のものよりそちらのほうが好きだからという理由がもちろん大きいのだが(これだけ予算が違えば、ちょっと太刀打ちできない)、ある程度英語に触れておきたいからという側面も... 続きを読む
  • 今回紹介するのはリチャード・カールソン著「小さなことにくよくよするな!(サンマーク文庫)」。リンク言わずもがなの名著であり、ベストセラー中のベストセラー。僕自身も好きすぎて、どこを引用したらいいか決められないので、「はじめに」の冒頭を引用して紹介に替えることにする。“いやな知らせを聞いたり、気難しい人と会ったり、なにかに失望したり、とくに逆境におちいったとき、私たちのほとんどは日ごろの癖で、つい事... 続きを読む
  • 今日は引き続き、アルボムッレ・スマナサーラ著「「怒らないこと」。人の怒りの矛先が自分に向いた場合の対処法について紹介する。リンク“ののしっている相手に対して「ああ、そちらはすごく怒っているのだ。苦しいでしょうね。手も震えているようだ。簡単に怒るような性格みたいです。これからもいろいろたいへんなことに出あうでしょうね。それで大丈夫ですか? 心配ですよ」の気持ちで説明してあげればいいのです。”“いつも以... 続きを読む
  • アルボムッレ・スマナサーラ氏による名著、「怒らないこと」が文庫化された。心の平穏を求めるすべての人にとって、常備し、ときおり読み返すべき本だと僕は考えている。リンクまずは冒頭付近。“怒るのは簡単ですが、怒りっぱなしの人生はとても暗くて苦しいものです。楽しく気楽に幸せで生きていたいという夢を持ちつつも、それが一向にかなわないのは「ポストが赤いのにも腹が立つ」といった調子で、人生が怒り漬けになっている... 続きを読む
  • 今日はアルボムッレ・スマナサーラ著「心は病気(サンガ)」の3回目、最終回。リンクこの本で僕が特に好きな箇所は前回までにあらかた紹介し終えたのだが、今日、もう1回本書を取り上げたのは、なんとこの本では「仏教的なダイエット法」を紹介していて、それについて書きたかったから。「10日間くらい荒行をしなさい」なんてものでは、もちろんない。本書から抜粋する。p172-173“痩せたい人こそ、「よく食べて」ください。ここで... 続きを読む
  • 前回に引き続いて、アルボムッレ・スマナサーラ著「心は病気(サンガ)」のご紹介。リンク僕が好きなところを抜粋して紹介する。p58“あまりにも現実離れした基準や目的はつくらないことです。その代わりに、仕事や勉強をする喜びを味わう、子育てをして、生きていてよかったと思う。そんな自由な心と、毎日生きる喜びを味わう心を持ってほしいのです。それが本当の人生です。”p60“「まったくストレスがなく、リラックスしつつも... 続きを読む
  • 「4週間で幸せになる方法」という本を出している関係上、本ブログではときおり幸福に関係しそうな本を紹介している。今日は先週予告したとおり、スリランカ上座仏教長老、アルボムッレ・スマナサーラ氏の著書を紹介する。タイトルは「心は病気(サンガ)」。リンクなぜ心は病気か?本書で述べられていることは、「エゴが支配しているから」ということ。その病気を治すにはどうしたらいいか。「自我を捨てればいい」となる。p67“自... 続きを読む
  • 昨日から紹介しているのは、ソニア・リュボミアスキー著「幸せがずっと続く12の行動習慣(日本実業出版社)」。著者は本の中で、「最も幸福な人々の考え方や行動パターン」を紹介している。p36~“・かなりの時間を家族や友人とすごし、その人間関係を大切にして楽しんでいる・誰に対しても感謝を表すことが苦にならない・同僚や通りすがりの人にまっ先に支援の手を差し伸べる場合が多い・未来を考えるときは、いつも楽観的である... 続きを読む
  • 今回紹介するのはソニア・リュボミアスキー著「幸せがずっと続く12の行動習慣(日本実業出版社)」。リンク著者はカリフォルニア大学リバーサイド校の心理学教授。ポジティブ心理学でお薦めを1冊を選べ、と言われたらこの本になる。まずこの円グラフを見てほしい。以下、引用。p33~“おそらく、もっとも意外に思われるであろう結論をこの円グラフは示しています。「裕福か、貧乏か」「健康か、病気がちか」「器量がいいか、人並み... 続きを読む
  • 先週、前野隆司氏のネット記事や著書を題材に記事を書いたところ、好評を頂いたようだ。そこで今日は、前野氏とアルボムッレ・スマナサーラ氏との共著「幸せの法則(サンガ)」を紹介する。スマナサーラ氏はスリランカ上座仏教長老。1980年に国費留学生として来日したのが縁となり、現在は日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝達と瞑想指導に従事されている。一方の前野氏は、前回紹介した「幸せのメカニズム」の著者で、肩書は... 続きを読む
  • 昨日から紹介しているのは、前野隆司著「幸せのメカニズム(講談社現代新書)」。前回、「やってみよう!」因子について説明したので、今日はそのほかの因子について、わかりやすい箇所を抜粋して紹介する。第2因子 「ありがとう!」因子p146“きのうまでよりも幸せになるために。それは、今日から、一歩を踏み出し、何か新しい出会いを始めることです。つまり、「つながりと感謝」を伸ばすこと。これが、幸せのためのステップな... 続きを読む
  • 昨日、一昨日と前野隆司氏によるネット記事を紹介した。せっかくなのでついでに(失敬)ご著書にも触れたい。「幸せのメカニズム(講談社現代新書)」。日本語で幸福学について読みたければ、まず手に取るべき教科書のような本だ。この本では幸せになるための項目を4つの因子として紹介している。第1因子 「やってみよう!」因子第2因子 「ありがとう!」因子第3因子 「なんとかなる!」因子第4因子 「あなたらしく!」因... 続きを読む

内山 直

2016年、47歳でセミリタイア。地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で、遺伝が50%。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってきます!

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