• 当ブログで紹介している料理がおいしそうだとお褒めの言葉をいただくことが多い。レシピを紹介してほしいとの声もある。しかしほとんどの人は見当がついていると思うが、作っているのは僕ではなく妻だ。僕も学生時代にはレストランやバーの厨房でバイトをしたので、多少は料理の心得もあるのだが、結婚してからは完全に遠ざかっている。そこでできる範囲でリクエストにお答えしようと、妻にお薦めの料理本を訊いてみた。以下、ラン... 続きを読む
  • 昨日のテーマ、「悟り」に関連してもうひと記事佐々木閑、宮崎哲弥両氏による著書 「ごまかさない仏教(新潮社)」を紹介する。リンクまずは宮崎氏による「はじめに」から、少し長めに引用する。ユヴァル・ノア・ハラリによる世界的ベストセラー『サピエンス全史』には、仏教に関する興味深い記述がみえる。「心はたとえ何を経験しようとも、渇愛をもってそれに応じ、渇愛はつねに不満を伴うというのがゴータマの悟りだった。心は... 続きを読む
  • いわゆる「悟りの境地」に興味のある人は多いと思う(多くないよ、というご批判には耳を傾けず淡々と続ける)。従来からそれには瞑想が重要と考えられてきた。瞑想が脳のどの部位に、どのような影響を及ぼすかは、様々な研究によって解明されつつあり、一番顕著なのは、前頭葉(論理的思考、計画、感情および自意識の機能をうけもち、人間を人間たらしめている部分)の機能が一時的に低下すること。さらに神経解剖学者ジョン・ボル... 続きを読む
  • ロバート・H・フランク著、「幸せとお金の経済学」(フォレスト出版)から。今回が最終回。リンク前回書いたように経済格差が広がると、人が非地位財にお金を回しにくくなるという。なぜか?まず富裕層がより豊かになり、より豪華な家を建てるようになる。そうするとそれより少し下の層は、それに近い家を建てるようになる。より大きな邸宅が近くにあれば、「さほど仰々しいと感じない家の大きさ」の基準が変わる人がでてくるとい... 続きを読む
  • ロバート・H・フランク著、「幸せとお金の経済学」(フォレスト出版)の続き。リンク前回のおさらいで、「地位財」と「非地位財」について説明する。地位財は「主に周囲との比較により満足を得るもの」で、資産、家、車、社会的地位などが該当する。非地位財は、「他人との比較とは関係なく幸せが得られるもの」で、具体的には健康、自主性、社会への帰属意識、良質な環境、自由、愛情など、個人の安心・安全な生活のために重要と... 続きを読む
  • ロバート・H・フランク著、「幸せとお金の経済学」(フォレスト出版)の紹介。リンク内容を解説する前に、まずは「地位財」と「非地位財」について知ってもらう必要がある。地位財は「主に周囲との比較により満足を得るもの」で、資産、家、車、社会的地位などが該当する。非地位財は、「他人との比較とは関係なく幸せが得られるもの」で、具体的には健康、自主性、社会への帰属意識、良質な環境、自由、愛情など、個人の安心・安... 続きを読む
  • 前回に続いて、鈴木信行著「宝くじで1億円当たった人の末路」(日経BP社)の紹介。表題になったテーマについては、マネーフォーワード取締役の瀧俊雄氏にインタビューしている。結論から言うと、「しっかりとした準備をしないかぎり、宝くじなんかに当たると、一家離散、貧困化、人生の目的喪失など、ろくなことにはならない」のだそうだ。リンク普通に考えればバラ色に思える宝くじ当選が、なぜそのような悲劇をもたらすかという... 続きを読む
  • 幸福学の研究では、地域コミュニティとの密接な関わりは大きく幸福度に貢献するとされている一方で、仏教では下手な関わりをもつくらいなら、ひとりで気高く生きろと説いており、相反する。では、僕らは人との繋がりがもつ重要性をどのようにとらえたらいいだろうか? と前回書いた。そこで参照したい本が、鈴木信行著「宝くじで1億円当たった人の末路」(日経BP社)だ。リンクこの本では表題の宝くじをはじめ、「子供を作らなか... 続きを読む
  • 前回に引き続き、小池龍之介著「頭の決まりの壊し方」について。リンクこの本ではさまざまな「常識」が本当かどうかを、仏道の観点から検証している。たとえば、「説明すれば誤解は解けるのか?」という命題について。“p21~この心は「好きになりたい」「嫌いになりたい」というフィルターによって、世界をありのままには見ずに誤解し続けることを原動力にしていると申しても過言ではないのですから。誤解を正すことは、その意味... 続きを読む
  • アーリーリタイアしてから8年たつが、もともと希薄だった欲望がさらに弱まっているようで、戸惑うことがある。そんな中、久々に手に取った本に、興味深い内容が記されていた。「頭の決まりの壊し方」小池龍之介著。リンク僧侶である小池氏によると、瞑想修行が続くとそのようになるものだとのこと。該当する部分を引用する。“p197~心が平穏になり、我が身1つで幸福感を感じられるようになってくるに従って、「何かが足りない」と... 続きを読む
  • 今日紹介するのは「認知バイアスー心に潜むふしぎな働き」(講談社)。タイトル通り「認知バイアス」についての本。様々な実験についての引用が大半でさほどオリジナリティはないのだが、有名な知見がぎゅっとつまっているので、普段これらのデータに接する機会がない人にはお勧めだ。個人的に好きな個所を紹介する。p147~目の前に円柱の形のグラスが2つある。2つは高さは同じだが、幅(直径)が異なり、AのグラスがBのグラ... 続きを読む
  • 今回紹介するのはアート・マークマン、ボブ・デュークという2人の心理学者によって書かれた、「この脳の謎、説明してください!(青土社)」。リンク自著「4週間で幸せになる方法」では、「寛大であることは心身の健康によく、落ち込みのリスクやストレスを減らし、人間関係を強める作用があるとされている」と紹介している。一方、「この脳の謎、説明してください!」のほうでは、違う角度から寛大である意義を説明していて、興... 続きを読む
  • 今回紹介するのはフレデリック・ルノワール著「お金があれば幸せになれるのか ―幸せな人生を送りたい人への21章(柏書房)」。古今東西の哲学者たちの思想から、幸せとは何かと読み解いていく。リンク最後のほうから引用。p261“私なりに幸福を定義するとしたら、「人生を愛せること」という一言で表せるだろう。その意味は、自分が今ここで送っている人生、喜びが得られる安定した人生に限らず、不確かさも含めた、人生そのものを... 続きを読む
  • このところ紹介しているのはダニエル・ピンク著「When 完璧なタイミングを科学する」。リンク今回は「昼寝」についての5つのステップを紹介したい。1.午後の谷の時間を見つける。多くの人にとって、起床からおよそ7時間前後に当たるのだそうだ。僕の場合は起きるのが午前6~7時だから、午後1~2時がベストタイミングということになる。2.静かな環境をつくる。耳栓も有効だ。3.コーヒーを1杯飲む。摂取してから約25分は、カ... 続きを読む
  • 昨日から紹介しているのはダニエル・ピンク著「When 完璧なタイミングを科学する」。リンク興味深く感じた知見を取り上げたい。p31“「論理的判断」はランチタイムまでに成人が午前中にこの種の思考力を最高に発揮することは、山ほどの証拠によって裏づけられているとのこと。午後以降に重要な決定をせまられたときは、可能であれば翌日まで時間をとったほうがよさそうだ。p62“起きぬけにコーヒーを飲んではいけない”目覚めると... 続きを読む
  • 今日紹介するのはダニエル・ピンク著「When 完璧なタイミングを科学する」。著者はクリントン政権下でゴア副大統領の首席スピーチライターを務めたこともある人物だ。リンクタイトルの通り、この本ではさまざまな行動の「タイミング」について、科学的な検証を行っている。その中でまず目を引いたのが、「幸福度は50歳で最低になる」という部分。ちなみに僕もその辺りの年齢だ。アメリカで34万人を対象に調査を行ったところ、20代... 続きを読む
  • 一昨日から紹介しているのは笠間リョウ著「思考実験BEST50(総合法令出版)」。リンク僕自身は思考実験にそれなりに詳しいので、知っている設問が多かったが、良問がわかりやすく解説してあるので、思考実験にあまりなじみのない人や、家族、友人と一緒に楽しむには実にいい1冊だと思う。僕自身、息子たちに何題か出題し、楽しい時間を過ごすことができたので、子供たちにウケが良かったものの一部を紹介していて、今日が最終回。... 続きを読む
  • 昨日から紹介しているのは笠間リョウ著「思考実験BEST50(総合法令出版)」。リンク僕自身は思考実験にそれなりに詳しいので、知っている設問が多かったが、良問がわかりやすく解説してあるので、思考実験にあまりなじみのない人や、家族、友人と一緒に楽しむには実にいい1冊だと思う。僕自身、息子たちに何題か出題し、楽しい時間を過ごすことができたので、子供たちにウケが良かったものの一部を紹介する。本物のスイッチはどれ... 続きを読む
  • 今日紹介するのは笠間リョウ著「思考実験BEST50(総合法令出版)」。リンク僕自身は思考実験にそれなりに詳しいので、知っている設問が多かったが、良問がわかりやすく解説してあるので、思考実験にあまりなじみのない人や、家族、友人と一緒に楽しむには実にいい1冊だと思う。僕自身、息子たちに何題か出題し、楽しい時間を過ごすことができた。子供たちにウケが良かったものの一部を本ブログで紹介したい。地球に巻かれたロープ... 続きを読む
  • 前々回からの続きで、ベストセラー「残酷すぎる成功法則」(エリック・パーカー著 飛鳥新社)の紹介。リンク今日は仕事についての知見を紹介していく。“p285~職がない状態は、若死にするリスクをじつに63%も高めるという。(中略)では退職はどうだろう? こちらは「正しい」失業ではないか? それは違う。退職は認知機能の低下、心臓疾患、ガンの発症につながる。こうした影響は、老化によるものではなく、活動的に職務に携... 続きを読む
  • 前回に引き続き、ベストセラー、「残酷すぎる成功法則」(エリック・パーカー著 飛鳥新社)から、興味深く感じた知見を紹介していく。リンク“p129調査によると、私たちは自分を最大限幸せにすることではなく、簡単なことを選んでしまいがちだという。(中略)人は、いつでも楽であることを求めるが、実は本当の幸せをもたらすのは刺激である。”大いに同感。余暇で考えてもテレビやネットといった受動的な娯楽は幸福感をもたらさ... 続きを読む
  • 少し前の本だが、ベストセラー「残酷すぎる成功法則」(エリック・パーカー著 飛鳥新社)を紹介する。この本では世の中のありとあらゆる「成功ルール」を最新の証拠(エビデンス)をもとに検証している。主たるテーマは、以下の5つだ。1. 成功するにはエリートコースを目指すべき?2. 「いい人」は成功できない?3. 勝者は決して諦めず、切り替えの早い者は勝てないのか?4. なぜ「ネットワーキング」はうまくいかないのか?5. 「で... 続きを読む
  • 前回から紹介しているのは池谷裕二著「できない脳ほど自信過剰」。リンク今回は、子供や部下の教育・育成に参考になりそうな部分を2か所、引用の上紹介する。p34“博士らは65人の若者たちにテレビゲームで立体迷路を練習してもらい、翌日にどれほど覚えているかをテストしました。ここでは1日目の学習に3つの異なる条件を用いています。① 成功したらそれに応じた報酬金が得られる。② はじめに報酬金が一定額与えられ、失敗する... 続きを読む
  • 昨日、SNS利用と幸福度について書いた。そういえば、池谷裕二氏もそんなことをどこかで書いていたはず・・・と探したら、あった。「できない脳ほど自信過剰(朝日新聞出版)」。リンク少し長めに引用する。p103“人の脳には、食欲と同じく、関係性欲求の本能も強く備わっています。他人とのコミュニケーションを本能的に欲します。実は、これが現代においては、別の問題を生み出します。本能は、ブレーキよりもアクセルが強いもの... 続きを読む
  • 今回紹介するのはマイク・ヴァイキング著「デンマーク幸福研究所が教える「幸せ」の定義(晶文社)」。リンク「世界一幸せな国」と呼ばれるデンマークで「幸福研究所」のCEOを務める著者による本。どちらかというと、あまり幸福学の知見に触れたことのない人に向けて書かれたもののようだ。この中で、SNSと幸福との関係が興味深かったので、引用する。p163“この調査によると、たとえばFacebookの利用と生活満足度には、明らかな相... 続きを読む
  • 先日、肝内胆管癌で亡くなった伊集院静氏の本を読み返している。今日紹介するのは夏目漱石の人生をつづった伝記的小説「ミチクサ先生」。リンク夏目漱石は1867年生まれだからぎりぎりで江戸時代の生まれ。小説の中で描かれていた江戸時代から明治時代への生活の変化が個人的にはとても興味深かった。そもそも文学分野での僕の読後感想に興味のある人はいないだろうから、当ブログでは本筋ではなく当時の生活に焦点を当てて紹介した... 続きを読む
  • 前回に続いて、池谷裕二著、「単純な脳、複雑な私」(朝日出版社)から、興味深かった箇所を引用してみる。リンク“右脳と左脳に違う単語を表示してみる。たとえば、左脳に時計、右脳にドライバー、と見せる。すると、目の前に並べられた物の中から、きちんと時計とドライバーを選べる。もちろん、本人には時計と表示されたことだけが意識にのぼる。左脳だからね。にもかかわらず、ドライバーも一緒に手に取る(内山注;ドライバー... 続きを読む
  • 池谷裕二著、「単純な脳、複雑な私」(朝日出版社)の紹介。脳研究者である著者が母校で行った脳についての講義を書籍したもので、少し古い本なのだがこれが実におもしろい。リンクたとえば仕事の報酬と仕事のおもしろさとの関係について。ふたつのグループに単純作業を与えグループAには高めの報酬を、グループBには低めの報酬を与えると、どちらが仕事をおもしろく感じるのか?ぱっと考えるとAのような気がするが、実は低報酬の... 続きを読む
  • 今日紹介するのは永六輔さんの孫、永拓実さんによる“大遺言”(小学館)。リンク永六輔さんが残した言葉をエピソードを交えて紹介している本で、心に染みるフレーズがたくさんある。“P32知識でしゃべらず、知恵でしゃべる。何を説明するかじゃない。何を伝えたいか考える。“いつの時代も知識と知恵とを混合している人は多い。ものを調べるのに書庫が必要だった時代と違い、ネットがこれだけ発達した現代においては、知識のもつ意味... 続きを読む
  • ビル・パーキンス著「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール(ダイヤモンド社)の続き。リンク今日が最終回。共感できなかった点について続ける。ゼロで死ねば遺産がなくなる。稼いだお金を子供へ残してはいけないのか、という疑問に著者は次のように答えている。p115~私は決して「子どたちに与えるべき金までを含めて、死ぬ前に使い果たすべきだ」などとは言っていない。子どもたちに与えるべき金を取り分けた後の... 続きを読む
  • ビル・パーキンス著「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール(ダイヤモンド社)の続き。リンクこの本の論説にあまり共感できなかった点について、今日も続ける。p81多くの人が、死ぬ前に金を使い果たすのは怖いと考えている。私もそれには同意見だ。晩年を金の心配をしながら過ごしたい人などいない。誤解しないでほしいのだが、私は将来のために貯金すべきではないとは言っていない。必要以上に貯め込むことや、金を... 続きを読む
  • 一昨日から紹介しているのは、ビル・パーキンス著「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール(ダイヤモンド社)。リンク予告どおり、今日からはあまり共感できなかった点について述べる。p044人生は経験の合計だ。あなたが誰であるかは、毎日、毎週、毎月、毎年、さらには一生に一度の経験の合計によって決まる。最後に振り返ったとき、その合計された経験の豊かさが、どれだけ充実した人生を送ったかを測る物差しにな... 続きを読む
  • 昨日から紹介しているのは、ビル・パーキンス著「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール(ダイヤモンド社)。リンク今日は興味深い研究について引用。p195~もうじき失われてしまう何かについて考えると、人の幸福度は高まることがある。そのことをよく表す、大学一年生を被検者にした心理学の実験がある。一方のグループの学生には、30日後にキャンパスから遠く離れた場所に引っ越すことを想像させ、今後の30分後の... 続きを読む
  • 今日紹介するのは、ビル・パーキンス著「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール(ダイヤモンド社)。言わずと知れた大ベストセラーだ。「死ぬ時は資産額ゼロで」という主張はそれなりに過激に聞こえるがどうなんだろう? と手に取ってみた。リンク本書に興味をもってもらうには、「まえがき」からの引用が一番手っ取り早い。p3~まずは、有名なアリとキリギリスのイソップ寓話から始めよう。夏のあいだ、勤勉なアリ... 続きを読む
  • 前回、伊集院氏の「バランスの悪さ」はこの後、作家として有名になっていくにつれ、さらに顕著になっていくように思えた、と書いた。それも踏まえながら最終回・10回目のテーマは伊集院氏の「暴れっぷり」について。なぎさホテル時代の話だから30歳前後。その頃の私は人とよく悶着を起こしていた。詞を書いては文句を言い、演出をしては怒鳴り、酒を飲んでは喧嘩している、どうしようもない男だった。そんな私のそばにKはじっと座... 続きを読む
  • 11月24日、肝内胆管癌で亡くなった伊集院静氏が40歳代のころ、週刊文春で連載していた「二日酔い主義」から氏の生き様を紹介している。僕自身、もちろん伊集院氏ほど破天荒ではなかったものの、周囲との折り合いがつかず、酒に逃げることも多い時期だったので、共感し、ときには大いに励まされもした。9回目のテーマは伊集院氏のファッションについて。1990年だから、40歳。車窓からお堀端の風景を見ていると、目の前の夫人が私の... 続きを読む
  • 11月24日、肝内胆管癌で亡くなった伊集院静氏が40歳代のころ、週刊文春で連載していた「二日酔い主義」から氏の生き様を紹介している。僕自身、もちろん伊集院氏ほど破天荒ではなかったものの、周囲との折り合いがつかず、酒に逃げることも多い時期だったので、共感し、ときには大いに励まされもした。8回目の今日のテーマは伊集院氏の「寝床」について。伊集院氏が20代後半から30代半ばまで「逗子なぎさホテル」に住んでいたのは... 続きを読む
  • 11月24日、肝内胆管癌で亡くなった伊集院静氏が40歳代のころ、週刊文春で連載していた「二日酔い主義」から氏の生き様を紹介している。僕自身、もちろん伊集院氏ほど破天荒ではなかったものの、周囲との折り合いがつかず、酒に逃げることも多い時期だったので、共感し、ときには大いに励まされもした。(これだけひどくてもやっていけるなら、僕も大丈夫……かな)7回目の今日のテーマは伊集院氏とギャンブルについて。まずは1995年... 続きを読む
  • 11月24日、肝内胆管癌で亡くなった伊集院静氏が40歳代のころ、週刊文春で連載していた「二日酔い主義」から氏の生き様を紹介している。僕自身、もちろん伊集院氏ほど破天荒ではなかったものの、周囲との折り合いがつかず、酒に逃げることも多い時期だったので、共感し、ときには大いに励まされもした。(なんだ、僕よりもっとひどいのもいるじゃないか)と勝手に引き合いにだして自分を慰める日もあった。6回目のテーマは女性。と... 続きを読む
  • 11月24日、肝内胆管癌で亡くなった伊集院静氏が40歳代のころ、週刊文春で連載していた「二日酔い主義」から氏の生き様を紹介している。僕自身、もちろん伊集院氏ほど破天荒ではなかったものの、周囲との折り合いがつかず、酒に逃げることも多い時期だったので、共感し、ときには大いに励まされもした。(なんだ、僕よりもっとひどいのもいるじゃないか)と胸を撫でおろすこともあった(ほんと、失礼な話ではある)。5回目の今日は3... 続きを読む
  • 11月24日、肝内胆管癌で亡くなった伊集院静氏が40歳代のころ、週刊文春で連載していた「二日酔い主義」から氏の生き様を紹介している。僕自身、もちろん伊集院氏ほど破天荒ではなかったものの、周囲との折り合いがつかず、酒に逃げることも多い時期だったので、共感し、ときには大いに励まされもした。(なんだ、僕よりもっとひどいのもいるじゃないか)なんて苦笑することも(失敬)。4回目のテーマは伊集院氏と「健康」まずは「... 続きを読む
  • 11月24日、肝内胆管癌で亡くなった伊集院静氏が40歳代のころ、週刊文春で連載していた「二日酔い主義」から氏の生き様を紹介している。僕自身、もちろん伊集院氏ほど破天荒ではなかったものの、周囲との折り合いがつかず、酒に逃げることも多い時期だったので、共感し、ときには大いに励まされもした。(なんだ、僕よりもっとひどいのもいるじゃないか)という感じ(なんて言い草だ)。3回目の今日のテーマは伊集院氏と「お金」199... 続きを読む
  • 11月24日、肝内胆管癌で亡くなった伊集院静氏が40歳代のころ、週刊文春で連載していた「二日酔い主義」から氏の生き様を紹介している。僕自身、もちろん伊集院氏ほど破天荒ではなかったものの、周囲との折り合いがつかず、酒に逃げることも多い時期だったので、共感し、ときには大いに励まされたりもした。(なんだ、僕よりもっとひどいのもいるじゃないか)という感じ(失礼)。2回目の今日のテーマは連載のタイトルにもなってい... 続きを読む
  • 小説「海峡」「受け月」「機関車先生」やエッセー「大人の流儀」シリーズで知られる作家の伊集院静(いじゅういん・しずか)氏が11月24日、肝内胆管癌で亡くなった。僕は伊集院氏の作品が好きで、特に氏がまだ「ヤンチャ」だった頃、週刊文春で連載していた「二日酔い主義」の大ファンだった。僕自身、もちろん伊集院氏ほど破天荒ではなかったものの、周囲との折り合いがつかず、酒に逃げることも多い時期だったので、共感し、とき... 続きを読む
  • 今日、紹介するのは養老剛司氏の対談集「老い方 死に方(PHP新書)」。対談相手のひとりである僧侶、南 直哉(じきさい)氏の発言から、興味深く感じた部分を引用する。リンク南氏が考える「死を受容する方法」のひとつは、「90歳を超えること」とのこと。90歳を超えると、人間、あまりクヨクヨしなくなるのか、苦労して死ぬ羽目には陥りにくくなるようだ、とのこと。では、どのような人がそこまで長生きしているか、自身の経験か... 続きを読む
  • 29人の著述家によるエッセイアンソロジー「お金がない!(河出書房新書)」シリーズ、今日が最終回。リンク小説家、深沢七郎のエッセイ「かけすぎる生活費」から一部を抜粋。私は、人間は三日くらい働いて、あと十日くらいはぼーっとしているのがいいと思う。そのためには、生活程度を下げなければならない。贅沢をしてはだめだ。五万円する立派な背広を着るか、それとも二千五百円のジャンパーにするか、というとき、私なら五万円... 続きを読む
  • 昨日からの続きで、29人の著述家によるエッセイアンソロジー「お金がない!(河出書房新書)」の紹介。リンク今日は漫画家であり江戸風俗研究家としても知られる杉浦日向子のエッセイ「江戸の、時間感覚・金銭感覚」から一部を抜粋。江戸時代の時間は不当時法です。日の出から日没までを六等分して、昼の一刻とし、日没から日の出までを同じく六等分して、夜の一刻としました。つまり、一刻の長さが、昼夜で異なることになります。... 続きを読む
  • なんとも直截なタイトルに興味を惹かれ「お金がない!(河出書房新書)」という本を手に取った。お金は人生にとってどれだけ重要なのかを問う、29人の著述家によるエッセイアンソロジーで、これが中々おもしろいので、本ブログでいくつか紹介したいと思う。リンク下記はエッセイスト、酒井順子によるエッセイ「お金」。一部を抜粋する。そんなある日、私はラオスに行く機会がありました。ラオスと言うと、国の名は知っていても、「... 続きを読む
  • アンデシュ・ハンセン著「運動脳」のご紹介。今日が最終回。リンクなぜ運動が脳にここまで重要なのか? ひとつの仮説が紹介されている。p343~人類の歴史を1日に短縮すると、私たちは午後11時40まで狩猟採集生活を送っていた。そして工業化社会が始まったのは、午後11時59分40秒。1日が終わるまで、あと20秒というときだ。(中略)ほかの生物が進化を遂げる年月を思えば、人間の進化がいかに気の遠くなるような年月を要するかが... 続きを読む
  • アンデシュ・ハンセン著「運動脳」の紹介を続ける。今日の最初のテーマは「頭の中からアイディアを取り出す」。本書では著名人たちの運動の仕方が紹介されている。(p252~)リンク・村上春樹は作品の執筆中は毎朝4時に起床し、午前10時まで仕事をする。昼食をとったのちに10キロのランニングを行い、それから水泳をする。・アルベルト・アインシュタインは、自転車をこいでいるときに相対性理論を思いついた。・日中、ベートーヴ... 続きを読む

内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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