• 先日書いた"50歳でアーリーリタイアする方法は手取り収入の22%を運用に回すこと"という記事が、僕にしては中々のご評価をいただいた。そこで2匹目のドジョウ(笑)。今日は40歳でアーリーリタイアするための、具体的な方法を紹介したい。人は20歳から働き始め、100歳で死ぬと仮定する。運用は世界株分散投資で行い、インフレ率+年利5パーセントを複利で得られるものと期待(歴史的には大体このくらいとされている。貯めた端から... 続きを読む
  • アーリーリタイアを果たすためには、ある程度のお金が必要なのは間違いがない。まずは自著 “幸せの確率~あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ” で勧めている投資法について触れる。一言でいえば、現代ポートフォリオ理論にもとづいた世界株分散投資だ。「そんなの常識だろう?」という人は、ごめんなさい。でもこの本を書いた6年前には今ほど知られてはいなかったのだ。とりあえずは基本から始めさせていただく。リンク... 続きを読む
  • 自著、”幸せの確率~あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ” はamazonでも販売されていて、今までに多くのカスタマーレビューをいただいている。中で一番「役に立った」の票数が多いのは、DOG_EYEさんという方によるものだ。リンクその一部を抜粋させていただく。“人生の残り時間を意識し、その残り時間でなにをやりたいのか?それを自覚することの大切さを、この著書は教えてくれます。そして、著者の辿ったアーリーリタ... 続きを読む
  • 僕はリタイアした医師だ。専業トレーダーでもなければ、経済学者でもない。だから、その程度の話として聞いてほしい。多くの人が株で損失を出すという。残念に感じるのと同時に、実は不思議にも思っている。ほんの少しの知識さえあれば、株で損などするわけがないと僕は考えているからだ。特にアーリーリタイアした人やその希望者には、堅実な投資が求められるはずだから、素人考えなのは百も承知の上で自分の考えを書いてみる。ま... 続きを読む
  • ここ最近、金融所得課税の引き上げが時折話題に上る。SNSのいわゆる「株クラ」からの意見は当然批判的なものが多く、「投資するインセンティブを失う人が多いのでは」「庶民が逆転するチャンスを奪わないで」といったコメントが中心だ。そこでちょっと計算してみる。もし株で1000万円の税引後利益を達成するには、どの程度の税引前利益が必要になるのか。税率が20%だと1250万円、30%だと1429万円という計算になる。つまり税率引... 続きを読む
  • Twitterで持ち家と賃貸とどちらが得か? との論争をたまにみかける。リスクと期待リターンとの関係を理解していれば、さして難しい問題ではないと思うのだが、そこそこ経済に詳しそうな人までも加わって論争が繰り広げられる様子に驚かされることも。リスクを説明するために一旦不動産から離れ、自著「幸せの確率 あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」から一部を引用する。仕事をすれば報酬を与えられること、そして、成... 続きを読む
  • さて、金融取引にかかる手数料について書くつもりでいたのだが、昨夜のダウが円建てで4%も下落した状況で、はたして細かい数字への需要はあるのだろうか?それどころじゃない! という投資家も多いかもしれない。とはいえせっかく準備したというこちらの都合で、とりあえず今日は予定通り、金融取引について意外と知られていない点を2つほど書かせていただく。興味はあるけれどそれどころじゃないという人は、相場が落ち着いたら... 続きを読む
  • 今日は久々にFIREにまつわる最重要項目のひとつ、投資について。実はちょっとあたふたしている。とはいえ現在、多くの人が嘆いている「株価下落による資産減」ではない。何度か本ブログでも書いて来たとおり、僕の投資スタイルは世界分散投資だが、もちっぱなしではなく一部タイミング売買を加えている(理由や方法は自著「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」で詳述しているので、興味がある方はそちらで)... 続きを読む
  • 昨日に引き続きエミン・ユルマズ著「エブリシング・バブルの崩壊」の紹介。今日はユルマズ氏の相場観とは異なる部分で興味深く感じた点を引用する。リンク「はじめに」から引用。p81金持ちに有利に、貧乏人に不利に働く米国の資本主義こういう金融緩和状況では、結果的には資金を供給できる者が絶対に強い。なぜか。最終的にはさらに巨大なバブルが生まれて破裂する。けれども、バブル破裂で株価が激落しても、資金をもともと持っ... 続きを読む
  • 今日紹介するのは今年3月に発売されたエミン・ユルマズ著「エブリシング・バブルの崩壊」。タイトルにある「エブリシング・バブル」がこの本のキーワードとなる。リンク「はじめに」から引用。私は米国株もそろそろファクトリーリセットのタイミングが近づいていると思います。1987年のブラックマンデー以降に始まったFRBによる相場への介入がリーマン・ショック後に加速し、パンデミックで別の次元に移行しました。結果は歴史的な... 続きを読む
  • 今年の株取引もそろそろ終了。日経平均は終わってみればボックス相場であった。昨年末の日経平均株価が2万7444円だから、今はそれより数%高いところで推移している。一方でアメリカ株は堅調でS&Pは20%以上の値上がり。現在も最高値圏で推移している。投資対象を国内に限定している投資家と海外に目を向けている投資家とではっきりと明暗をわけた1年となった。ちなみに僕がもっている投資信託はほぼMSCIコクサイ1本。アベノミク... 続きを読む
  • 資産運用で株比率を減らしたとき、インフレリスクへの対応はどの程度必要か? という課題に対する、Tさんとのやり取りシリーズ。今日は最終回で3回目。待機資金の置き場について考えたい。Tさんからは米国債をお勧め頂いた。私が内山さんだったら米国債(米ドル)・日本円・金あたりでしばらく様子見かな、と思います。あのバークシャーハサウェイの余剰資金十数兆円も米国債等で運用されているかと思います。僕は基本的に外貨建て... 続きを読む
  • 前回、読者であるTさんから頂いた、タイミング売買に否定的なご意見を紹介した。実は僕も理論上は同意見だ。ではなぜ僕は一部でタイミング売買を取り入れているのか?自著「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」から少し長めに引用する。次に「世界株ポートフォリオは持ち続けるべきなのか、それともタイミングをみて売買したほうがいいのか?」というポイントについて触れてみます。基本的にタイミング売買... 続きを読む
  • 先週、「インフレ対応資産に適しているのは何か? そしてどの程度組み入れるべきなのか、調べてみた」という記事を上げ、その中で「インフレに対するリスクヘッジ、詳しい人がいたら、ぜひアドバイスくださいな」と書いたところ、Tさんという方から実に有意義なコメントをいただいた。独り占めするがもったいなくなる内容だったので、ご本人の承諾を得た上で紹介する。元証券マンの会計士です。いつも楽しくプログを拝見しています... 続きを読む
  • 世界株に分散投資した信託をかなり売却した僕は、インフレリスクに対応する必要に迫られている。昨日書いた通り、物価連動債は悪くないが、物価が上がれば評価額が上がるような単純なものではなさそうだ。そこでコモディティ(商品)について勉強してみた。まずはこちらの記事。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64380690Z20C20A9000000/金や原油、農産物などの実物資産は「コモディティー(商品)」と呼ばれる。Q. コモディ... 続きを読む
  • 先週、世界株に分散投資をしているインデックスファンドの保有額を減らしていると書いた。現時点で僕の株式口座のうち46%がMSCIコクサイ・インデックスで54%が現金(ちなみに妻の口座は目一杯勝負なので、併せるとまだ株の方が多い)。これだけ書くと株の保有割合がまだそれなりに高くみえるが、僕の金融資産には株式口座の他に貯蓄型の生命保険がある。これは将来的に少しずつ解約しながら生活資金に充てていく予定のものなので... 続きを読む
  • 僕が5年前、47歳でアーリーリタイアできた理由のひとつは株式投資での成功だ。世界株分散投資を主としているが、配分は自分好みに変えるし(たとえば今はアメリカの比率を多めにし、新興国は少なめ。日本、韓国は投資先から外している)、ある程度のタイミング売買も行っている。特に後者、タイミング売買については、今まで多くの人から批判されてきた(大きなお世話だっちゅうの)。確かにタイミング売買がうまくいくとは限らな... 続きを読む

内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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