• 以前、家族で散歩をしていたら、当時小学校3年生だった三男に「この花、なんていうの?」と聞かれた。黄色い小さい花。「よく見るけど名前は知らないなあ」 と答えたところ、妻が横で目を丸くして、「あなた、タンポポも知らないの?」タンポポはもちろん知っている。綿毛のようなフワフワがついた植物だ。でもその前段階である開花の状態は、考えたこともなかった。そう正直に答えたところ妻が言うには、そういうのは考えるとかそ... 続きを読む
  • 毎月末にネットフリックスなどで観た映画の感想を上げているが、今回は盛りだくさん。全部紹介するのは無理なので、夏休みに高1、中2、小6の子供たちと(テレビで)観た映画を、子供たち目線のランキングで紹介したい。5位 アンブレイカブルhttps://eiga.com/movie/1207/「シックス・センス」の監督M・ナイト・シャマランと主演ブルース・ウィリスが再タッグを組んだSFサスペンス。フィラデルフィアで乗客・乗員131人が死亡す... 続きを読む
  • 僕には高校生、中学生、小学生の息子がひとりずつ。昨日は夏休みの間、彼らと家でどう過ごしたかを書いた。もちろん充実した日々ではあったのだが、自粛だけで夏が終わってしまうのはあまりにも悔しい。そこで去年に引き続き、1泊だけキャンプに出かけた。とはいえ今流行しているオミクロン株は屋外でも感染しやすいらしい。そこで選んだのは普通のキャンプ場ではなく、山をまるごと借り切れるところ。キャンプに不慣れな僕ら家族... 続きを読む
  • 3人の息子たちの夏休みが終わった。新型コロナウイルスの爆発的感染拡大でろくに外出もできない中、家族でべったりと過ごした。……忙しかった。まずは長男。現在、高校3年生で来春からは音大への進学を目指しており、「夏休みの間、インスタのストーリーで1分間の演奏映像を毎日アップしたい」と言い出した。バイオリン、ウッドベース、ピアノを日替わりで演奏するとこと。「楽しそうだし、勉強にもなっていいんじゃない」何事もや... 続きを読む
  • 先日見た夢。僕は団体での旅行に参加している。どうやらメンバーは、以前所属していた大病院の医師が中心のようだ。朝、僕が目を覚ましたときには、同じ部屋のメンバーはすでに朝食会場へ向かったようで、残っていたのは僕一人。その時僕は、前の日の宴会で出た馬刺しが部屋のテーブルに残っていることに気づく。(これ、まだ食べられるんじゃない?)そう思った僕は、ラップにくるんで持ち帰ろうと考える。(うしし、これは今日、... 続きを読む
  • 少し前の本だが「When 完璧なタイミングを科学する(講談社)」からの紹介。アーリーリタイアブログ的にちょうどいいと思ったのは、「仕事の辞めどき」という部分で、次の5つの質問のうち2つ以上ノーという答えが出たなら、仕事を辞めるべき時かもとのことだ。アーリーリタイアに興味がある人にはぜひやってみてもらいたい(ただし、これはリタイアではなく転職を前提としている)。1.次の就職記念日に、この仕事をしていたいだ... 続きを読む
  • もうすぐ2学期ということで、昨日からの続き。なぜ近年、不登校児は増えているのか?昨日、「いじめ」「厳しい校則」「発達障害」「Highly Sensitive Child=ひといちばい敏感な子(HSC)」などに原因を求める論説に疑念を呈した上で、時期を考えれば共働き世帯の増加は関係している可能性があるが、核家族化やスマホの普及が大きな要素とも考えにくいのでは? と書いた。今日はその考察を続けたい。そもそもいつから不登校は... 続きを読む
  • もうすぐ夏休みが終わり、学校が始まる。3人の息子たちを育てていて気になることのひとつが不登校児の多さだ。僕からみていて感じがよかったり、優秀だと感じていた子が学校に通えていないと聞き、驚くこともしばしば。なぜこんなことになっているのだろう?ググってみたところ、自ら不登校を経験し、不登校新聞なるものを編集している石井志昂氏の記事がみつかった。“学校へ行けない人はなぜ増えた? 不登校の歴史20年間をふり返... 続きを読む
  • 今日はアルボムッレ・スマナサーラ著「心は病気(サンガ)」の3回目、最終回。リンクこの本で僕が特に好きな箇所は前回までにあらかた紹介し終えたのだが、今日、もう1回本書を取り上げたのは、なんとこの本では「仏教的なダイエット法」を紹介していて、それについて書きたかったから。「10日間くらい荒行をしなさい」なんてものでは、もちろんない。本書から抜粋する。p172-173“痩せたい人こそ、「よく食べて」ください。ここで... 続きを読む
  • 前回に引き続いて、アルボムッレ・スマナサーラ著「心は病気(サンガ)」のご紹介。リンク僕が好きなところを抜粋して紹介する。p58“あまりにも現実離れした基準や目的はつくらないことです。その代わりに、仕事や勉強をする喜びを味わう、子育てをして、生きていてよかったと思う。そんな自由な心と、毎日生きる喜びを味わう心を持ってほしいのです。それが本当の人生です。”p60“「まったくストレスがなく、リラックスしつつも... 続きを読む
  • 「4週間で幸せになる方法」という本を出している関係上、本ブログではときおり幸福に関係しそうな本を紹介している。今日はスリランカ上座仏教長老、アルボムッレ・スマナサーラ氏の著書を紹介する。タイトルは「心は病気(サンガ)」。リンクなぜ心は病気か?本書で述べられていることは、「エゴが支配しているから」ということ。その病気を治すにはどうしたらいいか。「自我を捨てればいい」となる。p67“自我を捨てるということ... 続きを読む
  • 夏休みも終盤。宿題の読書感想文で苦労している小中学生、そして親御さんも多いかと思う。そこに着目したのであろう。毎週土曜日放送のテレビ番組「情報7daysニュースキャスター」で日本を代表する脚本家、三谷幸喜が「読書感想文の書き方」をアドバイスしていた。僕自身大いに楽しんだし、多くの視聴者から好評を得たようだ。三谷氏が説く読書感想文の書き方とは以下の5つ。基本はふたつで、① どう思ったかではなく、自分がどう変... 続きを読む
  • 昨日から紹介しているのは、ソニア・リュボミアスキー著「幸せがずっと続く12の行動習慣(日本実業出版社)」。著者は本の中で、「最も幸福な人々の考え方や行動パターン」を紹介している。p36~“・かなりの時間を家族や友人とすごし、その人間関係を大切にして楽しんでいる・誰に対しても感謝を表すことが苦にならない・同僚や通りすがりの人にまっ先に支援の手を差し伸べる場合が多い・未来を考えるときは、いつも楽観的である... 続きを読む
  • 今回紹介するのはソニア・リュボミアスキー著「幸せがずっと続く12の行動習慣(日本実業出版社)」。リンク著者はカリフォルニア大学リバーサイド校の心理学教授。ポジティブ心理学でお薦めを1冊を選べ、と言われたらこの本になる。まずこの円グラフを見てほしい。以下、引用。p33~“おそらく、もっとも意外に思われるであろう結論をこの円グラフは示しています。「裕福か、貧乏か」「健康か、病気がちか」「器量がいいか、人並み... 続きを読む
  • 前野隆司氏で最後にもうひと記事。今日は前野氏とアルボムッレ・スマナサーラ氏との共著「幸せの法則(サンガ)」を紹介する。スマナサーラ氏はスリランカ上座仏教長老。1980年に国費留学生として来日したのが縁となり、現在は日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝達と瞑想指導に従事されている。一方の前野氏は、前回紹介した「幸せのメカニズム」の著者で、肩書は慶應技術大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授... 続きを読む
  • 昨日から紹介しているのは、前野隆司著「幸せのメカニズム(講談社現代新書)」。前回、「やってみよう!」因子について説明したので、今日はそのほかの因子について、わかりやすい箇所を抜粋して紹介する。第2因子 「ありがとう!」因子p146“きのうまでよりも幸せになるために。それは、今日から、一歩を踏み出し、何か新しい出会いを始めることです。つまり、「つながりと感謝」を伸ばすこと。これが、幸せのためのステップな... 続きを読む
  • 昨日、一昨日と前野隆司氏によるネット記事を紹介した。せっかくなのでついでに(失敬)ご著書にも触れたい。「幸せのメカニズム(講談社現代新書)」。日本語で幸福学について読みたければ、まず手に取るべき教科書のような本だ。この本では幸せになるための項目を4つの因子として紹介している。第1因子 「やってみよう!」因子第2因子 「ありがとう!」因子第3因子 「なんとかなる!」因子第4因子 「あなたらしく!」因... 続きを読む
  • 昨日に引き続き、日本での幸福学の第一人者、前野隆司氏によるネット記事「金持ちになると実はストレスも膨らむ納得の訳」の紹介と解説を行う。https://news.yahoo.co.jp/articles/d306b6d4fc3664fff3306cf2faf2ad0c0e296697?page=1今回は金持ちになるデメリットについて。まずは記事からの引用。何不自由ない生活ができるようになると、次は家が欲しい、ベンツが欲しい、別荘が欲しい、自家用飛行機が欲しい、世界中のブランドを... 続きを読む
  • 以前「金持ちになると実はストレスも膨らむ納得の訳」とのネット記事を読んだ。https://news.yahoo.co.jp/articles/d306b6d4fc3664fff3306cf2faf2ad0c0e296697?page=1筆者は前野隆司氏。日本での幸福学研究の第一人者と言っていいだろう。今日はこの記事を解説しながら紹介したい。■800万円を超えると幸福度は変わらなくなる 「もっとお金があれば幸せになれるのに……」 誰もがそう思いがちですが、本当でしょうか。もちろん、食... 続きを読む
  • アーリーリタイアをして好きなことだけをして生きるようになったら、時間の流れ方が変わった。1日という単位で区切れば、時間の流れは明らかに早くなった。文章を書いたり、本を読んだり、運動に打ち込んだりしていると、あっという間に夕刻になる。そこからは子供の勉強をみたり、一緒にテレビをみたりという具合に家族と過ごすことが多い。それが面倒な時は、子供たちが騒がしくしている室内からベランダに出て、1杯始めることも... 続きを読む
  • 「空腹は最高の調味料」とよく言う。僕はこれに完全に同意する。腹が減っていないときに食べる料亭の料理より、腹ペコのときにかきこむ牛丼のほうがうまいに決まっている。同様に、部屋の整理をしているとき、出てきた本を読み返したり、アルバムのページをめくったりするのには麻薬のような楽しさがある。「こんなことをしている場合じゃないんだけどな」という気持ちがスパイスになり、その時をよりかけがえのないものにするのだ... 続きを読む
  • 自著「4週間で幸せになる方法」の宣伝もかねて、当ブログでは時々幸福に関する名言を紹介している。皆さんは読むことによって幸せになるだけではなく、ちょっとした雑学も身につくようになる。もし気に入ったものがあったら、何かの折に友人にも披露して、ぜひ周囲も幸せにしてあげてほしい。今日は、「トム・ソーヤの冒険」の著者として有名な作家、マーク・トウェイン(1835年 - 1910年)の言葉。“やったことは、たとえ失敗して... 続きを読む
  • 「4週間で幸せになる方法」という本を出しているのもあって、本ブログでは時折、幸福に関する名言を紹介している。皆さんは読むことによって幸せになるだけではなく、ちょっとした雑学も身につくようになる。もし気に入ったものがあったら、何かの折に友人にも披露して、ぜひ周囲も幸せにしてあげてほしい。今日はロシア・ソ連邦の文芸学者、ウラディミール・マキシモヴィチ・フリーチェ(1870~1929)。“人生は学校である。そこで... 続きを読む
  • 古い記事だが、国連の関連団体による「「世界幸福度報告」より。日本の幸福度は156カ国・地域中58位で、昨年より4つ順位を落として過去最低となったとのこと。https://www.asahi.com/articles/ASM3N5HPDM3NUHBI01Q.html日本人の幸福度は意外と低く、上位は毎年、ほぼ北欧の国々で占められていることは、このブログでも再三書いてきたとおりだ。以下は記事からの抜粋。“報告の基になったデータは米ギャラップ社の世論調査で、... 続きを読む
  • 「4週間で幸せになる方法」という本を出しているためもあり、ときどき「幸福本」を紹介している。今日は前回に引き続き、ブレット・ブルーメンソール著「1週間に1つずつ。毎日の暮らしが輝く52の習慣(ディスカバー・トゥウェンティーワン)」。リンク気になったアドバイスを抜粋していく。日記はもちろん義務ではなく、気楽なものです。初めて取り組むときには、1日5分だけ、などと目標時間をもうけると習慣化できます。1日のうち... 続きを読む
  • 「4週間で幸せになる方法」という本を出しているためもあり、本ブログでも時々、いわゆる「幸福本」を紹介している。今回紹介するのはブレット・ブルーメンソール著「1週間に1つずつ。毎日の暮らしが輝く52の習慣(ディスカバー・トゥウェンティーワン)」だ。リンク1週間に1つで52記事なら、さしずめ「1年で幸せになる方法」ということになる。このタイトルに対して僕が感じたのは、「それは長すぎるよ」というものだ。現在50過ぎ... 続きを読む
  • 我が家のある日の食卓。なんとも豪華に見えないだろうか?数年前、妻が通っている料理教室の先生が、収納場所が限界であることを理由にいくつかの食器を手放すことになり、一部を妻が譲り受けることになった。高級なものばかりなのに値段は格安。妻は大喜びだ。我が家は客も多くないので、大事に取っておいてもしかたがないということで、日常的に使うことにした。もちろん僕だってうれしい。見た目が素敵なのは気分がいいし、料理... 続きを読む
  • 「4週間で幸せになる方法」という本を出している関係上、ブログでも幸福に関する名言をときどき紹介している。皆さんは読むことによって幸せになるだけではなく、ちょっとした雑学も身につくようになる。もし気に入ったものがあったら、何かの折に友人にも披露して、ぜひ周囲も幸せにしてあげてほしい。今日はご存知、アップルの創業者のひとり、スティーブ・ジョブズ(1955年-2011年)。“君たちの時間は限られている。だから、他の... 続きを読む
  • 自著 “幸せの確率 あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ” は以下の文章で始まる。リンク想像してごらん 仕事なんかしなくてもいいのだと。ほら、簡単だろう?気が向けば働けばいいし、遊んで暮らしたってかまわない。自分の時間を犠牲にすることなんてないんだ。想像してごらん 束縛なんかないのだと。そんなに難しくないだろう?好きな土地に住もう。田舎でも、都会でも。旅するように移り住むのもいいし、リゾート暮ら... 続きを読む
  • 昨日に引き続き、俳優、劇作家、演出家、脚本家、映画監督、コラムニストであり、劇団『大人計画』の主宰を務める鬼才によるエッセイを紹介。松尾スズキ著「人生の謎について(マガジンハウス)」。リンク裸の王様正月というのは晴れがましいものだが、それが毎年来るのが心底憂鬱だった時期がある。実家に帰るのが嫌だったのだ。父が死んで母は一人暮らしをしていたのだが、歳をとり、家族が集まる正月の支度をするのが億劫になり... 続きを読む
  • 松尾スズキという人がいる。俳優、劇作家、演出家、脚本家、映画監督、コラムニスト。劇団『大人計画』主宰、つまり阿部サダヲや宮藤官九郎のボスであり育ての親ということになる。しかし本人の立ち位置は微妙で、いまだ「メジャー」になりきれないところがあり、意外と世間には知らない人も多い。僕は以前から松尾スズキ氏の大ファンで、地方在住ゆえ舞台を見に行く機会こそないものの、彼が監督、または主演している映画や著作は... 続きを読む

内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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