大いに同感。余暇で考えてもテレビやネットといった受動的な娯楽は幸福感をもたらさない。“p129
調査によると、私たちは自分を最大限幸せにすることではなく、簡単なことを選んでしまいがちだという。(中略)
人は、いつでも楽であることを求めるが、実は本当の幸せをもたらすのは刺激である。”
最悪なのは「しなかったことによる後悔」であるということはよく聞く。なるほど、それにはこんな理由付けができるのか、という新たな発見だった。“p146
人びとは、失敗したことより行動を起こさなかったことを2倍後悔するという。なぜだろう? 私たちは失敗を正当化するが、何も試みなかったことについては、正当化できないからだ。さらに、歳を重ねていくにつれ、人は良いことだけを覚えていて、悪いことは忘れてしまう傾向にある。そんなわけで、単純に多くのことを経験すればするほど、年老いたときに幸福感が増し、孫に聞かせる武勇伝も増えるというわけだ。“
ただしこの後、内向的であることのメリットも(少しは)あげられている。“p176~
・外向的な人のほうが稼ぐことが示されている。
・外向性は、仕事の満足度、給与水準、障害における昇進の回数などとプラスの相関関係にある
・お酒を飲む人は、飲まない人よりお金を稼ぐ。
・外向的な人は内向的な人より幸せである。“
こういうありふれた小さなことこそ大切なのだと、最近、よく感じるようになった。“p234
あなたの周囲の人に感謝を伝えよう。時間を取って「ありがとう」と伝えることで、自分がいかに恵まれているかあらためて実感できるだろうし、言われる相手との維持関係にも効果てきめんだ。“
そうそう、気の持ちよう!“p240
美しい女性は4%ほど収入が高く、ハンサムな男性は3%ほど収入が高い。(中略)一方、魅力的でない女性は収入が3%ほど低く、魅力的でない男性は22%も低いという。ただし、見ばえの良い人のほうが稼ぐのは、その外見が好まれるからではない。調査によると、容姿が良い者は自信を持つようになるからだという。“
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内山 直
作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。