アーリーリタイアは若死ににつながるのか!? どうやら、ただのんびりのアーリーリタイアはよろしくないようだ。多少の負荷を伴う、能動的な活動をもつことが健康には大切にみえる。“p285~
職がない状態は、若死にするリスクをじつに63%も高めるという。(中略)
では退職はどうだろう? こちらは「正しい」失業ではないか? それは違う。退職は認知機能の低下、心臓疾患、ガンの発症につながる。こうした影響は、老化によるものではなく、活動的に職務に携わっていた状態でなくなることに起因する。“
何よりも最悪なのは、仕事がつらい状態なのだそうだ。“p286
嫌いな職に就いていることは、失業よりさらに悪い。疎外感を覚えたり、感情移入できない職に就いている人は、失業状態にある人より幸福度が低い。“
“p305
睡眠不足は、疲労度や思考の明晰度に影響するだけではない。情緒面にも影響を及ぼす。誰でも疲れて不機嫌なときがあるが、睡眠不足になるとそれに拍車がかかり、認知機能のレベルにまで影響が及ぶ。体が疲れ果てると、脳はネガティブな側面に焦点を置くようになる。“
完全に同意。“p307
睡眠時間が6~8時間を下回った被験者は、経時的に同じ睡眠時間を保った者に比べ、心臓血管疾患及びすべての原因による死亡率が高くなった。“
これも多いに同意。“p306
大半の人は、午前中最初の2時間が生産的だと調査でわかった。起きた直後ではなく、あなたが7時に起きたとすると、だいたい8時から10時半ごろまでが最も生産的な時間になる。“
これも本当に、そう!“p309
休暇から戻った後に過剰なストレスがあると、休暇の効果はひと月持たないという。逆に休暇後に楽しく過ごせれば、休暇の効果は長く持続するという。“
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内山 直
作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。