最近ネットフリックス(など)で観た映画―その8


半ば私的メモ。毎月、主にネットフリックスで観た映画の寸評を上げている。
子供とテレビで映画を観たいが、適当なものがわからないという人には、多少参考にしてもらえるかもしれない。
まずは先月はまったデンゼル・ワシントンの続き。

イコライザー 1&2 ★★★★★
https://eiga.com/movie/78782/

デンゼル・ワシントンが、アカデミー主演男優賞を受賞した「トレーニング デイ」のアントワン・フークワ監督と同作以来13年ぶりに再タッグを組んだアクションサスペンス。共演に人気女優クロエ・グレース・モレッツ。元CIAエージェントのマッコールは、いまはホームセンターで働く、ごく普通の真面目な人間として生活していた。しかし、ある夜、なじみのカフェで娼婦の少女テリーと出会い、彼女を囲うロシアンマフィアの非情さに、内に眠っていた正義感が目を覚ましていく。かつてのマッコールは、身のまわりにあるあらゆる物を武器に変え、警察では解決できない不正をこの世から瞬時に消してしまう「イコライザー」と呼ばれる男だった。マッコールはテリーとの出会いから、再びイコライザーとしての仕事を遂行していく。
2014年製作/132分/PG12/アメリカ
原題:The Equalizer

デンゼル・ワシントンがあまりにも強いため、安心して楽しめた。しかし暴力シーンの迫力がすごすぎて、子どもたちと観るのは少し躊躇してしまう。PG12だし(ちなみに1の方が2よりよかったが、2も決して悪くない)。
そこで、次。

マイ・ボディガード ★★★★★
https://eiga.com/movie/1553/

「エネミー・オブ・アメリカ」「スパイ・ゲーム」のトニー・スコット監督がA・J・クィネルのベストセラー「燃える男」を映画化。暗殺任務に明け暮れる日々に疲弊していた元CIAの特殊工作員クリーシーは、9歳の少女ビタの護衛を引き受け、彼女の純真さに癒されていく。そして彼女が誘拐犯に拉致されたとき、彼の過激な追跡が始まる。2度のアカデミー賞に輝くデンゼル・ワシントンと「アイ・アム・サム」の天才子役、ダコタ・ファニングが共演。
2004年製作/146分/アメリカ
原題:Man on Fire

うん、これまた面白い! やはり暴力シーンはそこそこ迫力があるが、イコライザーよりは見やすいので、息子たちとはまずこれを見て反応をチェックしよう!

サブウェイ123 激突 ★★☆☆☆
https://eiga.com/movie/53205/

1974年にも「サブウェイ・パニック」として映画化されたジョン・ゴーディのベストセラーを、トニー・スコット監督&デンゼル・ワシントンが4度目のコンビで再映画化。冷徹な犯人グループのリーダー役でジョン・トラボルタが共演。ニューヨークの地下鉄ペラム123号が乗っ取られ、犯人グループは乗客を人質に身代金1000万ドルを要求。地下鉄運行指令室に勤務するガーバーは、犯人からの無線を受けたことから、そのまま交渉役を務めることになり……。
2009年製作/105分/アメリカ
原題:The Taking of Pelham 123

上記3作品と比べると迫力不足で、特におすすめではないけれど、逆に迫力不足ゆえに家族で見るにはちょうどいい気もする。

刑事ジョン・ブック ★★★★☆
https://eiga.com/movie/44199/

「誓い」「危険な年」のピーター・ウィアー監督が、ハリソン・フォードとコンビを組んだサスペンスドラマ。アメリカ・ペンシルバニアの片田舎で、文明社会から距離を置き、17世紀の生活様式を守って暮らすアーミッシュ。その村出身の子供サミュエルがフィラデルフィア駅のトイレで殺人事件を目撃する。捜査を担当する刑事ジョン・ブックが、サミュエルと母親のレイチェルを署に連れて聴取を行うと、サミュエルはジョンの同僚刑事のマクフィーが殺人事件の犯人だと告白する。共演にケリー・マクギリス、ダニー・グローバー。
1985年製作/112分/アメリカ
原題:Witness

アーミッシュの生活様式も興味深く、子供たちも興味をもつかもと思いながら観ていたけど、後半からは完全に大人の物語。子供にはわからないだろうなあ。残念。
でも個人的には最後まで楽しめた、ハリソン・フォードの代表作のひとつ。未見の方はおすすめ。
ちょっと中弛みしたので星は4つで。

ここからはネットフリックスから離れてdTV。
井上尚弥vsポール・バトラーのボクシングの試合が観たくて一時的にdTVに加入。
するとアクセスが集中しすぎたため、dTVは非加入者でも観られるように回線をオープンにしたとこのこと。
入って損した?
と思わないですむよう、ネットフリックスやアマゾンでは観られない作品を無料会員の1か月間で集中的に楽しむことに。

スプリット ★★★★★
https://eiga.com/movie/86367/

「シックス・センス」「ヴィジット」のM・ナイト・シャマランが、ジェームズ・マカボイを主演に迎えてメガホンを取ったサイコスリラー。見知らぬ男に拉致され、密室に閉じ込められた女子高校生3人組は、監禁場所で神経質な雰囲気を漂わせた男を目にする。男が部屋から立ち去り、必死に脱出方法を思案している最中、ドアの外から男と女が会話する声を耳にした3人は助けを求めて声を上げるが、そこに現れたのは、女性の服に身を包み、女性のような口調で話す先ほどの男だった。男には23もの人格があり、9歳の少年やエレガントな女性など、ひとりの体の中で人格が激しく入れ替わっていく。そして、そんな男に24番目の人格が現れ……。
2017年製作/117分/G/アメリカ
原題:Split

以前はまったシャマラン監督による作品。
スプリットは以前観ていたが、なぜかあまり記憶に残っておらず、初見のように楽しめた。
女子高生役の主演はアニャ・テイラー=ジョイ。この後、エマやクイーンズ・ギャンビットの主演ですっかりお馴染みになる女優さん、と言えば顔が浮かぶ人も多いのでは?
ちなみにこの作品はブルース・ウィルス主演「アンブレイカブル」の続編なのだが、話はあまりつながっていない。
しかし不思議なことに、「アンブレイカブル」でドラッグの売人を演じていたシャマラン監督が、ここでは医師の助手役で出演している。
ちょい役とはいえ、ひとつのシリーズで別人として出演するのはご法度では? あるいはドラッグの売人が更生して医師の助手になった? まさかの双子オチ?(笑)
この続編であり完結編であるミスター・ガラスはまだ観ていない。この謎を解くためにも、観ねば!

dTVでは僕の好きなウディ・アレン監督の作品がアマゾンやネットフリックスより充実していたので、追加料金が必要ではあったがいくつかチェック。

カフェ・ソサエティ ★★★★☆
https://eiga.com/movie/86001/

ウッディ・アレン監督が1930年代ハリウッド黄金時代を背景に、きらびやかな社交界(カフェ・ソサエティ)に身を置くことになった青年の恋や人生を描いたロマンティックコメディ。映画業界で働くことを夢見るニューヨーク生まれの青年ボビーは、業界の有力者である叔父フィルを頼ってハリウッドにやってくる。フィルの秘書を務める美女ヴォニーに心を奪われたボビーは、映画スターやセレブリティを相手に、フィルの下で働きながらヴォニーと親密になっていくが、彼女には思いがけない恋人の存在があった。「ローマでアモーレ」でもアレン監督と組んだジェシー・アイゼンバーグが主演を務め、「トワイライト」シリーズのクリステン・スチュワート、テレビドラマ「ゴシップガール」のブレイク・ライブリー、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のスティーブ・カレルらが共演。アレン監督が自らナレーションを務める。女優陣が着こなすシャネルなどの華やかな衣装にも注目。
2016年製作/96分/G/アメリカ
原題:Cafe Society

熟練のウディ・アレン節。見るのは二度目だけどやはりいいなあ。
ところでこの作品で、主人公の姉の、
「Live every day like it's your last, and one day you'll be right.」
というセリフがある。
前半の「Live every day like it's your last(毎日を最後の日のように生きれば)」とくれば、その後は、「人生が充実する」といった言葉が来そうなものだが、そこを、
「One day you'll be right(いつか本当に最後の日が来る)」
と締めくくる、いかにもウディ・アレンらしいブラック・ユーモアなのだが、日本語字幕は、
「毎日を最期の日と思えば、後悔なく死ねる」
となっていて唖然。
もちろん、これではジョークにならない。完全な誤訳と思われる。
おいおい、恐れ多くもウディ・アレン作品のセリフだぜ。もっと丁寧にやってもらわないと、作品が死んじゃうよ。
ちなみに子供には退屈なはずなので、おすすめにあらず。

最後にウディ・アレンの大昔の映画。
ボギー!俺も男だ ★★★★★
https://eiga.com/movie/49332/

若手喜劇人の代表ウッディ・アレンのヒット舞台劇の映画化。ボガードの代表作「カサブランカ」のパロディーで、原題のPlay it Again Samは、ボガードが昔の恋人バーグマンをなつかしんで、黒人のピアノ弾きサムに思い出の曲を頼む時のセリフから引用したもの。出演はウッディ・アレン、ダイアン・キートン、トニー・ロバーツ、ジェリー・レイシー、スーザン・アンスパック、ジェニファー・ソールト、ジョイ・バングなど。
1972年製作/アメリカ
原題:Play it Again, Sam

アカデミー賞をとった代表作「アニー・ホール」より5年も前の作品。久々に観たけど、やはり面白い。
初期の作品はコメディ色が強いので、その後のお洒落な作品群しかしらない人にはぜひ一度見てほしい。
ちなみに子どもと観ても問題はないが、子どもがこのユーモアをどの程度楽しんでくれるかには疑問符がつく。

銀河ヒッチハイク・ガイド ★★★★☆
https://eiga.com/movie/1428/

世界的人気を誇るカルトSF小説を映画化し、人類最後の男が宇宙のガイド本を頼りに繰り広げる奇想天外な冒険を描いたSFコメディ。
ある日、地球上空に無数の宇宙船が飛来し、銀河バイパス工事のため一瞬にして地球を爆破してしまう。平凡なイギリス人男性アーサーは、実は異星人だった友人フォードに助けられ、地球人最後の生き残りとなる。2人は宇宙で生き抜くサバイバル術を風刺たっぷりにつづったベストセラー「銀河ヒッチハイク・ガイド」を手に、広大な宇宙をさまようが……。
主人公アーサー役にマーティン・フリーマン、共演にビル・ナイ。原作者ダグラス・アダムスが自ら脚本に参加し、数々のミュージックビデオを手がけてきたガース・ジェニングスが長編初メガホンをとった。
2005年製作/109分/アメリカ
原題:The Hitchhiker's Guide to the Galaxy

原作が好きなのもあって、以前から一度観てみたかった映画。ネットフリックスでもアマゾンでも観れないので、今回が初見。
おもしろかったのだが……期待が大きすぎたせいか、やや物足りなく感じてしまい星4つ。
マーティン・フリーマンはテレビドラマ「The Office」、「Sherlock(ワトソン役)」などでお馴染みのイギリスの役者。ビル・ナイとのやり取りに既視感が……と思って調べたら20年も前にヒュー・グラント主演の映画「ラブ・アクチュアリー」で共演していたことに気付く。ちなみに、この映画もお薦め(ビル・ナイの演技が最高なのだ)。

というわけで後半は「アマゾンやネットフリックスでは観られないけど、dTVで追加料金を払えば見られる映画の紹介」という、わかりにくい縛りで書かせてもらった。
このdTV、作品数は少ないし、なぜか時々画面と音声がずれるしで、とても使いづらかった。
日本最大の電信企業、NTTドコモが手掛けてもこのレベルか、と暗澹たる気分になる。アマゾンやネットフリックスはすごいなあ。

以上、小学校高学年~中学生の子供と見る映画を探している人へのプチ情報。
ドラえもんを卒業したての年頃って、映画選びが難しいけど、でも多感な時代に広い世界を知ってほしくて、父はせっせと映画選びにいそしんでいるのである。
子どもためのフリをして、一人のんびり映画を楽しんでいるわけでは断じて、ないっ!



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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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