高級車をローンで買うなどもっての他! 地道な貯蓄のほうが幸福度を上げるようだ。●「富裕層になる途上の人」は年収を上げるよりも、貯蓄額を増やすほうが幸福度を高めることができる。つまり、たとえ年収が高くなくてもコツコツと貯めている人は幸福度が高い。
億のお金をもっているのにさらなる富を追い求め、貴重な時間を浪費している人がいかに多いことか!(特にツイッター上 笑)。●「すでに富裕層である人」は、現在、お金持ちなので収入が上がっても、また何かのきっかけで貯蓄額が多くなっても幸福度にほとんど影響を与えない。つまり、お金持ちは蓄財に血道をあげてもあまり意味がない。
幸福をもたらす主たる要素はシンプルで、あまりお金はかからないようだ。●「幸福度ランキング」のベスト5はセックス、おしゃべり、夕食、リラックス、昼食。
人を羨んでも、ましてや真似ても意味がない。自分にとって何が幸せかを見極めることが最重要!●幸福度(の高さ)は、「収入総額/支出総額」との関連性よりも、「性格に応じた支出」をどれだけするかにずっと強い関連性がある。つまり、自分の性格的な特徴に沿ったお金の使い方をすることが幸福度を増す。
年とともに1年が早く感じられるのは、誰しも経験があるところだろう。●「ジャネーの法則」は、生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)というもの。体感時間でいうと人は20歳までで人生の半分、50歳で80%以上を終えていることになる。
きらびやかな集団には近づかないのが賢明ですぞ。●自分より貧しい人に囲まれて生活すれば、どんどん豊かになる(お金が貯まる)。逆にこうなりたいと思っている上位集団に囲まれて生活し、無理してついていこうとすると、貯金はどんどん減るのに加え、ストレスによる寿命短縮のリスクもある。
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内山 直
作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。