「知識に出口を」と訴える出口氏、などというダジャレはさておき……(思いついたらつまらないとわかっていても書かずにはいられないオヤジの性)。たとえばおもしろい本を読んだら、僕は周囲の人に「こんな本読んだで」「これはおもろいで」というように、その本の内容やおもしろかったポイントを話します。誰かに会うたびそういう話をするので、内容を覚えてしまうのです。
(中略)
アウトプットすることが大事なら、読書日記をつければいいじゃないかという意見もありますが、それはあまり効果がないと思うのです。なぜならば、脳が無意識のうちに「これは日記やな」「これは自分用のメモやな」と思い込んでしまうので、いい加減なものになりがちだからです。
もしかくのであれば、Facebook、あるいはブログなどに投稿したほうがいいでしょう。(中略)「この文章は誰かが読む」と脳が意識するので、整理のレベルが格段に上がるのです。
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内山 直
作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。