30代後半から50歳くらいまでが最多ということになる。社会人として働き始めてからリタイア(もしくは独立)するまでにかかった年数を教えてもらったところ、「15年~20年未満」(25.8%)が最も多く、次いで「20年~25年未満」(24.4%)、「5年~10年未満」(17.5%)と続く結果に。
半分近くは2,000万円未満の資産でFIREしているとのこと。リタイア時の総資産については、「2,000万円未満」が最も多く42.2%。次いで「2,000万円~2,999万円」(14.6%)。
上述したように2,000万円以下の資産では、投資でかなりのリスクをとらないと生活は難しい。現在の主な収入源を教えてもらったところ、「株式投資」(50.4%)、「不動産投資」(32.4%)、「FX」(17.1%)が上位に。リタイア後も、資産運用を行いながら生計を立てている人が多いよう。
資産は「引き続き保有」「売却し貯蓄」を合わせて過半数だから、ハイリスクな投資を行っている人はいたとしても少数派らしい。「リタイア前に投資していた資産は現在どうしていますか?」と聞くと、「引き続き保有しており、しばらく売却する予定はない」(34.3%)が最も多く、次いで「既に売却し、新たな投資のために活用した」(22.3%)、「既に売却し、貯蓄している」(21.6%)と続いた。
とのこと。調査は5月27日~28日、早期リタイアをした男女1,019名を対象にインターネットで行われた。
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内山 直
作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。