「結婚はするべきか?」と相談されるとき、僕が話す3つのこと ~ 幸福学と37パーセント理論

平成以降、生涯未婚率はかなりの勢いで上昇してきている。
価値観が多様化するのと同時に便利な世の中になり、ひとり身でも不自由を感じなくなったことが大きいのだと思う。
結婚しない人が増えれば、そのことによる肩身の狭さもさらに減少する。
となるとこの傾向は令和を通じて続くのでは? という気がしている。

若い人から結婚するべきかどうか相談をうけることがある。
そういうとき、僕が話すポイントは3つ。
最初のふたつは、統計的なデータだ。

1.調査によると、結婚した人のほうがしない人よりも幸福度は高い傾向があるが、その差は若年層を中心に縮まってきている。
2.若くして結婚した人ほど、結婚満足度が低い傾向がある。

というわけで主観的幸福度調査の結果だけ言えば、結婚はしてもしなくてもいいが、するならあまり若いうちではないほうが無難だということになる。
特に2.に関しては37%ルールと言われる数学的類推とも合致していていて、おもしろいので説明する。

部屋探しであれ、求人であれ、パートナー選びであれ、候補のうち最初の37%は無条件で見送る。
その後、「今までで一番いい」と感じたらすかさずそれを選択するのが、確率的にはベストな方法なのだそうだ。
もちろん必ずうまくいくわけではない。たとえば、最初の37%以内に最高の相手が現れた場合、生涯結婚することができないということになる。
このやり方でベストな相手と結婚できるのは、これまたやはり37%とされている(奇妙な一致)。
ということは逆に、63%の確率で失敗する。
それでも他の方法よりも成功率が高いというわけだ。

実際の婚活にあてはめてみよう。
18歳から男女交際を初めて、35歳までに結婚したいと考えるとする。
35歳まで未婚なら何人くらいとつき合うことになりそうだという具合に、あらかじめ交際人数を予想する。
もしそれが10人なら、3人目までは無条件で見送り、その後、最初の3人の中でベストと感じた人よりも、さらに理想に近いと感じた最初の相手を選べばよい、ということになる。

ちなみに最初の相手がベストである確率は10%、最後の相手がベストなのも10%。
そう考えれば、この法則による37%という成功率がいかに高いかがわかるだろう。
そして前述したように、「若くして結婚した人ほど、結婚満足度が低い傾向がある」という主観的幸福度調査の結論とも合致しているようにみえる。



そして「結婚すべきか」の質問に対する3つめのアドバイス。
それは、「迷うのならより一般的な道、すなわち結婚することを選択するほうがいい」というものだ。

いくらすばらしい相手と巡り合ったとしても、結婚したことを後悔することがまったくないとはちょっと考えにくい。
心が迷うことは誰にだってあるはずだ。
もちろん結婚しなかったとしても、時に後悔の気持ちが湧くのは同様。
そんな時、人と同じ行動をしているほうが、後悔の度合いが浅くすむ。
人間はどうしても比較してしまう生き物だから、
「まあ、みんなこんなものだろう」
と思えるかどうかは、実に大きい。

そして、これはアーリーリタイアでも同様だ。
決断に自信がもてないのなら、一般的な選択肢ではないアーリーリタイアなどすべきではない。
後悔したときに、それが深く胸に突き刺さる可能性が高いからだ。

その辺の考え方も、自著 “幸せの確率~あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ” の中で詳述している。
アーリーリタイアを真剣に考えるのなら、ぜひ一読してほしい、とさりげなく宣伝もして(さりげなくないって!)、今日はおしまい。
(ありがたいというべきかは微妙ですが、最近、アマゾン・楽天で品切れ状態となることが多くなっています。じきに入荷されると思いますので、少しお待ちください)


  書評  アゴラ言論プラットフォーム   医師会報

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タコのガリシア​風や鶏ハム。
高1の長男が寮に入ってから、妙に「おつまみメニュー」が多い我が屋である。
お酒はもちろん白ワイン。
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内山 直

2016年、47歳でセミリタイア。地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で、遺伝が50%。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってきます!

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