瞑想はごく短時間でよい。むしろその短時間で得た感覚を日常生活にいかに生かすかが重要、との新発想。―頭を「からっぽ」にするレッスンより


相変わらず座禅を中心とした日々を送っている。
45分を1セットとして、大体1日に2~4セット。
そう書くとまるで達人のようだが、実際のところ禅定はなかなか深まらず、時に「僕はいったい何をやっているんだろう」と途方に暮れることもある。
そんな中、今でも時に触れ読み返すのがこの本、『頭を「からっぽ」にするレッスン(辰巳出版)』だ。


まずはAmazonから著者の照会。

プディコム,アンディ
イギリス保健医療委員会公認の臨床瞑想コンサルタント。元仏僧。大学在学中に僧を志しアジアに旅立つ。世界各地の寺院や僧院で修行を積んだのち、チベットの僧院で正式な仏僧となるが、2004年にイギリスに帰国。その後、瞑想普及のための団体“ヘッドスペース”を創設。「瞑想を誰にとっても身近なものにし、なるべく多くの人に瞑想にしたしんでもらいたい」との理念をもち活動に励んでいる。

ちなみにこの本は日本では最初は2011年に出版されたのだが、ビル・ゲイツが2018年、2020年と2度にわたり「読んでおくべき1冊」として推薦したことを機に、アップデート版として再刊行されたとのこと。
この本で推奨されている瞑想の特徴は、
「瞑想はごく短時間でよい。むしろその短時間で得た感覚を日常生活にいかに生かすかが重要」
という点であるように思える。
完全に同意はしない。10分座るのと1時間座るのとでは、やはり得られるものは異なるというのが僕の感想だ。
しかし長時間の瞑想がつらいという人や、忙しくて時間がとれない現役世代には、ひとつの現実的な選択肢であるようにも思える。
そして後半部分、「瞑想で得た感覚を日常生活にいかに生かすかが重要」という点には完全に同意だ。
たとえ半日座禅をしても、残りの半日を雑念だらけでダラダラすごせば禅定は一向に深まらない。
瞑想で得た感覚を大切にしながら日常を送ることこそ重要なのだ。

とはいえ今でも「瞑想って、なんか怪しくない?」と感じている人も多いと思う。
今日は瞑想の効果について多くに人に説得力をもつであろう部分を本書から抜粋する。

瞑想はより具体的な目的にも利用されています。イギリスの国立医療技術評価機構(NICE)に使用を承認されて以来、瞑想(医療の用語ではマインドフルネス)は様々なストレス性症状の治療に用いられてきました。代表的な症状には、慢性不安、うつ病、怒り、依存、強迫行動、不眠、筋肉の緊張、性機能不全、月経前症候群(PMS)などが挙げられます。
(中略)
瞑想がこんなに幅広いメリットをもたらすことは、にわかには信じがたいかもしれません。けれども考えてみれば、心が関係する行動ならなんでも、瞑想によるメリットがあるのです。人生のすべては心を通じて経験されるのですから、人生における幸福感や充実感も、他者とのよい人限関係も、すべては心しだいです。だから、毎日何分かを費やして心のトレーニングやメンテナンスをするのはむしろ当然の常識でしょう。

「むしろ当然」と感じて頂けただろうか?
しばらくこの本の紹介を続けようと思っている。




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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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