持ち家vs賃貸 生物学的に考えてみると……


昨日紹介した福岡伸一によるエッセイが面白かったので、こちらの書籍もついでにご紹介。


家を持つ自由、持たない自由
同じコストを払いつづけるなら家賃ではなく、ローンを払って最後は自分の持ち家になる方がよい。いやいや、人生、いつ何時、何が起きるかわからないから、巨額の借金など背負わず、住みたい場所に住めるほうがいい。持ち家VS賃貸は、住まいをめぐる永遠の論争らしいが、迷うときは生物学にまなぼう。
登場するのは、ナメクジとカタツムリ。一見、ナメクジが進化して防衛防御のため殻を作り出したように思えるが、さにあらず。カタツムリがその殻を捨てたことによって誕生したのが、ナメクジなのである(どうしてそんな順番がわかるかって? 良い質問だ。それは殻の痕跡をいまだ残したナメクジが存在するから)。
では、なにゆえカタツムリは殻を捨てたのか。「持ち家」の負担に耐えかねたからである。殻を作り維持するには膨大なカルシウム摂取とエネルギーが必要。いっそ殻を脱げば、そんな苦労もないし身軽、隠れたいときは隙間にも潜れる。すると新しい餌にもありつける。
ってことは、賃貸派の勝ちってこと? いいえ、違います。大切なことは、たった今、ナメクジもカタツムリもちゃんと共存共栄しているという事実。どちらが有利・不利ということではなく、選択の自由があり、生き方の違いが許されていること。これが生物多様性の要諦である。


ははは、結論に拍子抜けした人も多いのでは?
僕はもちろん福岡氏の意見に大賛成。みんなちがって、みんないいのだ!



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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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