著名人たちの運動事情 ~アンデシュ・ハンセン著「運動脳」のご紹介4


アンデシュ・ハンセン著「運動脳」の紹介を続ける。
今日の最初のテーマは「頭の中からアイディアを取り出す」。
本書では著名人たちの運動の仕方が紹介されている。(p252~)


・村上春樹は作品の執筆中は毎朝4時に起床し、午前10時まで仕事をする。昼食をとったのちに10キロのランニングを行い、それから水泳をする。

・アルベルト・アインシュタインは、自転車をこいでいるときに相対性理論を思いついた。

・日中、ベートーヴェンはたびたび仕事の手を休め、着想を得るために長い時間、散歩をしたといわれている。

・チャールズ・ダーウィンは屋敷のまわりの散歩道を何時間も歩いて過ごした。


さらに近年の例として、p254から抜粋。

アップルの共同創業者でCEOを務めたスティーブ・ジョブズはしばしば歩きながら会議を行ったことで知られている。彼は会議室のテーブルを囲んで話し合うよりも、歩きながら意見を出し合う方が効果があると考えた。
ジョブズのやり方には、フェイスブック(現在メタ)のマーク・ザッカーバーグや、ツイッター創業者ジャック・ドーンら、シリコンバレーの多くのビジネスエリートたちが共感を覚え、この「ウォーキング・ミーティング」を取り入れている。


ちなみに運動は「すればするほどよい」のか。実はそうではないらしい。
p224~

今の時点での科学者たちの見解は、過酷な運動は脳や記憶力――少なくとも短期記憶という点では、プラスよりもマイナス面の方が多いという方向に傾いている。
(中略)
今の時点では、運動がストレスとなる限界点がどのあたりかは解明されていないが、個人差はあると思われる。一ついえるのは、脳を鍛えたり記憶力を向上させたいなら、ウルトラマラソンなどの過酷なレースに参加するべきではない。逆効果になるからだ。
脳の機能を向上させるには少し長めに歩いたり、30分走ったりするだけで充分。何時間も走り込む必要はない。

忙しい人でも、たとえば一駅前で電車を降り、早足で歩くことによって十分な運動量が確保できることになる。
次回はなぜ脳にとって運動がここまで重要なのか、ひとつの仮説(とはいえ、説得力はある)を紹介してこのシリーズを終える。



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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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