6つのアップルパイ。6人全員が1つずつ取ったのに皿の上に1つ残っているのはなぜ? ~思考実験3


一昨日から紹介しているのは笠間リョウ著「思考実験BEST50(総合法令出版)」。


僕自身は思考実験にそれなりに詳しいので、知っている設問が多かったが、良問がわかりやすく解説してあるので、思考実験にあまりなじみのない人や、家族、友人と一緒に楽しむには実にいい1冊だと思う。
僕自身、息子たちに何題か出題し、楽しい時間を過ごすことができたので、子供たちにウケが良かったものの一部を紹介していて、今日が最終回。

偽のコイン
あなたの目の前には、コインが8枚と天秤が1台あります。このコイン8枚の中には、1枚だけ重さが軽い「偽のコイン」が交っています。天秤を使って、8枚の中の偽のコインを見つけてほしいと思っています。しかし、天秤は2回以上使うと、壊れてしまいます。
では、どのようにして偽のコインを探せばいいのでしょうか?

これなど大人目線では決して難しい問題ではないのだが、息子たちはかなり苦戦していた。
解答はCMの下。



答え。
まず3枚ずつ秤に載せる。釣り合うなら残り2枚の中に偽物があるので、それを秤にのせる。
釣り合わないなら軽いほうの3枚のうち1枚が偽物。3枚のうち2枚を載せて軽い方、釣り合うようなら残ったものが偽物となる。
この「釣り合うようなら残ったものの中に偽物がある」という発想が息子たちには難しかったようだ。興味深い。

もう一題。

部屋の中にはアップルパイが6つ載った皿があります。女の子が6人いて、1人ずつアップルパイを取ったが、皿の上にはまだアップルパイが1つ残っています。なぜでしょうか?

答えはおやつ写真の下。

IMG_0983.jpg

答え。
5人の女の子はアップルパイを皿の上から取っていきましたが、6人目の女の子は皿ごとアップルパイを取ったため、皿の上にはアップルパイが1つ残っていた。

これも生活実感を伴う大人には簡単だが、子供には難しかったもよう。
それにしても、設問を「女の子」にする必要はあったのかな? と個人的には疑問。こういう回答に必要のない設定をつくると、解けた時の爽快感を損なう気もしなくもない。

他にも良問がたくさんあるのだが、紹介記事が営業妨害になっては困るのでこれにて終了。
小学校高学年から高校生くらいのお子さんと、ちょっと知的なクイズを楽しみたいという人には実にお薦めの一冊だ。



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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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