【画像あり】 松本人志さんの「遺書」には「『無理やりやられた』では笑いの邪魔になる。記者会見する気になった」と記されていた!


年末に「週刊文春」がお笑いコンビ「ダウンタウン」松本人志(敬称略)についての「性的行為強要疑惑」を報じ、マスコミは大変な騒ぎになっている。
記事で女性は、下のように語っている(原文ママ)。

「私は『ホント、すみません、すみません』と必死に拒否しながらも『一度射精させれば襲われなくなるかもしれない』と防御策を考えました。何度も抵抗した後、右手だけで応えるようにしていたんですけど、しゃがみ込んだ途端に口に押し入ってきた。そして最後は口内に出されました。その瞬間、頭の中が真っ白になってしまった」

これを読んで、僕はかすかな既視感を覚えた。
あれっ、松本人志って前にもこんな騒動がなかったっけ?
古い話のためかググってもさっぱりヒットしない。そこで開いたのが松本人志著「遺書(朝日新聞出版)」。
若い人たちは知らないかもしれないが、この本はちょうど30年前の1993年から1994年にかけて週刊朝日に連載されたエッセイをまとめたもので、なんと250万部の大ベストセラーになった。


僕の記憶にあった騒動は、「少年時代のオレを救った笑いと毛ジラミについて」というタイトルのエッセイで綴られていた。

先日の“毛ジラミ事件”などは、まさにそれで、根も葉もないことを書き立てられ、あまりのバカバカしさに否定する気にもならん、とこの連載でも書いた。
ただ、よく考えてみると、“毛ジラミ”はよいが、“無理やりやられた”というのが引っかかった。オレにも、親兄弟がいるのだ。この人たちのためにもハッキリさせないといけない。第一、そのイメージは“笑い”の邪魔になる、と記者会見する気になった。


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と、書いてあるのはここまで。記者会見での様子や反響については触れていないし、僕も会見自体を見た記憶はない(計算したところ医学部6年生で、卒業試験、国家試験の準備で忙しい時期であった)。
ともあれこのエッセイでは「芸人としての活動を続けるためにも、不同意性交の汚名を消したいと考え、記者会見する気になった」との趣旨が明確に書かれている。
一方、今回の騒動で、松本人志側は「事実無根」と主張しながらも、記者会見は行わず、逆に芸能活動のほうを休止してしまった。
そう、前回とった行動とまったく真逆なのだ。
遺書執筆時は30歳、現在は60歳だから、対処法が違ってももちろん問題はないが、
「30年前は本当に『事実無根』だったから記者会見できたんじゃない?」
と勘繰りたくなる気持ちもある。

ちなみに毛ジラミ騒動を報じた女性セブンが、松本人志を実名ではなく、「関西超人気若手お笑いタレント」と記したことに関し、著書では下のように挑発している。

基本的に、オレにはタブーがない。《これをやったらシャレにならん》《こんなことを言ったらシャレにならん》ということがないのだ。もっともっと大きいウソを実名で書いたらどうだ。毛ジラミくらいで鬼の首を取ったかのように言われても、否定する気にならんし、リアクションのとりようがないではないか。
普通のタレントが逃げるようなスキャンダルでも、オレには全然効果がないのだ。
(中略)
オレをあんまりなめてもらっては困ります。オレはダウンタウンの松本、笑いに魂を売った男なのだ!

「もっともっと大きいウソを実名で書いたらどうだ」と小気味がいいが、今回、30年後の松本人志はどうか?
「大きいウソ(事実無根)」と主張しつつも、具体的な反論はなく、Xでの「ほのめかし」だけ。
女性が小沢一敬に送ったお礼メールに対し、
「とうとう出たね。。。」
と、これで自分の行動が正当化されたかのようなポストでヒンシュクを買ったのに加え、
「事実無根なので闘いま―す。それも含めワイドナショーでまーす。」
としながら、翌日には、
「休業前のファンの皆さん(いないかもしれんが💦)へのご挨拶のため。顔見せ程度ですよ」
とトーンダウン。
結局、出演は見送りになったのだが、それについては今のところノー・コメント。
「タブーがなく、スキャンダルなどものともしない、お笑いに魂を売った男」
どころか、見苦しい対応に終始しているのが実情だ。

30歳、「遺書」執筆当時の松本人志が、今の自分をみたらどう感じるだろう。
「おっさん、ダサい。ダサすぎるぜ。笑いに変えられんことをしでかしたなら、いっそやめてしまえコノヤロー」
とでも啖呵を切りそうな気がするのだが、いかがなものだろうか?



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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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