ヘミングウェイ “善とは何か。後味の良いことだ。悪とは何か。後味の悪いことだ。“


今日はアメリカの小説家、ヘミングウェイ(1899年 - 1961年)の名言を紹介する。

“善とは何か。後味(あとあじ)の良いことだ。
悪とは何か。後味の悪いことだ。“

善悪と言われると、そもそもその言葉をどう定義するかによって大きく判断が異なるため、是非を分析するのは難しいが、これを幸福の観点から考えれば、後味は非常に重要であることがわかっている。
行動経済学者、ダニエル・カーネルマンは学生を被検者にして次のような実験を行っている。

① 痺れるほど冷たい水に両手を60秒浸す。
② 痺れるほど冷たい水に両手を60秒浸した後で、同様にとても冷たいが、少しは温度が高い水にさらに30秒浸す。

苦痛の総量でいえば、もちろん②のほうが大きい。しかし被験者である学生に「どちらの経験ならもう一度してもいいか」と尋ねたところ、②を選ぶ人が8割を超えたのだそうだ。
実験を終える時の苦痛が少ない分、②のほうがましな経験としてインプットされたということらしい。
映画やドラマに当てはめて考えても理解しやすい。たとえ序盤から中盤にかけて盛り上がったとしても、それに続く後半の場面が退屈なら、作品の印象も今ひとつということになってしまう。
もちろん制作する側もそんなことは百も承知だから、ストーリーの終盤で見せ場をつくったり、最後にオチを用意したりするというわけだ。
日々の生活を後味よくするのは簡単だ。なにごとであれ、終わりを笑顔で締めくくればいい。
そんな簡単なことで幸福度が増すのなら、やってみない手はないだろう。
さらに、マザー・テレサはこう言っている。

“人生の99%が不幸だとしても、最期の1%が幸せならば、その人の人生は幸せなものに変わる。”

終わり良ければすべて良しと考えて、さほど大きな間違いはないようだ。




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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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