しつけのガイドライン~ ベストセラー“となりの億万長者”から学ぶ 2


前回紹介した「となりの億万長者(早川書房)」で書かれている、親に対する教訓が中々おもしろいので、今回も続ける。
社会人になっても親から経済的援助をうけていると聞くと、あなたはどんなイメージを浮かべるだろうか?さしずめ、学校を中退した失業者、といったところかもしれない。
ところが実際には、高い教育を受け、社会的に尊敬されている職業についている人に多いのだという。

もし所得額が同じようなものなら、親に支援を受けている人のほうが有利に蓄財できそうにみえる。
しかし、これに関しても実は逆の結果が出ている。親から支援を受けていない人の方が、蓄財に成功する傾向があるのだ。
理由は4つ記されている。

・与えられた金は貯蓄よりも消費に使われる。
・親から経済的援助を受ける人は、自分の財産と親野財産を同一視する傾向がある。
・親から経済的援助を受ける人は借入金に頼る割合が高い。
・親から経済的援助を受ける人は投資に回す金額が少ない。

ということは、子供には経済的援助をすべきでない、ということになる。するメリットがまるでない。
実に明確な現実だ。

しっかりとした子供を育てた億万長者たちの話から、筆者らは子供のしつけに関してガイドラインをあげている。いくつかを紹介しよう。

・どんなに金があろうと、子供には倹約とけじめを教えること
・子供が大人になり、自己管理ができるようになり、きちんとした職業について安定した生活を送るようになるまで、親が金持ちだと気づかせてはいけない
・子供に、何を遺産に与えるつもりか、なるべく話さないこと(空約束から家族の不和や内輪喧嘩が始まるケースは多いのだそうだ)
・現金や高価なものを駆け引きに使わない(もらうほうは親が後ろめたいからくれる、あるいは、宥和策のつもりでくれるのだと考えるようになってしまうのだとか)
・成功をもので計るのではなく、何を達成したかで計るように教育すること
・子供にお金よりも大切なものがあることを教える(健康、長寿、楽しい生活、愛する家族、自立心、よい友、など)

耳が痛い人も多いのではないだろうか。

しかし、金持ちも大変だ・・・。人一倍がんばって稼いだ後は、資産管理の気苦労に加え、金持ちならではの教育上の課題まで背負い込まなければならないというのだから。

いつまでも蓄財に励むのではなく、僕みたいにアーリーリタイアするのも、手だと思う。
愛情、自由、そして、自己実現。富よりも大切なものは、たくさんあるのだから。





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内山 直

2016年、47歳でセミリタイア。地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で、遺伝が50%。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってきます!

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