新型コロナに対するマスクの効果について、最近の知見を紹介する。


新型コロナウイルスについて、今日は久しぶりにマスクについて書きたい。
これはNBCニュースの映像。
CDCのレッドフィールド所長が米国上院で証言している様子が映し出されている。
https://twitter.com/NBCNews/status/1306254147071758336

”These facemasks are the important, powerful public health tool we have ... I might even go so far as to say that this facemask is more guaranteed to protect me against COVID than when I take a COVID vaccine.”
「マスクは私たちが持っている重要で強力な武器です。マスクはワクチン接種よりも、私を守ることを保証してくれるとさえ言えます。」

とまで言ってマスクの有益性を強調している。

次は権威ある医学誌、The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE に掲載された論文。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMp2026913
要約すると、

集団的マスク着用は新規感染率を低下させるのみならず、ウイルスの暴露量を減らすことで、無症状感染者の割合も増加させるのではないかという仮説が成立する。例えばアルゼンチンのクルーズ船で発生した最近の集団感染では、乗客にはサージカルマスクが、スタッフにはN95マスク配られていたが、無症候性感染の割合は81%だった(一方で、乗員がマスクを着用していなかった以前のクルーズ船の集団感染では、無症候性感染者は20%にすぎなかった)。
米国の食品加工工場で最近発生した2つの集団感染では、すべての労働者に毎日マスクが配布され、マスクの着用が義務付けられていたが、500人以上の感染者のうち無症状感染の割合は95%で、軽度から中等度の症状を経験したのは5%にすぎなかった。
集団的なマスク着用は、感染率と疾病の重症度の両方を低下させる証拠が蓄積されてきている。

マスク着用で感染しにくくなり、感染しても無症状ですむ確率が高い。しかもそれで免疫も得られるようだ。
従来から言われてきた「感染者が周囲にうつしにくくする効果」だけでなく、「装着することによって感染を予防する効果」も想定されていたより大きいことが示唆されている。
マスクがもたらす多大な効果には、もはや疑う余地はなさそうだ。

ここから先のうざい展開については、賢明なる読者諸君はすでに慣れっこだと思うが……。

僕、ファクターXはマスクだって、5月からずっと主張してますから!
日本はなぜ感染爆発を逃れられたのか?~新コロのファクターXに迫る
しかもこの記事では、先ほど紹介した論文にもある「マスクがもたらす致死率の低下効果」にまで言及していたことは、堂々と自慢させていただきたい。以下引用。

“大量のウイルスにさらされた人は重症化率、致死率が高い。これはイタリアで多くの開業医が死亡したことをみてもわかる(彼らは軽装備のまま、至近距離で患者を診察、検査しなければならなかった)。
日本人はマスク装着や、ソーシャルディスタンスをとる生活様式により、たとえ感染しても暴露量は少なくすんだ可能性がある。日本の生活様式は感染者数だけでなく、致死率も下げうるというわけだ。“

しかし日本ではいまだにBCGだの交差免疫だのという説が主に取り沙汰されている模様。海外で大々的に取り上げられているマスクの重要性に、日本はいつ真剣に目を向けるのだろうか?

変なの。


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内山 直

2016年、47歳でセミリタイア。地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で、遺伝が50%。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってきます!

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