“誰もが幸福についてしゃべる。 しかしそれを知っている人はほとんどいない。”~幸せの名言14


14回目の今日は、フランス革命における指導者の1人であり、ジロンド派の女王と呼ばれた、マダム・ジャンヌ・ローラン(1754年 - 1793年)による言葉。

“誰もが幸福についてしゃべる。 しかしそれを知っている人はほとんどいない。”


確かに当時はそうだっただろう、と思う。哲学者や宗教家が、特に根拠なく幸せを語っているだけで、どの考えが核心をついているかは、つきとめようがなかった。
でも今は幸福学という学問がある。これは幸福感や生活満足度に関するアンケート調査を行い、それを定量化した上で統計学的に解析することによって、幸せの傾向やメカニズムを理解していこうというもので、近年、欧米を中心に急速な発展を遂げてきている。
あくまでも「傾向」としてではあるが、どのようなことが人を幸せにし、どのようなことが実はあまり幸せをもたらさないかということが、かなりわかってきている。

ローラン氏と同じようなことを、しかしまったく違う意味で語る人もいる。伝統仏教の長老、アルボムッレ・スマナサーラ氏は前野隆司氏との共著「幸せの法則(サンガ)」の中でこう言っている。

p165
“我々はずっと幸せを探し求めています。
仏教的にいえば、探し続けているのは「幸せがないから」です。もし幸せがあるのだったら、誰も探す必要はありません。つまり、「生きる」というシステムの中に幸せはないのです。それなのに、人間は幸せを探しています。
(中略)
仏教は「生きることは苦である」と説きます。それを発見したのがお釈迦様です。幸せを探すのではなく、我々は苦をなくすようがんばろうじゃないかと。“


僕の浅い理解では、仏教が求めるのは「幸福」ではなく「平安」だと感じている。
人間のもつシステム上に幸せというものがないのなら、ローラン氏が「知っている人はほとんどいない」では言葉足らずで、「知っている人は誰もいない」ということになる。

幸せというものは、本当にあるのか。あるいは進化した人間の脳が、時おり、あたかも「ゆらぐ」かのように引き起こす幻想にすぎないのか。

この課題を自分なりに咀嚼するには、もう少し勉強と思索が必要なようだ。




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内山 直

2016年、47歳でセミリタイア。地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で、遺伝が50%。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってきます!

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