YOLO(You Only Live Once)~人生はたった一度きり!


「幸せの確率―あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ(セルバ出版)」の紹介も今日が最終回。
本書の最後の部分を引用する。
たとえアーリーリタイアに興味がなくても、経済的な理由によって窮屈な思いをしているすべての人に、ぜひ手にとってもらいたい自信作だ。
明日からはまた通常運転に戻るつもりでいる。

“「YOLO~幸せの確率」
私の人生は、後どのくらい続くのだろう、と時おり考えます。アーリーリタイアという生き方を選択し、設計するためには、自分の人生を最後までを見据える作業に取り組まなければならないわけですから、それまでよりも強く、死という事象を意識するようになりました。
死は我々全員に、そう遠くない将来、必ず訪れます。そのことをしっかりと理解できている人、理解しようとしてはいるものの、現実問題として受け止めきれていない人、あるいは、理解することを拒み、無意識のうちに目をそらしている人と、向き合う姿勢は人によって大きく異なりますが、そこから逃れることは誰にもできません。
私があと二〇後年、六八歳まで生きる可能性は九〇パーセント近くありますが、三〇年後だと約七〇パーセント、四〇年後(八八歳!)だと三〇パーセント以下という具合に、どんどん可能性は低くなります。父が七八歳で亡くなったことを考えると、大体そのくらいで逝く可能性が一番高いのかもしれません。であれば、私の場合、あと三〇回正月を迎え、三〇回桜を愛で、三〇回夏の日差しや海遊びを楽しめば、そのあたりで人生は終焉の時を迎えることになります。サッカー・ワールドカップや野球のワールド・ベースボール・クラシックで考えれば、四年に一度しか開催されないわけですから、日本代表の雄姿を見られるのは、たったの七~八大会に過ぎません。しかも、予選で敗退してしまう大会だってあるかもしれないのです(考えたくもないけれど!)。
私に残された時間は、どうやらそう長くはないようです。しかも、冒頭で述べたように、本当にそこまで生き抜くことができるかどうかすら、実際には何の保証もありません。「時は金なり」という格言がありますが、時が金だなんて、「時」に対する評価があまりにも低すぎます。時は、命です。お金がなくなってもどうにでもなりますが、ひとりの人間がもつ時が尽きることは、すなわち、人生を終えるということに他ならないのですから。
確率や割合には、アンシステマティック・リスクを減らせば、その分リスク・リターン率が上がる、というような純粋に数学的な意味合いだけではなく、リタイア年齢は貯蓄率で大体推察できるとか、どのくらいの確率であと何年生きることになりそうだといった具合に、ものごとを噛み砕き、把握しやすくする力があります。価値観は多種多様であり、そこに正解などはもちろんありませんが、このようにしたら、人生が幸福である確率を上げられるのではないかということについて、私なりの考えを述べてきました。
この本の元となる文章を書き始めたのは、アーリーリタイアを決断する前のことでした。そう、冒頭で書いた悪夢を見た、その日からです。思い切って自由な人生に挑戦するべきなのか、それとも、多くの人と同じように常識的な年齢まで仕事を続けるべきなのかと、判断に迷った当時の私は、幸福学、心理学、宗教、哲学などに関する本を読み漁り、自分の考えを書き連ねました。アーリーリタイアを果たした今、それを他の人にも知ってもらいたいと考え、公表を目的に書き直したのが本書です。そういう意味で本書は「アーリーリタイアにいたるまでの私の思考」をなぞったものと捉えることもできます。今読み返せば、自明の理にみえるようなことであっても、その時の私にとっては、大きな葛藤の末にたどりついた結論だったということも、この本の中には多く含まれていて、人生において、人と大きく違う選択をするということは、やはり、それなりに大変なことだったよなあ、と感慨深く思い出されます。
アメリカ人の友人が教えてくれた言葉があります。
YOLO(ヨロ)。
これはYou Only Live Once(人生はたった一度きり)の頭文字をとった合言葉で、アメリカでよく使われるのだそうです。何かを成し遂げるのに勇気が足りないとき、正しい選択だと頭ではわかっているのに、不安で足がすくんでしまう時、私は頭の中で、「YOLO」とつぶやきます。そして、たった一度の人生を、幸せに彩ってくれる確率が高いのは、どちらの選択肢なのだろうか、と自分自身に問いかけるのです。
人と違った生き方をすることには、もちろん恐怖や不安がつきまといます。それは恐らく本能的なものでしょう。でも、逆の、「人と似たような人生を送るために、自分のやりたいことを犠牲にし続ける生涯」という言葉は、皆さんにはどのように響きますか? そっちのほうが、よほどホラーだと私は感じています。
幸福に生きるということは、人生においてもっとも重要な課題のひとつです。最大のテーマと言ってもいいでしょう。私自身はアーリーリタイアという結論にたどりつきましたが、これはあなたの目前に数限りなく広がる選択肢のひとつにすぎません。
あなたの生涯が幸せである確率は、どうすれば上がるのでしょうか?
テレビやネットを通じて喧伝される、誰かが陰で得をするための情報や、遺伝子が仕掛る罠に足をすくわれることなく、冷静に、じっくりと考えてみてください。あなたがあなたにふさわしい、豊かな、かけがえのない生き方をみつけることを、そして本書がその一助となることを祈って、筆をおきます。

幸運を祈る!“



自分が日々、どのように認知バイアスにとらわれているか?
本当は大して価値のないことに多くの時間を費やしていないか?
薄皮をはぐようにして、一枚、一枚、偽りや虚飾を取り除いた先に見えるものは何だろうと考えてみてほしい。
それを見つけるのは早ければ早いほどいいのは、改めて言うまでもないだろう。



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おせちに飽きたので、久々の洋。
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内山 直

2016年、47歳でセミリタイア。地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で、遺伝が50%。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってきます!

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