嫌いな仕事をする人は、失業者よりも不幸せなのだそうだ~「残酷すぎる成功法則」を読んで 3


前々回からの続きで、ベストセラー、「残酷すぎる成功法則」(エリック・パーカー著 飛鳥新社)から。
今日は仕事についての知見を紹介していく。

“p285~
職がない状態は、若死にするリスクをじつに63%も高めるという。(中略)
では退職はどうだろう? こちらは「正しい」失業ではないか? それは違う。退職は認知機能の低下、心臓疾患、ガンの発症につながる。こうした影響は、老化によるものではなく、活動的に職務に携わっていた状態でなくなることに起因する。“

アーリーリタイアは若死ににつながるのか!? どうやら、ただのんびりのアーリーリタイアはよろしくないようだ。多少の負荷を伴う、能動的な活動をもつことが健康には大切にみえる。
では、それなら「ただ今の仕事が嫌いだから」というだけが理由のアーリーリタイアはダメなのかというと、実はそうではない。

“p286
嫌いな職に就いていることは、失業よりさらに悪い。疎外感を覚えたり、感情移入できない職に就いている人は、失業状態にある人より幸福度が低い。“

何よりも最悪なのは、仕事がつらい状態なのだそうだ。
僕もそう思う。

“p305
睡眠不足は、疲労度や思考の明晰度に影響するだけではない。情緒面にも影響を及ぼす。誰でも疲れて不機嫌なときがあるが、睡眠不足になるとそれに拍車がかかり、認知機能のレベルにまで影響が及ぶ。体が疲れ果てると、脳はネガティブな側面に焦点を置くようになる。“

“p307
睡眠時間が6~8時間を下回った被験者は、経時的に同じ睡眠時間を保った者に比べ、心臓血管疾患及びすべての原因による死亡率が高くなった。“

完全に同意。
たまにいる“ショートスリーパー”は完全に特異体質なので、そうでない人がマネをしてはいけない(うらやましくはあるけどね)。

“p306
大半の人は、午前中最初の2時間が生産的だと調査でわかった。起きた直後ではなく、あなたが7時に起きたとすると、だいたい8時から10時半ごろまでが最も生産的な時間になる。“

これも多いに同意。
僕は現在、7時前に起きて、子供たちの朝の支度をチェックしたり、手伝ったりする。
8時前に子供たちを送り出し、新聞を片手にコーヒーブレイク。その後、僕にとっては一番集中力を使う活動である勉強や資料整理、文章を書く作業に入る。
日によって違うが、短いと1時間、続いても3時間くらいで脳がクタクタになり、そこで終了。最も生産的な時間を、しっかりと使いきっているといえそうだ。

現役の労働者だとどうだろう? 起きてから1時間後から3時間後までの2時間は、通勤や雑務にあてざるをえない人が多いのではないだろうか?
僕だって医師時代はそうだった。
実にもったいない話だが、解決するのは容易ではなさそうだ。

“p309
休暇から戻った後に過剰なストレスがあると、休暇の効果はひと月持たないという。逆に休暇後に楽しく過ごせれば、休暇の効果は長く持続するという。“

これも本当に、そう!
僕が開業医時代に休暇でリフレッシュできなかったのは、大型連休後は患者さんが殺到し、多忙だったからという理由が大きいと思う。連休中に調子を崩した人がまとめて押し寄せるのだから、これは避けようがない。
休暇後に忙しさを避けるのは、職種によっては難しい。
医師以外でも、たとえば締め切りの間隔が短い仕事なんかだと、休暇後はどうしてもスケジュールがタイトになる。
逆に飲食店や教職などは、休暇後に仕事が殺到することは少ないだろう。
自分で労働量を調節できる人には、ぜひ心にとめてほしい知見だ。

以上、3回にわたって、「残酷すぎる成功法則」から知見を抜粋し、紹介してきた。
最初にも書いたが、この本のメインテーマである、1. 成功するにはエリートコースを目指すべき? 2.「いい人」は成功できない? 3.勝者は決して諦めず、切り替えの早い者は勝てないのか? 4.なぜ「ネットワーキング」はうまくいかないのか 5.「できる」と自信を持つのには効果がある?
については、直接は触れなかった。
興味のあるかたは、ぜひ手にとってもらいたい。



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内山 直

2016年、47歳でセミリタイア。地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で、遺伝が50%。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってきます!

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