我が家の天然児である次男が「霜って生きてるの?」と聞いて来た。


旧ブログ、3年前の記事から。

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夕刻、小学校3年生の次男が教科書から顔を上げて尋ねてきた。
「父さん、霜って生きているの?」
なんじゃそりゃ?と思いながら、「生き物ではないはずだけど、なんで?」
と答えると、次男は首を傾げながら言いました。
「でも教科書に、霜が噛んだ、って書いてあるんだよね」
ははあ、とその時点でピンときました。次男に「それは何の教科書?」
と聞くと、案の定、「国語」との返答が。
僕が答えるよりも先に、横で会話を聞いていた小学校1年生になる三男が笑いながら言いました。
「兄ちゃん、霜は生き物じゃないよ。それはお話だから、霜が噛んだような感じがしたって言っているだけ。本当に噛んだりはしないさ」
おおっ、三男、するどい!
それにしても次男よ、大丈夫か?

我が家の天然児、次男はその後、漢字ドリルをやりながら聞いてきました。
「カンチョウ水泳、のカンチョウの部分を漢字にする問題なんだけど、カンチョウ水泳ってなに?」
何を読み間違えているのかは、ドリルを覗かなくても自明。
「もう一度、よおく読んでごらん」
と言うと数秒後、次男は笑いながら、
「そうかあ、寒中水泳かあ。浣腸水泳なんて、変だと思った」
変だと思ったら、その時点で気づきなさい!

そして夕食時。
次男は食事をしながら、突然思い出したように言いました。
「そういえばお正月に食べた数の子、おいしかったなあ。数の子って、まるで卵みたいだよね」
これには三男も含め、家族全員が唖然。
「数の子は卵だけど・・・」
と妻が告げると、三男は、
「ええっ、そうなの? 僕はてっきり、カズノコはタケノコの仲間かと・・・」
まあ、確かに語呂は近いけどね。
てな感じで、次男には日々楽しく笑わせてもらっているけど、う~ん、なんだか将来が心配だなあ。
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このブログを書いてから3年がたち、次男はこの春から中学生になる。相変わらず天然でおもしろいことをしてくれるのだが、さて最近何を言ったっけと考えても思い出せない。たまにはメモをとって文章しておかなければ。
今日紹介したエピソードだって、ブログに書いてなければ忘れていたところだもの。
写真や動画もいいけれど、エピソードを書き残すのもまたお薦めだ。


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その頃のふたり。

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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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