皆からちょっとずつ多くもらって利益を出すのが商売の常道のようだ、とガラガラの遊園地で思う。


3年前の記事。ガラガラの遊園地でお金について考えた。
最近はコロナ禍で遊園地から遠ざかっているし、そもそも子供たちがさほど行きたがらない。平日の遊園地で何度か、のんびり遊べたのは本当にいい思い出。
子どもたちが小さいうちにFIREするというやや過激な行動は、僕にとっては大いに正当性があるのでR。

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運動会翌日の月曜日。子供たちの代休を利用して、地元の遊園地に行ってきた。

代休の遊園地は、空いていて実に快適。
休日とはまったく違う景色になる。
僕も妻も、遊園地といった「お仕着せ」の娯楽を子供に与えるのを好まない。たいして遊具もない公園で自由に遊ばせて、自主性や想像力を育む方が有用だと考えているからだ。
まあ、単にケチなだけ、という側面もなくはないが・・・。

ただし、せっかくの代休となれば話は別。
父親はアーリーリタイアしているから、仕事を調整する必要もない。せっかくだから、土日は込んでいて行く気にならないところにしようということになり、地元では有名な遊園地に行ってきた。
予想通り、見事にガラガラ。
待ち時間がない、などというレベルではなく、アトラクションによってはまったく客が来ず、係員が突っ立ったまま客待ちをしている状態だ。
料金は入園料と主たるアトラクションに使えるフリーパスを含めて2000円ちょっと。
あとは遊び放題だ。天候にも恵まれ、すばらしい1日になった。


そんな中、「お金」について考えさせられることが2点ほどあった。
今日はそのことについて話してみたい。

ひとつは食堂。
その遊園地では衛生上の理由という口実で、弁当の持ち込みを禁止している。
もちろん本当の理由はランチ代を落としていってほしいからだろうし、衛生上の理由という言い方がなんともせせこましいと思うが、そこは文句を言ってもしょうがない。正午近く、たいしてうまそうでもなく、そして割高な食堂へと家族で向かった。
カレーライス、ラーメンといった定番メニューに並んで、ひときわ大きな文字で書かれているのが、ジュースのフリードリンク。
「300円で飲み放題」とのこと。
うちの子はこういうとき、親が首を縦に振ることはないと知っているので、ねだってくることもしない。でも一般のご家庭だとどうだろう? と周りの席を眺めてみると・・・。
なんと、ドリンクバーを利用している人は、見える範囲では皆無であった。
みんな、財布のヒモが固い。
これは地方都市の経済がまだまだ停滞していることを示すのか、あるいは、子供の代休を使って遊園地にくるような家庭はそもそもコストに対する意識が高いということなのか・・・。
無人のドリンクバーをみて、不思議なような、そして、少し頼もしいような気がした。

ふたつめはフリーパスのシステム。
土日・祝日はこどもだと3500円で園内すべてのアトラクションに乗れる。それが平日だと、乗れるアトラクションが10に限定されていて、そのかわり、料金は2400円とずいぶん安い。
なんでこんなふうに、週末と平日とでシステムを変えるんだろう? と最初は不思議だったのだが、実際に利用してみてわかった。
平日はガラガラなので、10のアトラクションなど、たちまち遊びつくしてしまうのだ。
ジェットコースター、観覧車といった、花形のアトラクションはしっかりと含まれているので、お得にみえるフリーパスだが、実際にはかなりしょぼいものも入っている。そしてジェットコースターなどを1番人気群とすると、2番人気群がごっそりと抜け落ちているのだ。
フリーパスが使えないアトラクションを楽しもうとすれば、そのたびに300~500円かかる。
空いている遊園地に気をよくして、ついつい遊びすぎてしまえば、追加料金があっという間に1000円以上になり、土日のフリーパスとの価格差が消し飛んでしまうというわけだ。

よく練られているなあ。
ドリンクバーといいフリーパスの形態といい、客単価を少しだけ上乗せするための仕掛けが巧妙に散りばめられている。
これはもちろん遊園地特有のことではない。
ラーメン屋でのトッピング、電化製品購入の際の保険などなど。ある程度のファイナンシャルリテラシーがないとカモられることになってしまう。
痛みを感じない程度に、少しずつ、少しずつ・・・。

我が家の場合、もちろんドリンクバーはなし。フリーパスに含まれない乗り物については、子供たちにひとつずつ選んで乗っていいと話した。
適度に楽しみ、適度に我慢を覚えさせる。そのくらいのバランスが教育において、そして人生そのものにおいても適切なはずと僕は考えている。
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僕は子供たちに贅沢をさせない。子供たちが僕と同じくらい稼げるようになると確信できれば話は別だが、3人の息子が皆そうなる可能性はほぼないと考えていいだろう。
僕自身は貧乏な幼少期を過ごし、人生の過程で少しずつ豊かになってきたので逆のパターンはわからないが、もし豊かな幼少期をすごし、年と共に貧しくなっていくようなことがあれば、それはずいぶん過酷な道に思えてならない。
子どもに倹約させ、親だけが贅沢をするのは技術的に難しいので、自然と親も節約癖がつく。
であればFIREするしかないんじゃない? というのが暴論なのは承知だが、僕にとっては必然に近いコースであった。








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内山 直

2016年、47歳でセミリタイア。地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で、遺伝が50%。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってきます!

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