ラッセルvsショーペンハウアー“関心や活動の対象は多い方がいい? 少ない方がいい?”~幸せの名言29


幸福に関する名言シリーズ。すっかり忘れてた! というわけで久しぶりの更新となる。
29回目の今日は2つの名言を比較してみる。

ひとつはイギリスの哲学者、ラッセル。

“人間は、関心を寄せるものが多ければ多いほど、ますます幸福になるチャンスが多くなる。”

片やドイツの哲学者、ショーペンハウアーはこう言っている。

“すべての物事を限局するのが幸福になるゆえんである。われわれの限界、活動範囲、接触範囲が狭ければ、それだけわれわれは幸福であり、それが広ければ、苦しめられ不安な気持ちにさせられることもそれだけ多い。”

どっちが正しいのだろう。
どう考えても反対のことを言っているのだが、両方もっともらしく聞こえるあたりが名言・格言のおもしろいところだ。

僕の意見を言わせてもらえば、受け身のことがらについては、関心を寄せるものが多い方が有利なように思える。
野球で巨人ファンなら、巨人の調子が悪ければ気分が乗らないことだろう。しかし同時にサッカー、バスケットボールでも贔屓のチームがあれば、どれかひとつくらいは戦績を収めていそうなものだ。
そうしたら、そこに目を向ければいい。
趣味だって、体を使うものと頭を使うもの、両方あれば一番いい。
ケガをすれば体が使えないし、仕事で疲れれば頭を使いたくなくなることもある。両方あれば、なにかしらすることがあろうというものだ。
しかし活動範囲を広げすぎることには、確かにリスクが伴う。欲を言い出すと際限がなくなるからだ。2~3年に1回、海外旅行に行けば十分幸せだった人が、旅に慣れるにつれ年に数回出かけないと満足しないようになったりする。
これはその分幸福度が増しているのだろうか? 僕には逆に、欲望のほうが充足度より早く膨張してしまい、幸福感がついていかなくなっているように思える。
すし屋だって、近所のすし屋で十分と思っているうちが華。町一番の味を知ってしまい、それでなければ満足できなくなってしまえば、広がったのはやはり幸福ではなく、不満感だろう。

興味の対象は幅広く、しかし行動範囲は広げすぎない。
そんなあたりが妥当な落としどころだと、個人的には思っている。




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ギリシャ風料理。スパークリングと合わせて。
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内山 直

2016年、47歳でセミリタイア。地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で、遺伝が50%。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってきます!

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