『プチ贅沢』って、日本で本当に一般的なの??


今日はドミニック・ローホー著「シンプルだから、贅沢(講談社)」の3回目。
前回までとは違い、ちょっと首を傾げてしまう個所を紹介したい。

p72

“ある日、ポイントカードをしきりに勧めるコンビニの店員に聞いてみたのです。
「100万円の買い物をしたらどれだけのポイントになるの?」と。するとその店員の答えが0.5パーセント、お金に換算すると5000円。
なんとなくバカバカしくなり、それ以来、私はポイントカードを廃止することにしたのです。“

僕だって0.5パーセント還元のためにポイントカードなんて作らないけど、もしコンビニで本当に、「100万円の買い物をしたらどれだけのポイントになるの?」と訊いたのだとしたら、なんだか嫌味な感じがするなあ。

p83

“毎日同じことのくり返しにうんざりする日々に、上手に楽しく「小休止」をもたらす方法があります。
日本人はこうした楽しみ方を『プチ贅沢』と呼んでいます。(中略)
この「プチ贅沢」は、大型休暇をとるような西洋ではあまり見られないもので、日本人特有の文化かもしれません。
たとえば、お正月に都心のホテルに宿をとって新年を迎えたり、温泉に一泊するために往復8時間もかけて新幹線で出かけるといったレジャーのこと。これはヨーロッパの人々の目には、正気とは思えない大いなる無駄遣いに映ります。“

僕の目にも無駄遣いに映るけど(笑)。
実際にこんな贅沢をしている日本人が多いのか、そして著者がそれを本当に「あり」と考えているのか、読んでいて不思議になった。

p174

“私は最近、「約束をしない」という新たな決意をしました。私がいつ何をする予定なのかを相手に正確に伝えることを止めてみたのです。
来月の私の予定を尋ねられたら、次のようにさらりと答えます。
「まだわかりません。そのときになってみないと」という具合に。
今のところ、この返事で困惑する友人はひとりもいません。“

僕が友人なら間違いなく困惑する(笑)。
もう誘わない方がいいのかな、と思い悩むことだろう。
約束をしないで人と会うとしたら、突然誘うか、あるいは、偶然会った人としか時間を過ごさないということになるが、僕には家庭があるので、家族との食事を直前にキャンセルして、気ままな友人の都合に合わせるなどありえない。
ひょっとして著者は著述家として有名になり、まわりは取り巻きみたいな人だけなんじゃないか、と勘繰りたくなってくる。

ちょっと粗探しみたいな記事になってしまったが、著者に対する悪意はない。むしろ、可愛らしい人に思えてくる。
明日、最後にもう一度、この本のお茶目な部分を紹介する。





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タレカツ丼。卵でとじないのが地元流。
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内山 直

2016年、47歳でセミリタイア。地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で、遺伝が50%。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってきます!

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