僕は色々なことができないし、わからないが、それでもなんとか生きている


以前、家族で散歩をしていたら、当時小学校3年生だった三男に、「この花、なんていうの?」と聞かれた。
黄色い小さい花。
「よく見るけど名前は知らないなあ」 と答えたところ、妻が横で目を丸くして、
「あなた、タンポポも知らないの?」

タンポポはもちろん知っている。綿毛のようなフワフワがついた植物だ。
ただその前段階である開花の状態は、考えたこともなかった。
そう正直に答えたところ、妻が言うには、そういうのは考えるとかそういうことではなくて、いつのまにか知っているものなのだそうだ。
ふ~ん。

花に関して僕はまったくの無知だ。
判別できるものはチューリップ・ばら・ひまわりくらいだろうか?
「じゃあ、すみれは? あじさいは? その位分かるでしょ」
とたたみかけてくる妻に、
「なんとなく雰囲気は想像つくけど、自信ないなあ」
と答えると、妻は完全に呆れ顔。
でも僕だって、別に悪気があるわけじゃない。
知らないし、覚えられないものは仕方がないじゃないか。

告白すると、僕はその他にも色々なことができない。
携帯のメールができない(もちろんスマホは持っていない)、電化製品の配線や家具の組み立てができない(というより、あまりの遅さに見かねた妻がさっさとやってしまう)、人の顔が覚えられない、だからタレントの顔なんてとても覚えられない、道が覚えられないのに加え、ひどい方向音痴なのであまり一人で出歩けない ・・・。
「あなたの人生もなかなか大変ね」
同情しているのか馬鹿にしているのかは分からないが、妻に時折そう言われるし、自分でもしみじみそう思う。
だから最初に選んだ職業が医師だったのは、大正解だった。
医者なら携帯メールもいらないし、白衣だから服だって適当でいいし、いくらなんでも狭い院内で迷子になることもない。
最近のブログ、出版といった活動も同様。日本語さえ書ければ、他のことはからきしだめでもなんとかなる。
間違ってエンジニアやドライバーになっていたら、さぞかし大変な人生だったろうな、と自分の幸運を噛みしめる毎日だ。

で、その散歩道。三男は綿毛様になったタンポポをみつけ、うれしそうに言った。
「これ、種なんでしょ? ふーって吹くと、飛んで行ったところで咲くんだよね」
そうだよ、と答えると(僕だってそのくらい知っている)、三男はうれしそうに駆け寄り、盛大に息を吹きかけて種子を飛ばした後、こう叫んだのだった。
「咲け~、ひまわり~!」
いや、だからそれはタンポポだって。こいつは完全に僕似だ・・・。
 
しかし男は花の名前なんて、知らないのが普通じゃないのだろうか?
世の男性諸君、どうです?
水仙、なんて言われて、ピンときますか?



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おやつ。
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内山 直

2016年、47歳でセミリタイア。地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で、遺伝が50%。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってきます!

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