怒るのは誰のせいでもなく、自分のせい


アルボムッレ・スマナサーラ氏による名著、「怒らないこと」が文庫化された。心の平穏を求めるすべての人にとって、常備し、ときおり読み返すべき本だと僕は考えている。



まずは冒頭付近。

“怒るのは簡単ですが、怒りっぱなしの人生はとても暗くて苦しいものです。楽しく気楽に幸せで生きていたいという夢を持ちつつも、それが一向にかなわないのは「ポストが赤いのにも腹が立つ」といった調子で、人生が怒り漬けになっているからです。
幸福の仇敵である怒りについて、これから学んでみましょう。“

どうすれば怒らずにすむのか。
その大雑把な答えはすぐに出てくる。

“感情というものは、外部から大きな影響を受けますが、それもこれもひっくるめて、やはり根本においては個人しだいです。「怒るのも、愛情をつくるのも、その個人の勝手である」ということを、まず理解してください。怒るのは誰のせいでもありません。「怒るのは私のせい」なのです。
逆に言えば、我々にはわずかな見込みというか、光があるのです。
それは「自分を直せば、怒りの感情を完璧に追っ払ってしまい、愛情の感情、あるいは幸福の感情だけで生きていられる。その可能性が十分ある」ということです。人間として生まれてきたからには、そのような本物の幸福を目指すべきだ、というのが仏教の考えです。“

あっ、そうか、怒らなきゃいいのか、と膝を打って、その通りできる人はまずいないと思う。
逆にそこまでいったら、ほぼ解脱の域にいると言っていいだろう。

そこで本書で紹介されている、怒らないための具体策をいくつか紹介する。

“「私は正しい、とは言えない。私は不完全だ。間違いだらけだ」ということが心に入ってしまうと、もうその人は二度と怒りません。”

“どんな怒りでも、正当化することはできません。我々はよく「怒るのは当たり前だ」などと言いますが、まったく当たり前ではないのです。”

“怒りが生まれたら、「あっ、怒りだ。怒りだ。これは怒りの感情だ」とすぐ自分を観てください。怒りそのものを観察し、勉強してみてください。「今この瞬間、私は気持ちが悪い。これは怒りの感情だ。ということは今、私は怒っているんだ」と、外に向いている自分の目を、すぐに内に向けてください。”

“「たとえ泥棒が来て、私をノコギリでバラバラに切っても、私は怒らない。怒ったら私の負けだ」”

“怒りのことを「汚いゴミだ」「間違いの塊だ」と思ってください。怒りに対して、恥ずかしがってください。それくらいしないと、怒りというものは消えないのです。”



参考になるやり方はあっただろうか?
怒りは心の平穏を蝕む猛毒であることを、しっかりと心に刻み込んでおきたい。
次回は他人の怒りの矛先が自分に向いた場合の対処法について紹介する。




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おつまみメニュー(笑)。
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内山 直

2016年、47歳でセミリタイア。地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で、遺伝が50%。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってきます!

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