FIRE希望者は(多分)馬鹿じゃない。世の中が変わっていくことなんて想定済みですよ。


FIREに以前から否定的なDabo氏。彼の考えに対し、3回にわたって勝手に反論したこともある(苦笑)。
https://fire-earlyretire.com/blog-entry-372.html
今回、またしてもDabo氏がFIRE否定論を投稿したので、それについて僕が考えたことを率直に書いてみる。
(Dabo氏の記事;20代、30代でリタイアする「FIREムーブメント」にやっぱり警鐘を鳴らしたいなぁ
さっそく引用。

世の中の環境ってどんどん変わるのね。
1 インフレ
2 生活レベルが上がる(生活環境も良くなる)
3 子供の教育費が恐ろしいスピードで上がる
(4 そして絶対に忘れてはならないのが税金)
この3つ(4つ)に勝たないとならないのね。でも多くのFIREを薦める人たちは1のインフレしか考えていない人が多いと感じる。

僕は「FIREを薦める人」ではなく「FIREという選択肢があることを啓蒙している人」に過ぎないが、1、3、4は当然のことだと考えている。
1のインフレしか考えずFIREを薦める人が多いというのは、ちょっと信じられない。
僕が「幸せの確率~あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」を上梓したのは4年以上前だが、1、2についてはもちろん触れている。
4の税金に関しては触れていないが、それは考えていないのではなく、あまりにも当たり前だから。
「株を売却したことによる利益(売却益)に対しては約20%の税金がかかる」
株取引を経験した人でこの事実を見落としている人はかなり珍しいのではなかろうか。
Dabo氏があげた4つの中で見落とされがちなものがあるとしたら、2の「生活レベルが上がる」だと僕は考える。
これについてのDabo氏の意見を引用する。

世の中がどんどん進化して、今じゃ「携帯を持っていない人はいない」のと同じ様に、「XXXXXは必須」という時代は来るんじゃないですかね。私は「一家に一台、ヒューマノイド型の多目的ロボット」の時代はすぐに来ると思っています。期待と言うべきか。(笑)
でもそういう時代の変化と同じ様に儲けられない人は、取り残されていくだけ。

これに反論すると、僕自身は取り残されていいと思っている。
僕はスマホどころか、腕時計も持っていない。新しい技術についていくのではなく、本当に有意義なもののみ受け入れ、後はあえて取り残される「スローライフ」を実践している。
そしてそのような価値観こそが、さきほど紹介した自著の真のテーマなのだ。
FIREブームも同様で、元祖であるミスターマネーマスタッシュ(Mr. Money Mustache)は無駄な出費をなくすことが重要と考えていて、
・車を買わない
・高い携帯電話料金を払わない
・服を買わない
といった質素な生活を推奨している。
「一家に一台、ヒューマノイド型の多目的ロボット」の時代が来たら多少無理をしてでも買いたい! というような価値観の人は、そもそもFIREムーブメントの対象ではないのだ。

とここまではまるで全否定のような書き方をしたが、実はDabo氏のブログタイトル、「20代、30代でリタイアする『FIREムーブメント』にやっぱり警鐘を鳴らしたいなぁ」には、頷ける面もあると考えている。
次回はその理由について書く。



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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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