お金が幸せを招き寄せる唯一の方法は、それを与えること


今日は昨日紹介したダグラス・エイブラムス著「よろこびの書―変わりゆく世界のなかで幸せに生きるということ」にちょっと捕捉。


ダライ・ラマとデズモンド・ツツによる対談を、著者が密着してまとめたもの。
この本の本題からは逸れるのだが、参照されている内容が興味深かったのでその部分を紹介したい。

p148
“私は、大主教が言っていることを支持する驚くべき話を聞いた。スタンフォード大学の共感と利他精神研究センターの創設者件所長であり、ダライ・ラマ基金の理事長でもあるジェームズ・ドウティにまつわる話である。ドウティはフルタイムの神経外科医としても働いていた。数年前、彼は医療技術の起業家として一財産を築き、慈善団体に3000万ドル相当の株式を寄付する誓約をした。当時の彼の純資産は7500万ドルを超えていた。しかし、株式市場が暴落し、彼はすべてを失い、破産した。彼に残ったのは、慈善事業に寄付することを誓った株式だけだった。彼の弁護士は、慈善団体への寄付はとりやめたらどうか、状況が一変したことを誰もが理解するだろうと彼に進言した。「私たちの社会に根を下ろしている神話の一つは」とドウティは言った。「お金が人を幸せにするというものです。貧困家庭で育った私も、お金が自分の持っていないあらゆるもの、たとえば、人をコントロールする力や権力、愛などを与えてくれるだろうと考えていました。最終的に、夢にまで見た大金を手に入れたのですが、私を幸福にしてくれないことがわかったのです。そして、全財産を失ったとき、偽りの友人がすべて姿を消しました」。ドウティは寄付をする決心をした。「そのとき、お金が幸せを招き寄せる唯一の方法は、それを与えることだと私は気づいたのです」”


幸福学の研究でも、お金は自分のためより、他人のために使った方が幸福度を上げる力が強いことがわかっている。

ドウティ医師のとった行動が、作り事めいて聞こえるという人も多いと思う。
株式の暴落で100億円の財産を失う中、最後に残った30数億円をすべて慈善事業に寄付するというのは、ただならぬ行為だ。これは本当に事実にもとづいているのだろうか?
実は彼の生い立ちやとった行動は1冊の本にまとめられ、世界中でベストセラーになっている。
こちらもなかなかの良書なので、興味が湧くようならぜひ手に取ってもらいたい。




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漬け鰹のお寿司。
レシピは下の本から。

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内山 直

2016年、47歳でセミリタイア。地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で、遺伝が50%。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってきます!

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