内集団バイアス「自分の所属する集団やその集団のメンバーを高く評価したり、好意的に感じたりすること」


認知バイアスとは偏見や先入観、固執断定や歪んだデータ、一方的な思い込みや誤解などを指す。
今週は「認知バイアス事典(フォレスト出版)」から代表的な認知バイアスを紹介している。
今回は「内集団バイアス」。


人は、自分が所属している集団(内集団)やその集団のメンバーのことを、そうでない集団(外集団)やそのメンバーよりも好意的に評価し、ひいきをする傾向があることがわかっている。この現象は、内集団バイアスと呼ばれる。

「親バカ」「愛国心」などという言葉を思い浮かべれば、理解しやすいかもしれない。
そしてそれ自体はそう悪いことではない。
問題は、内集団バイアスが次のように働く場合だ。

内集団を優位にしようとするあまり、外集団の足を引っ張ろうとしたり、攻撃を仕掛けたりするようになると、それは差別になっていく危険性が高い。自国内の集団的差別を解消する手立てとして、特定の国・国民を共通の敵に仕立て上げて批判することはよく見られる事例のひとつである。

内集団バイアス過多による国際紛争を解決するには、対立している国同士が協力しなければ解決できないような課題が有効らしい。
なら地球温暖化や新型コロナウイルスは国際融和のための絶好の試練ではないか、という気もするのだが、前向きな兆候は今のところ皆無にみえる。
世界中の人々が手を取り合うためには、宇宙人襲来くらいのことが必要なのかもしれない。
はなはだ残念ながら。



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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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