文科省から「高校等における抗原簡易キットの活用の手引き」が公表された。


文科省から一昨日の17日、「高校等における抗原簡易キットの活用の手引き」が公表された。
https://www.mext.go.jp/content/20210818-mxt_kouhou01-000004520_1.pdf
以下は抜粋。

○ こうした観点から、政府においては、簡易かつ迅速(検査の所要時間:15分~
30分程度)に実施することができる「抗原簡易キット」(以下「キット」という。)
について、その活用を希望し、かつ、キットの使用のための条件等が整っている高
校等に対して、無償での配布を行うこととしました。

○ このキットは、抗原定性検査を実施するものであり、その特性として、結果をそ
の場で迅速に得られること、特に有症状者に実施した場合に正確性が高いとされ
ていることがあります。このため、キットを受領した各高校等においては、保健室
等にキットを備え、登校・出勤後に新型コロナウイルス感染症の初期症状として見
られる症状(咳、咽頭痛、発熱等)を訴える生徒や教職員(以下「生徒等」という。)
に対して検査を実施するなど、キットの性質と各高校等の実情に応じた使用方法
を御検討ください。

○ また、たとえば、寮や寄宿舎で生活する生徒や部活動等の課外活動に参加する生
徒(特に、外部の大会や競技会・発表会等に参加する生徒)のうち、咳、咽頭痛、
発熱等の症状がある者に対して検査を実施すること等も、キットの活用方策とし
て考えられますので、申し添えます。(検査結果が陰性であれば課外活動を継続で
きるわけではなく、医療機関の受診や自宅待機をする必要があります(後述)。)

僕が「日本こそ抗原検査キットを活用すべき」との啓蒙活動を始めてからちょうど一年がたつ。
この冬に間に合う新型コロナウイルス対策はこれしかない! 一医師からの提言。
まだまだ不十分。Too late, too little と言わざるをえない。

でも政権や専門家も少しずつ「科学」を理解しつつあるようで、そこは渋々ながら評価しておく。
抗原検査については下記記事を参照してほしい。
余った1000万個の抗原検査キットを投入して無症状~軽症者のスクリーニングを!



ランキングに参加してます。ぜひ一票を。
更新の励みになります!
    ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村




IMG_8066.jpg
小5の息子がベランダで育てていた茄子を収穫。

スポンサーリンク

内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

自著の紹介

ツイッター(更新告知など)

ブログ・ランキング参加中

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

こちらは連絡用です。 コメントはツイッターでのみ受け付けています

全記事表示リンク

プライバシーポリシー

検索フォーム