新聞の読者投稿欄も、読んでみるとなかなか面白い


昨日、新聞の人生欄について書いた。
今日は読者の投書欄について。投書欄のほうは毎日読むわけでもないが、タイトルが面白そうなら時には目を止める。
先日、こんな投書に出会った。

全文を掲載する

2人で1人分 認めて

「少量メニューあれば」の投書に同感しました。
大病後、食が細くなった妻との外食はメニュー選びに頭を悩ませます。
余りをいつも私が食べることになり、肥満が心配です。
ですから、ミニサイズを用意している店を見つけるとうれしくなります。
私たち夫婦はラーメン店で、ラーメンと半チャーハンとギョーザのセット1人分を頼みました。
量がちょうどよく、満足できました。
お隣の家族も、1人分を分け合っていました。
高齢者はそうした利用が可能な店がうれしいです。

これを読んで思わず笑ってしまった。1杯のラーメンを分け合うのならともかく、「ラーメン、半チャーハン、ギョーザのセット」とは!
それ、ほぼ2人前ですから!(笑)
通常のメニューをシェアするのならともかく、お得に設定してあるセットメニューをシェアするのでは、店側が気の毒な気もする。
肥満が心配と言いながら、頼んでいるものがほぼ炭水化物というのも、どうにも調子がいい。

念のため書いておくが、馬鹿にしているわけではない。笑ったというのは、微笑ましく感じたから。愉快な投書で、好感がもてる。
そもそも病後、小食になった妻を気遣って、というところがいいではないか。
そして僕自身もかなり小食だから、この手のサービスは実にありがたい。
投稿者は81歳の男性。
これだけ食べられれば、実にご立派!

そういえば以前ファミレスで、僕がカレーライス、妻がラーメンとかつ丼のセットを頼んだところ、運んできたウェートレスが迷うことなく僕の前にラーメンとかつ丼のセットを置いたので、込み上げてくる笑いを押し殺したことがある。
我が家は逆。
僕は小食だが、妻はなかなかご立派なのである。



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いろいろスモーク。

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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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