我が家の構成は、僕、妻、息子が3人で、上から高1、小6、小4。僕の住む街でも、今週後半から小中学校が再び休校となる。
ちなみに長男が通う高校は年度初めから休校で、まだ始まっていない。というわけで3月同様、5人家族で籠って暮らす日々が再開することになる。
せっかくの機会だからと、僕は子供たちの英語教育に力を入れている。中学レベルの英語は、小学生のうちに習得させるべきが持論。
3月の休校中に、下ふたりは中学分の英文法や単語をマスターした。今週から再開される休校を機会に、それをブラシュアップさせるつもりでいる。
今日は僕がおすすめする英語学習法を紹介したい。「子供にやらせたい」でもいいし、もちろん「自分が挑戦したい」、でもいい。
外出自粛で時間を持て余している人も多いはずだ。ピンチはチャンス。ここで英語を習得するというのはどうだろう?
まず手始めはローマ字。ローマ字から始めるデメリットもないわけではないが、やはり無難だし、日本人には馴染みやすい。
それが終わったら、本格的に学習をスタートする。語学の基本は、なんといっても基本文を暗記すること。
しんどい作業だが、ここを飛ばして語学を習得することはできない。僕からのお勧め教材は、これ。
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本の中の文章を覚えれば、中学レベルの英単語・英文法が身につくようにできている。発音に関しても、一々発音記号が記されているし、CDもついている。
ちなみに英語を学ぶのなら、発音記号は大体でいいから理解しておいたほうがいい。子音での、th、v、f 、r、l といった発音は重要で、これを軽視すれば英語は通じない。
一方、母音は子音ほどは重要ではないが、ある程度は押さえておきたい。
ざっくり言うと、日本語のアに近い音が2種類、イ、ウ、エ、オに近い音が1種類ずつあり、加えてアとエの中間音、アとオの中間音の8種類。
発音記号の読み方、発声法はネットで探せばすぐ出てくるので、ここでは書かない。しっかりと発音記号を参照しながら、付属のCDを聴き込んでほしい。
これがある程度進んだら、並行してやってほしいのがこれ。
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中学レベルの英文法を、実際に話せるレベルまで体に馴染ませることができる。
もしあなたが大人で、義務教育レベルの英語能力があるのなら、上述した2ステップは飛ばして、いきなりここからでかまわない。
これもある程度進んだら、今度はリスニング能力も鍛えよう。僕のおすすめはネットフリックス。
字幕オフ、日本語字幕、英語字幕の切り替えが容易で使いやすい。何種類かの価格設定があるが、一番安いコースで十分だ。
まずチャレンジしてほしいのは、「ことばのパーティー」という番組。
幼児向け番組なのだが、かといってあなどってはいけない。話すスピードはそれなりに早い。
英文法も、関係代名詞や現在完了は普通に出てくる。
ただし難しい単語は出てこない。レベルでいうと、ちょうど中学卒業レベルの英語に相当する。
逆にいえば、日本の中学で習う英語は、せいぜい幼児レベルということになる。
上述した「瞬間英作文」をマスターして、「ことばのパーティー」が大体聞き取れるようになったら、オンライン英会話に挑戦するのも楽しいかもしれない。
月額6~7000円程度のスクールがいくつもあるから、興味があれば検索してみてほしい。
次のステップは、高校レベルの英文法。これはさほど大変ではない。
必要なのは、付加疑問文、過去完了、それに仮定法。ここまで押さえれば、日常会話で文法的に困ることはまずないと考えていい。
これに関しては特におすすめの本はないが、我が家で教科書的に使っているのは、これ。
まあ、無難だと思う。
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そしてリスニングもレベルアップ。ネットフリックスの「ボクたちベスト探偵団」にチャレンジしよう。
これはオーストラリアで制作されている、少年・少女向け番組。話すスピードは実際の会話レベルで、上述した高校レベルの英文法である付加疑問文や仮定法もバンバン出てくる。
だだし少年・少女向けだけあって、あまり難しい単語は出てこない。高校卒業レベルに相当する内容と考えていいだろう。
この番組が理解できるようになったら、海外に行っても日常会話でのリスニングに困ることはないはずだ。
ここまで来たら、ぜひオンライン英会話も始めてほしい。
そこから先は、ひたすらブラシュアップするだけ。語彙を増やし、使える言い回しを増やしていく。
「ベスト探偵団」を卒業したら、今度は大人向けドラマ。
「フレンズ」あたりがテキストとしてはいいと思うが、かなりのボキャブラリーが必要とされる。
僕自身は「ベスト探偵団」ならほぼ問題なく理解できるが、「フレンズ」はわかったり、わからなかったりというのが現状だ。
英会話習得への道のり、皆さんはどう感じただろう?
もちろん簡単というつもりはない。でも、「意外といけそう」と感じてくれた人も多いのではないだろうか?
外出自粛は嫌だけど、落ち込んでばかりいたも仕方がない。
ここで一気に英会話習得! とまではいかなくとも、学習を軌道に乗せるのには、またとないチャンスだと思う。
ピンチはいつだってチャンスなのだから。
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