2021年が終わろうとしている ~ 個人的振り返りと来年への展望を記す。


2021年が終わろうとしている 。
アーリーリタイア生活6年目。コロナ禍でこういうのもはばかられるが、個人的には平和な年だった。

春には近県に家族旅行。旅といえばビーチリゾートが定番だった我が家にとって、新型コロナによる移動制限は大きなダメージだった。
しかしそこで逆に、今まであまりしてこなかった「国内の観光旅行」をしようではないかと発想を変えた。
良くも悪くも外国人旅行者がいない観光地はすいていて、のんびりと楽しむことができた。それなりに新型コロナははやっていたので、外食で地元の味を楽しめなかったのだけが残念だった。
夏には家族で初キャンプ。これもコロナ禍でなければ考えもしなかっただろう。
夏は第5波まっさかりで、屋外でも感染の可能性はあると考え、山をひとつ丸ごと借りられるグランピングを選んだ。
インドアでの活動を好む僕としては、かなり思い切ったチャレンジだった。

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世界株は堅調な1年で、今年はかなり投資信託を処分した。いつリーマンショック級の暴落が来ても買つけ資金は十分ある。
もちろんこのまま上がり続けるのも大歓迎。平和だ。

普段物を買わない僕にしては、たくさんの買い物をした1年だった。
くたびれていた普段着を処分し、ユニクロで一斉購入。気分一新だ。
自分のために今年買った一番高価な物はムートンの敷物でこれが10万円近くした。
革のソファーに座ると冬場は体が冷えるため、最初はソファの買い替えを検討したのだが、それなら高級な敷物のほうが安くて買うのも簡単だと妻が言い出し、なるほどと思った。
この敷物が実に快適ですばらしいのだが、息子たちもいたく気に入ったらしく、油断するとすぐにその席を取られてしまうのが問題といえば問題。

ちなみに僕が10万円もの買い物をすることは珍しい。
リタイアしてから6年たつが、一番高かったのは妻用の車、次が音大を目指す長男に買ったウッドベース、三番目は去年故障したエアコンの買い替えで、いずれもどうしても必要なものだ。
四番目が今回の敷物で、次となると……サングラスくらいか。遠近両用かつ僕は乱視もあるので3万円ほどした。
1万円以上で思いつくのはこんなところかで、未だにスマホも腕時計も持っていない。
物質的には相当質素な部類に入るのではなかろうか?

ジョギングや筋トレをし勉強しブログ記事を書き子供たちに勉強を教え夜になれば酒を飲み……で1年がすぎてしまった。
これはこれで悪くないのだが、やはり自分としては限界に挑戦したというような強い経験が欲しい。今年はコロナ禍もあり守りに入ってしまった。
「やりつくした」ではなく、なんとなく物足りなくて、体力が余っている感じ。
残りの人生が30年程度しかないことを考えると、これはあまりよくない。
しかし半面、大きな挑戦が見つからなかったのだから、仕方がないじゃないかという気もしている。アーリーリタイアの前も後も、全力で走り続けてきたので、こんな1年が必要だったのかもしれない。

というわけで来年は自分に活を入れ、何か大きなことに挑戦したいと思っている。
年老いた後、孫に自慢できるような武勇伝をさらにもう1つ。自分で自分を褒められるような、情熱をフルに傾けられる大仕事。
問題は、はたしてそういうものが見つけられるかどうか。というのも今までの6年間で以前からやりたかったことは概ねやりつくしてしまっているのだ。
アンテナを常に張り巡らせながらあせらずじっくり考えてみるつもりでいる。

何はともあれ、今年も終わり。
皆さん、よいお年を!



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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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