今年の株取引もそろそろ終了。日経平均は終わってみればボックス相場であった。
昨年末の日経平均株価が2万7444円だから、今はそれより数%高いところで推移している。
一方でアメリカ株は堅調でS&Pは20%以上の値上がり。現在も最高値圏で推移している。投資対象を国内に限定している投資家と海外に目を向けている投資家とではっきりと明暗をわけた1年となった。
ちなみに僕がもっている投資信託はほぼMSCIコクサイ1本。
アベノミクス初期には日本株比率を50%にまで引き上げたがその後少しずつ減らし、去年のはじめ、新型コロナ感染拡大時の暴落でゼロに引き下げた。近い将来、日本株が回復する未来がうまく描けなかった。
日本人としてはもちろん残念だが、投資においては的確な判断だったようだ。
好調な世界株式に背を押されるようにして、今年は人生で一番多くの株を売った。結果、現在の株式の比率は証券口座内で50%、全金融資産でみると35%くらい。そろそろ緩和バブルも終わるはずだし、その場合リーマンショックのようなクラッシュになる可能性もあると考え、少しずつ株のポジションを減らしてきた。
相場をみながらの売買はせず、持ちっぱなしのほうが結果としては利益が出やすいという主張も多いし、言っている意味もわかるのだが、僕の場合、今はほとんど収入がないので、こういうときにある程度キャッシュをつくっておかないと、暴落時に買い付けができない。
自分の資産額がしぼんでいくのを打つ手もなく見守るのはかなりのストレスになるだろうから、株高局面ではある程度のキャッシュをつくることにしている。安心が買えるなら、たとえ持ちっぱなしよりも利益が減る結果になったとしても、それはそれでかまわない。
ちなみに僕が株式買い付けの目安にしているのは、最高値から10-20パーセントほど下落してから。あるいは、最高値を1年間更新できなかったら。
そこからは最長2年くらいかけて、ドルコスト平均法で拾っていくことにしている。
その辺は、概ね自著”"幸せの確率 あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ"”に記した「私の投資方針」のままとなっている。
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来年はどんな年になるのだろう?
とくに予想することもないが、僕の現在の株:キャッシュ比率だと、「上がってもよし、下がってもよし」だ。
今年の高値を更新するようなことがあれば、少し売る。下落局面が訪れれば少しずつ買う。一喜一憂する必要はまるでない。
ということで今日の記事はお終い。
ぜんぜん面白くない記事だったかもしれないが、投資なんて面白くないくらいのほうがいいと僕は考えている。
特に株式を分散してもっていれば、狼狽でもしない限り負けようがない。狼狽するような状況をつくらないことが重要なのだ。
来年も退屈な気持ちで相場を見守りたいと思っている。
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