豪華な生活を実際に経験したからこそ断言できる。金で買える幸せなんて、どうってことないからね!


以前書いた記事の中で、読者の方から矛盾点を指摘されたことがある。
「クラブのお姉さんと朝まで梯子酒をしたりしていた」
と言っておきながら、違う日のブログでは、
「金がもったいないからクラブは好きじゃなかった」
と書いていた……らしい。
それにしても、しっかりと読んでくださっている人がいるものだ。
ありがたや。

さて、説明をすれば簡単な話で、クラブ遊びをしたのは開業医になったばかりの時の話。
ありがたいことにクリニックは急激に患者数が伸び、それに伴って収入も増えた。となれば、何かに使いたくなる。
(これだけの激務をこなしながら、娯楽がないんじゃつまらない。僕には収入に見合った遊びをする権利があるはずだ)と当時は思った。
ただし忙しすぎて、スポーツや音楽といった能動的趣味を始める余裕はない。そして高級な料理や酒には、どうも触手が動かない。というのも僕はその手のウンチクが苦手で、生理的に受け付けないのだ。大の男同士でグルメ談義をしているのを聞くと、鳥肌が立ってくる。
代々料理人がいるような家庭の出ではないのなら、味について語る資格はないと書いたのは野坂昭如だっけ?
僕も感覚的にはそれに近くて、出されたものを文句なくいただく。もしおいしくなければ、それは十分に空腹でなかった自分が悪い。例えば、
「このトロ、固いなあ。もう2~3日寝かせて出せばいいのに」などというゴタクを聞くとサブイボがたつし、「文句があるなら自分で漁に出て捕ってこい!」と無茶のひとつも言いたくなってしまう。

話が逸れた。
そのようなわけで、ではどこでお金を使おうと考えた末にクラブ通いをするようになった。
酒は好きだし、きれいなお姉さまのお酌で飲む酒はうまいし、面倒くさいこともひとつもない。これだけ稼いでいるのだから、どうせならきれいな店で、なにより美しいグラスで飲みたいと単純に思った。
さらに当時、わりといいマンションを買い、高級車を買った。よく働き、大いに遊ぶ。これが世にいう幸せな生活・・・のはずだった。
しかしその辺りで僕は少しずつ、浪費が自分をさっぱり幸せにしていないことに気づきはじめる。「社会的に成功して、高級なものを消費する」という、一般的な幸福の方程式が自分にはどうもしっくりこない。
ほどほどに稼いで家族とゆっくり過ごす方が、よほど幸せなのではなかろうか? という疑問が湧いた。

そのような経験からアーリーリタイアを意識するようになり、そこからは急に節約家となった。子供が3人もいるのだから、それなりの資産を築かなければリタイアしたり仕事を減らしたりすることはできない。
そこでもうひとつの記事にあったような「クラブは高いからあまり行きたくない」と考える僕へと変化したというわけだ。
高級な消費活動が幸せに結びつかないのは、僕だけの話ではなく、一般的に当てはまることが研究によってわかってきていることを知ったのは、そこからさらに後の話。
欲望をエスカレートさせていくことは遺伝子を増幅させるために重要で、ここまで繁栄を続けてきた人類にももちろんそれは組み込まれているから、それが実際の幸福につながらないと気づくのは意外と難しい。
だから多くの人が「もっともっと」の罠、すなわち、「快楽のトレッドミル」にはまってしまう。踏み車を回し続けるハムスターのように、いつまでも満たされないままゴールのない道を突き進むというわけだ。
(なにかおかしいぞ)
早い段階でそう感じることができたのは、実にラッキーだったと思う。
高級車に乗ったり、高い店で飲んだりすることによって得られる幸福感は、持続時間がとても短い。だから、そんなものを目指さなくていい。
ほとんどの人にとって、ほどほどに働いて、心豊かに過ごすというライフスタイルのほうが幸福度が高そうだ。

両方の生活を経験した僕が言うのだから、信ぴょう性があると思ってもらっていいし、これは科学的に証明されつつある。
興味をもってもらえるようなら、ぜひ自著のいずれかを手に取ってもらいたい。






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ローストビーフ。自家製香味野菜のソースで。
お料理に興味のある方はこちらの記事をご参照ください。
【我が家お薦めのお手軽料理本】 ベスト3 ~ おいしくて簡単な本を厳選しました!

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内山 直

2016年、47歳でセミリタイア。地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で、遺伝が50%。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってきます!

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