天然児その2


昨日の次男のエピソードが好評だったのでもう一回。
7年前の院長ブログより転載。

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我が家の天然児、6歳の次男の話。
うちの息子達は3人とも空手を習っているのですが、今度、長男(小学校4年生)と次男が、外国人の前で空手の 「型」 を披露することになりました。その時、せっかくだから英語でスピーチもさせようということになり、私が原稿を書いてみました。
長男 “Hello, everyone.”
次男 “Hello, everyone.”
長男 “We are taking Karete lessons. So, let us show you the Karate form, Kata.”
そして型を演じた後、二人とも、“Thank you” と言って、終わり。
説明をすると、早速次男が異を唱えました。
「なんでこっちが、サンキューって言うの? 型を見せてあげるんだから、向こうがサンキューって言うんじゃないの?」
なるほど、子供らしい質問ですね。
「確かに見た人たちもサンキューって言ってくれるかもしれないけど、やった方も感謝の気持ちを表さなきゃ。やってあげる、じゃないくて、どうか見てください、そして見てくれてありがとうって思わなきゃだめだよ。そういう気持ちでやればよりいい演技になるし、自然とサンキューって言葉がでてくるはずだから」
私がそう説明すると、次男は素直に納得した様子。そこで次にセリフのほとんどを話すことになる、長男 (小学校4年生) の練習にうつりました。
ベネッセの教材で、多少は英語に馴染みのある長男。“We are taking Karete lessons.” のところは難なく言えるようになったのですが、それに続く “Let us show you” がなかなか覚えられません。直訳すると 「私たちに披露することを許可してくれ」 という英語独特の言い回しは、確かに初心者には覚えづらいのかもしれません。
そこで私が、
「文法とか一切気にしないで、そのまま丸暗記すればいいよ」
とアドバイスしました。「そうだな ・・・レタス醤油ってのはどう? そう言えばきっと、“Let us show you” って聞こえるはずだから」
考えもしなかったやり方に、長男は目を丸くしています。
「レタス醤油、ザ・空手・フォーム、これでいいの?」
「うん、それでOK!」
と私は太鼓判を押しました。実際のところ、ばっちり “Let us show you” と聞こえます。
長男がセリフを覚えたところで、予行練習。空手のレベルは全然たいしたことはありませんが (笑)、挨拶、実演、お礼の順に、問題なくやり通すことができました。
これでどうにかなりそうだな、とほっと一息ついたところで、次男が再び抗議の声を上げました。
「お兄ちゃんばっかりしゃべってて、ずるい!」
どうやら、自分のセリフが少ないのが不満な様子です。
「お兄ちゃんが言うのを聞いているだけだと簡単そうかもしれないけど、きちんと覚えるのは、なかなか大変なんだよ」
そう私がなだめても、次男は納得しません。それなら実際やってみなさいということで、次男にも試しにしゃべらせてみることにしました。
「じゃあ、いくよ。“Hello, everyone.”」 うん、ここはさっきもできたよね。
“We are taking Karete.” おっ、lesson は省略しちゃったみたいだけど、一応言えてるじゃない。
私の感心したような表情に気をよくしたのか、次男は自信に満ちた笑みを浮かべると、続けてこう言いました。

“so, キャベツ・醤油 the Karate !”
違う、違う! キャベツじゃなくて、レ・タ・ス! わざとボケたのなら我が息子ながら大したものだと思いますが、もちろん本人は大真面目。そうか、キャベツときたかあ。
というわけで、当然のことながら次男は不合格。本人は不本意な様子でしたが、やはりほとんどのパートは安定性に勝る長男にしゃべらせることになりました。

本番、うまくできるかな?

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後日談) これ、なぜか中止になっちゃったんですよね(理由は思い出せず)。
かなり練習したので、本当に残念でした。




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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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