コロナ禍転じて福となす? 今年は海岸を走ることが多かった。

僕の住むマンションは東に歩いて5分で川岸、南に30秒で大きな公園、西にしばらく行くと海、北に歩いて10分で飲み屋街という、なかなか恵まれたロケーションにある。
この街に住み始めてもう30年以上たつが、あまりに快適で他の土地に住もうという気にならない。
ジョギングは川岸が快適だ。芝生の上を走ってもいいが、その横には整備されたジョギングコースもある。
散歩や子供たちと遊ぶのには公園。遊具スペースの奥には芝が広がっており、ゴムボールで野球をする程度の広さはある。
飲みに出るときはてくてくと北上。
ただし西、すなわち海に向かって歩くことはなかった。歩いて行くにはちょっと遠いように思えたのだ。

ところがコロナ禍で川岸を走るのに厄介が生じた。それなりに人の通りがあり、感染流行期にはジョガーの間でもマスク着用率が高いのだ。
となればこちらもマスクをしなければ気が引けるが、マスクでのジョギングはあまり快適ではない。
そんなとき、海辺はどんな様子だろうとの考えが浮かんだ。
さっそく地図で最短コースを調べると、今まで海を見に行くときはいつも車だったため、大回りをしていたことがわかった。
歩きで路地を抜けるのなら、今まで感じていたほどの距離ではなさそうだ。実際に最短距離を走ったら10分で海岸についた。
なんだ、近いじゃないか。

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海岸沿いを北上。潮風が気持ちいい。
ほとんど人とすれ違うこともないから、マスクなしで息を切らしていても平気だ。
ある程度進んだところで、防砂林を通り抜けて東へ。

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そこそこ有名な神社がある。足を踏み入れるのは数十年ぶりだろうか?
懐かしいなあ。こんなにいい場所だったっけ。

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30年以上この町に住んで、海や神社の近さに気づかずにいたとは! 新たなるこの発見は、コロナ禍のお陰と言っていいだろう。
というわけで今年は川沿いよりこちらを走ることが多かった。
まだ実行していないが、夏は水着とTシャツで走り、ひと泳ぎして帰るなんていうのも楽しそうだ。
ビールも持って行こうかな?

セミリタイア生活に加わった新しい楽しみ。
新型コロナ流行で起こった、数少ない「よかったこと」のひとつかもしれない。




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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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