犯人のいない殺人事件?


Newton「パラドックス大図鑑」の紹介も今日で最終回。
今日はクイズ形式にはなっていないので、読み物として気楽に楽しんで欲しい(もちろん挑戦してもらってもかまわない)。

犯人のいない殺人事件?
A氏、B氏、C氏の3人が砂漠をさまよっている。あるところで3人は、それぞれ別の道を歩いていくことにした。
実はA氏とB氏はC氏のことをひどくうらんでおり、殺意を抱いていた。別れる前の晩、A氏はC氏の水筒にこっそり毒を入れておいた。また、B氏はC氏が砂漠の真ん中で水が飲めなくなって死ぬよう、C氏の水筒の底に穴をあけ、中身の水をもらしてしまった。このとき、B氏はA氏がC氏の水筒に毒を入れていたとは知らなかった。
3人が別れたあとしばらくして、C氏は水筒の中身が空になっていることに気づく。やがてC氏は乾きのために死んでしまう。
さて、ここで問題だ。A氏もB氏も、殺人を計画していたことはまちがいない。しかしC氏を殺害した「殺人犯」はいったい誰なのだろうか?
(中略)
C氏は水筒の水が飲めず、喉の渇きによって死亡した。水筒に毒を入れたA氏の行為は、C氏を殺した原因にはなっていない。なのでA氏は犯人とはいいきれない。
では水筒に穴を開けたB氏が犯人だろうか? しかし、B氏が水筒に穴を開けなければ、C氏は水筒の毒を飲んで、もっと早くに死亡していたはずだ。つまり、B氏はC氏の死を遅らせた張本人なのだ。
どちらも犯人でないとすると、C氏の殺人が行われたにもかかわらず、殺人犯がいないということになってしまう。





ちなみにこのパラドックスを提案したレイモンド・スマリヤン自身、結論は出せていないとのこと。
個人的には、
B氏は「そうとは知らぬ間にA氏が意図した殺人を防いだ後、自らがC氏を殺害した」わけだからB氏が犯人でいい気がするんだけど、皆さんの感想はいかがかな?



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最近妻がドハマリしているアイシングクッキー。器用だなあ。

お料理に興味のある方はこちらの記事をご参照ください。
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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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