眠れない夜、どうしてますか? 元医師である僕のお勧めは、ずばりヨガです!


不眠症の対処法は、「眠れないことを気にしない」の一言につきる、という文を読んだ記憶がある。
言いたいことはわからないでもないが、そんな無茶な、というのが最初の感想だった。次の日も忙しいことを考えればしっかり睡眠をとっておきたいから、寝つけなかったり夜中に目が覚めてしまえばどうしても気持ちがあせってしまう。
僕の場合、酒を嗜むのもあって寝つきはいいのだが、夜中に目が覚めてしまうことがある。もう一度眠れそうなときはもちろん目を閉じたままじっとしているが、完全に覚醒してしまい、ああ、これはダメだ、とわかることもある。
そういう時、ストレスでパンパンだった現役時代は、翌朝に残らないよう、作用時間がもっとも短い睡眠薬をストレートのウイスキーで流しこんで無理やり眠りに戻っていた(もちろん、いいことではない)。
そしてアーリーリタイア後、とある偶然から僕はヨガを始めることになった。
やっているうちに、夜中に目が覚めた時など、これがちょうどいいことに気づいた。あまり力を使わない柔軟体操に近いようなマイルドなポーズを、呼吸に気をつけながらゆっくりととる。すると2~30分で眠くなってくるのだ。
夜中に目が覚めてしまうという場合には、日常の緊張により交感神経が優位になっていることが多い。ヨガのポーズをとることによって自律神経が整えられる。
睡眠時間は足りていない状態なのだから、それによって、再び眠気が訪れるのだろう。
ヨガの最後には、ほぼすべての流派でシャヴァーサナというポーズをとる。日本語に訳すと、「死体のポーズ」。仰向けになって横になり、全身の力を抜く。
他のポーズは最後のシャヴァーサナのための準備に過ぎないという意見の指導者もいるくらい重要なポーズだ。
いくつか簡単なポーズをとり、眠気がきたらベッドに戻ってシャヴァーサナを行うと、あっという間に眠れる。睡眠薬もウイスキーも使わないから体によく、翌朝の目覚めも快適だ(ただし本来のシャヴァーサナは眠るためのものではないので、念のため)。
この方法はアーリーリタイアならではのものではない。
忙しい人でも、いや忙しい人こそ使えるはずだ。
不眠に悩んでいたり自律神経の調節がうまくいかずに悩んでいる人には、本当に基本的なものでいいのでヨガをおすすめする。不定愁訴に限って言えば、医者にかかるよりよほどいい。
医者の僕が言うのだから、信ぴょう性はあるはずだ。


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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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