あがり症の人は「不安の内容を書き出すだけでパフォーマンスが上がる」と聞いて実験してみた。


池谷裕二著「寝る脳は風邪をひかない(扶桑社)」を紹介してきたが、今日が最終回。


タイトルは「あがり症の人は不安を書き出すこと」。

あがり症の人にとって朗報となる研究が、2011年1月の『サイエンス』誌に掲載されました。シカゴ大学のベイロック博士の論文です。
(中略)
ベイロック博士は、「高等学校の生徒106名に対して、期末試験でこの事実を確認しました。テスト直前に10分の時間を与え、次の試験科目のどの部分がどう不安に感じているのかを具体的に書き出してもらいます。すると緊張感がほぐれ、10%ほど点数が向上しました。
試験に関係ないことを書くのでは効果がなかったことから、気持ちを素直に吐き出すことが重要であることがわかります。
なお、堂々として緊張しないタイプの生徒では、書いても成績は変わらなかったとのことです。


「テスト直前に10分間」とのことだから、その後不安な部分を見直したというわけではない。なぜ不安を書き出すだけで成績が上がるのか?
考えうる整合性のある説明は、「漠然とした不安」より「整理された不安」のほうが御しやすいということになりそうだ。自分が重要な場面にいると想像した上で両方の状況を比較してみると、なんとなくわかる気はする。
さっそく息子たちの中で唯一あがり症の次男に、とあるイベントの前にやらせてみて、終わった後に種明かしをしたところ、
「たしかにいつもより出来がよかった!」
と驚いていた。なるほど、これは使えそうだ。

あがり症の方、家族や友人にあがり症で損をしている人がいる方は、是非ご活用を。



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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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