ユダヤのことわざ “他人を幸福にするのは、香水をふりかけるようなものだ。 ふりかけるとき、自分にも数滴はかかる”


「4週間で幸せになる方法」という本を出しているのもあり、本ブログでは幸福に関する名言を紹介している。
皆さんは読むことによって幸せになるだけではなく、ちょっとした雑学も身につくことになる。もし気に入ったものがあったら、何かの折に友人にも披露して、ぜひ周囲も幸せにしてあげてほしい。


今日は、ユダヤのことわざ。

他人を幸福にするのは香水をふりかけるようなものだ。 ふりかけるとき自分にも数滴はかかる。

このことわざは肯定しかねる。自分も幸せになる、という点を否定したいのではない。
その逆で「たった数敵ということはないだろう」と言いたいのだ。
たとえばガンディーによるこんな言葉。

報いを求めない奉仕はひとを幸福にするだけでなく、わたしたち自身をも幸福にする

もしこれが、

わたしたち自身をも少しは幸福にする

だったら台なしではないか。

幸福学の研究でお金は自分のために使うよりも、人のために使った方が幸福度が高まることがわかっている。
ついでに自分も少しは幸せになる、ではなく、自分のほうこそ幸せになる、と考えるのが妥当だろう。
さらに加えると、
「そもそも香水って数滴で十分で、それ以上かけちゃダメなんじゃない?」
という疑問も残る。

古代ユダヤの香水事情ってどんな具合だったんだろうなあ? と思いを馳せて、今日の記事はおしまい。



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ケバブライス(ラム)。

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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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