結婚して20年


今日5月5日は、僕ら夫婦にとって結婚記念日にあたる。
とくに記念日に執着のない僕らだから、特別なことはせずにやり過ごすことが多いのだが、今年はちょっと意味合いが違う。
というのもちょうど結婚20周年にあたるのだ。

今が53歳だから、結婚したのは33歳と逆算できる(逆算しないと思い出せない)。
医学部を卒業し、2年間の研修医期間を終えた後、大学院でもう4年。この頃は忙しいのに加え大して収入もなく、結婚どころではなかった。
しかし大学院を卒業後約半年で妻と知り合い、その半年後には結婚を決めたのだから、今考えればかなり効率のいい間合いだったようにも思える。

知り合ったのは深夜、バーのカウンター。
僕が宴会帰りにひとりで寄って飲んでいるところに、妻が仕事関係の知人男性とやってきて、隣に座った。
彼女の知人というのがたまたま僕の友人だったため、自然と一緒に飲むような流れに。
話は弾み、楽しいひとときではあったが、特に連絡先も聞かなかったので、もう会うこともないだろうと思った(友人が狙っている可能性を考え、連絡先を聞くのははばかられた)。
しかしその後いろいろあって、2~3か月で再会することになる。
人の縁というのは不思議なものだとつくづく思う。

20年という期間のもつ重みはいかばかりか。
大学入学と同時に実家を出たから、親と一緒に暮らしたのが18年間。
その後のひとり暮らしが15年間。
開業医として働いたのが13年間。
現在のFIRE生活が7年間。
結婚生活より長いものがもはやあまりみつからない。いつの間にかそんな月日が流れた。

妻に感謝すべきことは多々ある結婚生活だが、感謝と考えてまっさきに思いつくのは僕が「仕事を辞め、金銭的な楽しみより時間を重視した人生を選びたい」と相談したときに、すぐに賛成してくれたこと。
自著「幸せの確率」にも書いたが、妻の説得がFIREの一番のハードルになると予想していたので、ふたつ返事で了承をえたのは驚きだった。
妻の協力なしで今のリタイア生活が成り立たないことは言うまでもない。

とりとめのない文章になったが、というわけで結婚20周年。
日々の暮らしにたいした興奮はないし、今後も歓喜などとは無縁でいいから、できるだけ平穏な日々が続いてほしいとだけ願っている。

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妻作、子供の日のアイシングクッキー。

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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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