自分が素晴らしい時を過ごしている状況を想像するだけで、実際にそのような人間になれるって本当 !?


昨日に引き続き、友原章典著「実践 幸福学ー科学はいかに幸せを証明するか(NHK出版新書)」から。


今日は「アファメーション」と呼ばれる方法を紹介する。(p122~)

思考は、過去の経験の産物です。私たちの実体験が、どのように考えるかに影響しています。ただ、現実世界における経験だけがすべてではありません。想像による疑似経験でも、記憶に刷り込まれていきます。このため、想像力を働かせて、特定のイメージを思い描く作業を繰り返すと、やがて思考に影響を与えるようになります。
(中略)
やり方はいたってシンプルです。たとえば、私は魅力的で人を引き付けると唱えながら、楽しい会食の様子を思い浮かべます。この時、想像の中で体感することを、豊かな感情で表してみましょう。私は、喜びに満ち溢れるだけでなく、本当に素敵な仲間に囲まれ、感謝に溢れた会食の時間を過ごしています。私は本当に幸せです、といった感じです。
アファメーションで思考の癖を変えると、ネガティブな感情を抑えるだけではなく、なりたい自分に一歩近づくとされています。自分について無意識に信じていることが、現実の出来事にかなり影響を与えるからです。実際、幸運な人は、自分は運がよいという言葉を、自分に言い聞かせる傾向があります。よい気分でいれば、いろいろなことがうまく運ぶわけです。

僕ら人間は過去の言動や感情によって形作られている面がとても大きい。
楽しく、自己を肯定したくなるような経験、思考を積み重ねた人は総じて明るく、つらい過去が多い人は陰のあるタイプになりやすいことに異論のある人は多くはないだろう。
ちなみに仏教でいう「カルマ」は同様の内容を指しているのではと僕は勝手に捉えている。
そもそもの定義はというと……・

カルマとは(コトバンクより)
仏典などの日本語での解釈では「業」という意味合いで使われる。サンスクリット語では「行為」、または行為の結果として蓄積される「宿命」と訳される。カルマは「過去(世)での行為は、良い行為にせよ、悪い行為にせよ、いずれ必ず自分に返ってくる。」という因果応報の法則のことであり、インド占星術の土台であるヴェーダ哲学の根底に流れる思想である。

因果応報、宿命などと聞くと堅苦しいが、要はそれまでの積み重ねがその人自身の人格形成に多大な影響を与えているのだと考えれば単純だし、僕にはしっくりくる。
そしてアファメーションは本来、それまでの人生経験によって少しずつ、月日を重ねながらなされるはずの人格形成を、自分の想像力によって簡易に短期間で、いわば「でっち上げる」ということらしい。
善行や瞑想などによって、少しでもマシな人間になろうと日々精進している(つもりの)僕にとっては「そんなのアリ?」と眉をしかめたくなるような飛び道具だが、人間の脳はこの手のやり方によっていとも簡単にだまされるのは再三本ブログで書いて来たとおり。
なるほど、なかなかにスマートなやり方かもしれない。

ちなみにアファメーションは、

・ネガティブな感情を抑える。
・アファメーションは仕事や学業の能力を向上させる。
・慢性的なストレスが緩和される・
・身体的健康の効果もある。

といった効果があるとのこと。
とりあえずお風呂でくつろいでいる時や、ベッドで眠りに落ちるまでの間に試してみてもいいかもしれない。

明日もこの本からの紹介を続ける。






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昨日に引き続きケバブのテイクアウト。

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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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