“もっと人生を本当に楽しめるときがいつか訪れるだろう。 その時をあなたは心待ちにしなさい” ~ 幸せの名言


今日紹介するのはイギリスの詩人、ジョン・キーツ(1795年 - 1821年)の名言。

“もっと人生を本当に楽しめるときがいつか訪れるだろう。 その時をあなたは心待ちにしなさい。”

学者ではなく詩人の言うことだから、人をはっとさせる要素さえあれば別に真実である必要はないのだろうが、これはちょっとひどいと思う。
楽しめる日を心待ちにしながら日々を過ごしたら、本当の人生は指の間からすり抜けてしまう。この一瞬、一瞬こそが人生であり、それに集中し、楽しもうと意識する気持ちこそが肝心なはずだ。
ジョン・レノン(1940年 - 1980年)だって言っている。

“僕らが週末の予定を立てている間に人生は過ぎさっていってしまうんだよ。”

まったく、その通り。
週末を心待ちにして、今をなおざりにすべきではない。楽しめるときがくるのを口を開けてただ待つのではなく、日常に喜びをみつける態度こそが幸せを呼ぶのだ。
このことは近年、幸福学の研究においても実証されつつある。

ジョン・キーツはこんな言葉も残している。

“格言は人生がそれを例証するまでは格言ではない。”

ちなみにジョン・キーツは弱冠25歳で結核により、婚約者を残して夭折している。
残念ながら、彼の人生が自身の幸福論を例証する時間はなかったようだ。合掌。



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コック・オーヴァン。

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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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