ちなみにこの本は日本では最初は2011年に出版されたのだが、ビル・ゲイツが2018年、2020年と2度にわたり「読んでおくべき1冊」として推薦したことを機に、アップデート版として再刊行されたとのこと。プディコム,アンディ
イギリス保健医療委員会公認の臨床瞑想コンサルタント。元仏僧。大学在学中に僧を志しアジアに旅立つ。世界各地の寺院や僧院で修行を積んだのち、チベットの僧院で正式な仏僧となるが、2004年にイギリスに帰国。その後、瞑想普及のための団体“ヘッドスペース”を創設。「瞑想を誰にとっても身近なものにし、なるべく多くの人に瞑想にしたしんでもらいたい」との理念をもち活動に励んでいる。
「むしろ当然」と感じて頂けただろうか?瞑想はより具体的な目的にも利用されています。イギリスの国立医療技術評価機構(NICE)に使用を承認されて以来、瞑想(医療の用語ではマインドフルネス)は様々なストレス性症状の治療に用いられてきました。代表的な症状には、慢性不安、うつ病、怒り、依存、強迫行動、不眠、筋肉の緊張、性機能不全、月経前症候群(PMS)などが挙げられます。
(中略)
瞑想がこんなに幅広いメリットをもたらすことは、にわかには信じがたいかもしれません。けれども考えてみれば、心が関係する行動ならなんでも、瞑想によるメリットがあるのです。人生のすべては心を通じて経験されるのですから、人生における幸福感や充実感も、他者とのよい人限関係も、すべては心しだいです。だから、毎日何分かを費やして心のトレーニングやメンテナンスをするのはむしろ当然の常識でしょう。
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内山 直
作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。
「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。