我が家は以前から外食をほとんどしないかわりに、家での料理にはわりとお金を使う。年末年始はご馳走ずくしだった。
つまみのようなものが多いから、酒もすすむ……はずなのだが。以前はつまみと酒で、飽きることがなかった。酒量だって時間をかけて飲めば1升半くらいはいけた。
ところがこのところ、うまくペースがつかめなくなってしまった。
まず、つまみの濃い味に疲れてしまう。最初こそおいしく感じるものの、じきに舌が、そして胃が受けつけなくなってしまうのだ。
そして、すぐに酔ってしまう。ワイン1本をもてあますという体たらく。
酒も十分、つまみももういらないから、風呂にでも入ってさっさと寝ようか、となってしまう。
年をとったという理由も否定できない。でも、そう急に老化が進むとは思えない。
それよりもアーリーリタイアした影響が大きい気がする。
ストレスは人のもつ様々なセンサー機能の働きを鈍くし、その結果、暴飲暴食をもたらす。逆にストレスがないと体からの声に敏感になる。
塩分や脂分はもう十分だな、とか。
これ以上のアルコールはいらないな、とか。
アーリーリタイアしてストレスが減った分、無茶な飲み食いを体が自然に拒むようになったようだ。
妙にこざっぱりとした日々。よく飲みよく食べた過去の日々を思い返すと、一抹のさみしくもないわけではない。
でもやはり健康は大切だし、酒ならもう一生分飲んだから、あとは「ほどほど」でいいか、という気もしている。
ランキングに参加してます。ぜひ一票を。
更新の励みになります!
↓
にほんブログ村
数年前、僕が企画した宴会。なんと酒類はすべてとある富豪からの差し入れ!
リンク