最近ネットフリックスで観た映画―その2


半ば私的メモ。今月主にネットフリックスで観た映画の寸評を上げる。
子供とテレビで映画を観たいが、適当なものがわからないという人には、多少参考にしてもらえるかもしれない。

ソーシャル・ネットワーク ★★★★★
https://eiga.com/movie/55273/

世界最大のソーシャルネットワーキングサイト「Facebook」創設者マーク・ザッカーバーグの半生を、鬼才デビッド・フィンチャーが映画化。2003年、ハーバード大学に通う19歳のマークは、親友のエドゥアルドとともに学内の友人を増やすためのネットワーキング・サービスを開発する。そのサービスは瞬く間に他校でも評判となり、ファイル共有サイト「ナップスター」創設者のショーン・パーカーとの出会いを経て、社会現象を巻き起こすほどの巨大サイトへと急成長を遂げるが……。主演は「イカとクジラ」のジェシー・アイゼンバーグ。共演にジャスティン・ティンバーレイク、新スパイダーマンに抜擢されたアンドリュー・ガーフィルドら。

先月デビッド・フィンチャーにはまった流れで今月もひとつフィンチャー作品を観てみた。
下記はウィキペディアから。

78人の批評家がその年のベスト作品のひとつに挙げ、22人の批評家がベスト作品に挙げた。また、ナショナル・ボード・オブ・レビューでは、2010年の最優秀作品に選ばれた。第83回アカデミー賞では、作品賞、監督賞、アイゼンバーグの主演男優賞を含む8部門にノミネートされ、脚色賞、作曲賞、編集賞の3部門を受賞した。また、第68回ゴールデングローブ賞では、作品賞(ドラマ部門)、監督賞、脚本賞、作曲賞を受賞した。2016年には、海外の映画評論家117人によって、21世紀のベスト100の中で27位に選ばれた。

という無茶苦茶高評価な作品だけあってつまらないはずがなく、予想通りのおもしろさ。
特にエグいシーンもないので、IT産業に興味がある三男と一緒に観ても盛り上がるかな?
ザッカーバーグ氏はかなりひどい人物として描かれているが、本人は映画を観た後、(自身を演じた)アイゼンバーグの演技について
「なかなか良かった」
とコメントしたそうなので、作中の人物像と比べ「大人」な印象を受ける。この作品で描かれている頃より実際に年をとっているのだから当然か(笑)。
観ていない人はぜひ、のおすすめ。

さて、今月はまったのは「シックス・センス」で有名なシャマラン監督。
オールド ★★★★★
https://eiga.com/movie/95209/

「シックス・センス」「スプリット」のM・ナイト・シャマラン監督が、異常なスピードで時間が流れ、急速に年老いていくという不可解な現象に見舞われた一家の恐怖とサバイバルを描いたスリラー。人里離れた美しいビーチに、バカンスを過ごすためやってきた複数の家族。それぞれが楽しいひと時を過ごしていたが、そのうちのひとりの母親が、姿が見えなくなった息子を探しはじめた。ビーチにいるほかの家族にも、息子の行方を尋ねる母親。そんな彼女の前に、「僕はここにいるよ」と息子が姿を現す。しかし、6歳の少年だった息子は、少し目を離したすきに青年へと急成長していた。やがて彼らは、それぞれが急速に年老いていくことに気づく。ビーチにいた人々はすぐにその場を離れようとするが、なぜか意識を失ってしまうなど脱出することができず……。主人公一家の父親役をガエル・ガルシア・ベルナルが演じ、「ファントム・スレッド」のビッキー・クリーブス、「ジョジョ・ラビット」のトーマシン・マッケンジー、「ジュマンジ」シリーズのアレックス・ウルフらが共演する。

これは実におもしろかった。レーティングはGで息子たちともぎりぎり一緒に観れる感じ。
長男が寮から帰って来たら家族で観るつもり。

ヴィジット ★★★★★
https://eiga.com/movie/82414/

「シックス・センス」「サイン」のM・ナイト・シャマラン監督が、「パラノーマル・アクティビティ」「インシディアス」といった人気ホラー作品を手がけるプロデューサーのジェイソン・ブラムと初タッグを組んだスリラー。休暇を利用して祖父母の待つペンシルバニア州メインビルへとやってきた姉妹は、優しい祖父と料理上手な祖母に迎えられ、田舎町での穏やかな1週間を過ごすことに。祖父母からは、完璧な時間を過ごすためにも「楽しい時間を過ごすこと」「好きなものは遠慮なく食べること」「夜9時半以降は部屋から絶対に出ないこと」という3つの約束を守るように言い渡される。しかし、夜9時半を過ぎると家の中には異様な気配が漂い、不気味な物音が響き渡る。恐怖を覚えた2人は、開けてはいけないと言われた部屋のドアを開けてしまうが……。

オールド同様シャマラン作品。これも怖くて不気味で意外で実に楽しめた。
レーティングはGだけどこの手の映画に慣れていないうちの息子たちは恐怖で眠れなくなるかも。夏の肝試し替わりにちょうどいいかな?

ザ・インタープリター ★☆☆☆☆
https://eiga.com/movie/13525/

アフリカのマトボ共和国出身のシルビアは、現地のクー語の通訳として国連本部で働いている。ある日、彼女はマトボの大統領暗殺計画に関する会話を偶然聞いてしまう。それ以来、危険がつきまとう彼女の身を守るため、シークレットサービスが送り込まれる。そのうちの一人、ケラーはシルビアの言動に疑惑を持ちはじめ……。暴力の連鎖の悲劇を描いたポリティカル・サスペンス。

なんど見返ても途中で寝てしまう。映画が悪いんじゃない。めっきり酒に弱くなった僕が悪いのだ、きっと。
ニコール・キッドマンがきれいだった。感想、以上。

上記以外にはアンタッチャブル、グッドウィルハンティング、レインマンを再見し、いずれも楽しめた。
アンタッチャブルは息子とも楽しめそう。グッドウィルハンティングはちょっと難しいかな。
レインマンもやや難しいのに加え、軽い濡れ場があるので子供と見るには向かないようだ。

今月は残念ながら息子たちが学校行事、大会、試験などで忙しく、一緒に映画を観る機会はなし。
以上、小学校高学年~中学生の子供と見る映画を探している人へのプチ情報。ドラえもんを卒業したての年頃って、映画選びも難しいよね。

来月、子供たちが夏休みに入ったらいろいろ一緒に観たいなあ。




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内山 直

作家、医師、医学博士。
1968年新潟県新潟市に生まれる。新潟大学医学部卒業、同大学院修了。
2004年に独立し自分のクリニックを立ち上げ、「行列のできる診療所」として評判を呼ぶが、その後アーリーリタイアメントを決意。
2016年2月、クリニックを後輩医師に譲りFIRE生活を開始する。
地方都市でゆるゆると生息中。

「お金、地位、美貌」で得られる幸福はたったの10%で遺伝が50%とされています。
残りの40%に目を向ければ、幸せはすぐにやってくる!をキャッチフレーズに幸福の啓蒙活動を継続中。

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