今日はユダヤのことわざ。
“明日のことを心配しすぎてはいけない。今日これから起こることでさえ わからないのだから。”
まったくその通り。
明日の試験が心配なあまりボーっとして歩いて、車に轢かれてしまうなんてことも、可能性としてはある。
この理屈で言えば、数時間後のことを心配するのもナンセンス。僕らには、数分後に起こることだってわかっていないのだから。
心配するのはもうやめて、楽観的に生きよう。
アンケート調査をもとにした研究でも、楽観的な人のほうが総じて幸福度が高いことがわかっている。さらに健康状態もよく、寿命も長いそうだ。
また、楽観的な人は、様々な分野でその道のプロとして成功しているケースが多い。これは楽観主義のおかげで意欲的になり、より難しい目標に向けて挑戦し続けるためだと考えられている。
でも楽観的でいるのは、時としてむずかしい。生存のためには、あらゆる疫災に備えていたほうが有利なのは確かだから、悲観的でいることは種の保存にとってプラスに働く。
永い間繁栄を続けてきた人類には、そのような習性が遺伝子レベルでインプットされているようだ。
ではどうやったらその遺伝子プログラムに逆らって、楽観的になれるのか。
まずは、「楽観的であろう」と意識することが大切だ。そこに頓着しなければ、僕らの心は自然と悲観側に流されて行ってしまうのだから。
哲学者のアランも、「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである」と著書、「幸福論」の中で述べている。
未来を心配するのをやめ、僕らは「今」を生きるべきだ。僕らがコントロールできるのは、「今」この瞬間しかないのだから。
その他にも「楽観的」であるためにいい方法があるのだが、それはせっかくだから明日、別の名言とともに紹介したい。
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